Android Mに対応したMotorola製のスマートフォン「Moto G(第三世代)」がNTTコムストアで先行販売開始されている。また、ZTEがハイエンドのSIMフリースマートフォン「AXON mini」を発売した。KDDIは年明けに米ラスベガスで開催されるCESにおいて、ワイヤレス給電の新システムを公開する。
(1) Moto G(第三世代)
NTTレゾナントが運営する「NTTコムストア by gooSimseller」では21日よりMoto G(第三世代)の先行販売を開始した。メーカー希望小売価格は28,800円だが、同サイトでは「OCN モバイル ONE」のSIMカード付きで24,800円で販売している。
Moto G(第三世代)
Moto G(第三世代)はAndroid M(Android 6.0 Marshmallow)へのアップデートに対応しているため、1月に予定されているアップデートを導入することでAndroid 6.0を体験することができる。
スペックはミドルエンド向けだが、逆にオクタコア搭載機よりもバランスがいいかもしれない。
(2) ZTE AXON mini
ZTEジャパンは25日、AXON miniの販売を開始した。主要家電量販店や携帯ショップ、MVNO各社から販売される。希望小売価格は39,800円。
AXON mini
AXON miniは、miniと言いつつ5.2インチのディスプレイを搭載するので、実際には大型端末の一つだ。解像度はフルHDで、有機ELパネルを採用している。オクタコアCPU、3GB RAM、32GB ROMと基本スペックも高く、さらにはオーディオ専用デバイス「AKM4961」を搭載し、192kHz/32bitの楽曲データの再生に対応する。また、指紋認証、目の静脈認証、声紋認証に対応することも特徴の一つ。
(1) KDDIがOssiaと共同開発したワイヤレス給電システム
KDDIは1月に資本提携を行った米Ossia, Inc.(オシア)とともにワイヤレス給電技術「Cota」の開発を行っており、そのデモ機の展示を年明けに開催されるCESで行う。
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CotaではWi-Fiのように2.4Hz帯の周波数を使うため、受電側の機器が最大で10m程度離れていても大丈夫な上、途中に障害物があっても問題なく給電できるという、さらには複数台の機器に同時給電できることが大きな特徴となっている。
(1) mineoでパケットを分け合える「フリータンク」
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ケイ・オプティコムは17日より「mineo」において「フリータンク」というサービスを提供開始した。このサービスはmineoの全ユーザーを対象にパケットを分け合える機能。各自が余ったパケットを「フリータンク」に入れておくと、自分が足りなくなった時にその「フリータンク」からパケットをもらうことができる。
フリータンクへパケットを入れるのは毎月10GBまで大丈夫だが、もらうのは毎月1GBまでとなっている。
(1) 富士通が携帯電話事業を扱う子会社を設立へ
富士通は携帯電話事業を扱う100%子会社を設立することを以前から告知していたが、その会社名が明らかにされた。「富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社」という名称で、2016年2月1日付で設立される。発行株式は全て富士通が受けるため、100%子会社となる。
同じくPC事業も分社化され、「富士通クライアントコンピューティング株式会社」が設立される予定だ。
年内最後の更新となりますが、今年も1年間いろいろなニュースがありました。Android OSに限って言えば、劇的な変化をもたらす新機能はここのところ登場していませんが、確実なステップを重ね、完成度が高まってきているのは確かですし、テレビ、ウェアラブルと、Androidの幅も広がってきました。2016年は様々な製品をクロスする新たなサービスの登場や、魅力ある新機能の導入などを期待したいところです。また、面白いサービスやアプリの登場も楽しみですね。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!