NTTドコモ(以下、ドコモ)は17日に10.1インチタブレット「dtab d-01H」を発売した。dtabシリーズとしてはスペックも高く、サウンド性能も良く、魅力的なタブレットだ。また、「モバイルSuica」がついにSIMフリーのAndroidスマートフォンに対応した。
(1) ドコモ、dtab d-01H
ドコモは17日にdtabシリーズの新モデルとなるd-01Hを販売開始した。このd-01Hはディスプレイサイズが10.1インチで、解像度は1,920×1,200ドット、CPUはオクタコアのHiSilicon Kirin930(2.0GHz クアッド&1.5GHz クアッド)、メモリは2GB RAM、16GB ROMとそれなりのスペックをしている。
dtab d-01H
さらに、4スピーカーとharman/kardonの高音質化技術「Clari-fi」も導入されており、音にもこだわりを見せている。dtabといえばこれまではそれなりのスペックの安価なタブレットいうイメージだったと思うが、このd-01Hはメインタブレットして使っても大丈夫なほどの仕上がりを見せている。
(2) i-dio Phone
低価格のSIMフリースマートフォンを展開しているコヴィアから新たなスマートフォンが発表された。「i-dio Phone」という名称で、21日に発売となった。店頭想定価格は29,800円。
i-dio Phone
i-dio Phone最大の特徴は、来春からサービスの提供が始まる新しい放送サービス「i-dio」に対応していること。そのため、ワンセグアンテナのようなアンテナを搭載している。このi-dioはエフエム東京とV-Lowマルチメディア放送関係各社が手がける新しい放送サービスで、東京、大阪、福岡で来年3月にスタートする。
また、SIMフリー端末としては珍しくワンセグも視聴できる。FMラジオも利用可能だ。
(3) くるくるピ
デンソーセールスはスマートフォンをBluetooth経由で遠隔操作できる小型のリモコン「KKP(くるくるピ)」を発売した。この製品は円形のリモコンで、親指一本で各種操作ができることが特徴。ホーム、戻る、マルチタスク、エンター、ホイール、十字キーが用意されていて、すべて親指でコントロールできる。
KKP
また、Bluetooth 4.0(BLE)を利用することで省電力駆動が可能となっており、電池が約1年間も持つことも魅力だ。
(1) モバイルSuica
これまではスマートフォン向け「モバイルSuica」アプリは通信キャリアが販売する「おサイフケータイ」対応Androidスマートフォンでしか利用できなかったが、最新バージョンからSIMフリーのスマートフォンにも対応した。
Xperia J1 Compact、arrows M02、arros RM02、AQUOS SH-M02、AQUOS SH-RM02、AQUOS SH-M02-EVA02でモバイルSuicaを利用することができる。
ついにモバイルSuicaがSIMフリースマートフォンに対応しました。これはかなり大きな魅力だと思います。今後、他のサービスも続くかどうかが気になりますが、おそらく続くでしょう。それだけSIMフリースマートフォンと格安SIMサービスの市場が大きくなっているわけです。今後の各社のおサイフケータイ関連サービスの動きにも注目したいところです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!