先週のニュースまとめ : カシオ、Android Wear搭載スマートウォッチ発表【2015年12月26日 ~ 2016年1月8日】
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ソフトバンクは月間の高速データ量が1GBのプランを導入することを明らかにした。これにより、月々の通信費を5,000円以下に抑えることが可能になる。また、カシオ計算機は腕時計型のAndroid Wear「Smart Outdoor Watch」を発表した。「G-Shock」ブランドの同社ならではのタフさが魅力だ。
(1) ソフトバンク、月間1GBのプランを導入
ソフトバンクは4月以降に「スマ放題」「スマ放題ライト」向けのデータ定額パック「データ定額パック・小容量(1)」を導入することを明らかにした。料金は月額2,900円で、月々1GBまでの高速データ通信を行うことができる。1GBを超えた場合は月末まで最大128kbpsに制限される。
料金プラン表
この1GBプランの登場によって、スマートフォンを利用する際の最安構成プランの合計金額を下げることができる。「スマ放題ライト」と組み合わせた場合、「S!ベーシックパック」を含めて合計4,900円だ。より上のプランである「スマ放題」の場合でも合計5,900円だ。
(2) au、定額制の国際電話サービスを提供
KDDI、沖縄セルラーは3月より定額制の国際電話サービス「au国際通話定額」を提供する。このサービスは「カケホ」「スーパーカケホ」のユーザー向けだが、加入しているデータ定額パックの種類によって料金が異なる。
「データ定額5/8/10/13」の場合は月額980円、「データ定額2/3」の場合は月額1,480円となる。
「au国際通話定額」では、15分以内の通話であれば月間で50回まで国際電話をかけることができる。もちろん対象国・地域のみだが、定額で掛けられるのは大きな魅力だ。さらに、15分を超過した場合の通話料も国内通話と同じ30秒あたり20円。
(1) カシオ計算機、Smart Outdoor Watch
カシオ計算機は3月下旬をめどにAndroid Wear搭載スマートウォッチ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」を発売する。メーカー希望小売価格は70,000円。
WSD-F10。カラーは4色。
同社製品ならではのタフネスさが売りの一つで、米国国防総省の調達基準の試験を幾つかクリアしており、5気圧防水性能も持つ。落下、振動、湿度、太陽光照射、低温、高温など様々な点でタフさを持つ。
また、アウトドア向け製品としてサイクリング、トレッキング、釣りなどで役立つアプリが最初から入っている。さらに、フィットネス用途にも使えるよう、アクティビティの記録も可能だ。
(2) ファーウェイの新スマートフォン、タブレット、スマートウォッチ
スマートフォンの年間出荷台数が1億台を突破し、好調の中国ファーウェイが、米CESで幾つかの新製品を発表した。フラッグシップスマートフォン「HUAWEI Mate 8」、「Nexus 6P」の新色ゴールド、タブレット「MediaPad M2 10.0」、スマートウォッチ「HUAWEI Watch」の派生モデルだ。
Mate 8
MediaPad M2 10.0
Mate 8は6インチのフルHDディスプレイを搭載するスマートフォンで、3GBもしくは4GBメモリを搭載するハイエンド端末。Nexus 6Pのゴールドは日本では販売済みだが、グローバルではこれから。MediaPad M2 10.0は約10.1インチのディスプレイを搭載するタブレット。
スマートウォッチはHUAWEI Watch JewelとElegantで、どちらも女性ユーザーをターゲットとしている。高級感漂うデザインで、価格はJewelが599ドル、Elegantが499ドルと、スマートウォッチとしては高額の部類に入る。
左がJewel、右がElegant
(3) グンゼ、衣料型ウェアラブル
肌着などの下着で知られるグンゼがその技術を生かした衣料型のウェアラブル製品を開発した。協力しているのはNECで、着るだけで自分の姿勢や消費カロリー、心拍数などの生体情報を収集することができるため、自分の体の状態を把握し、よりより状態への改善に役立てることができる。
衣料型のウェアラブル製品のイメージ
こうした衣料型のウェアラブル製品は他社も開発しているが、多くはスポーツウェアなど、上に羽織るものだったり、よりゴツい印象のものだ。グンゼの場合は肌着感覚で着られる点が大きな特徴で、導電性の繊維をインナーに加工している。センサーや配線も柔軟性を持って曲がるので、着心地を損なうこともない、という。
新年明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。新年が明けると、毎年恒例の家電ショー「CES」が米ラスベガスで開催されます。今年のCESでも色々な発表がありましたが、世界中のITメディアの話題をさらうようなビッグインパクトはなかったように思います。しかし、自動車関連サービスや技術は以前よりも増えてきましたね。将来的には自動車にもAndroid AutoやAppleのCar Playが搭載される事例が増えてきます。そういう時代の本格的スタートが2016年・2017年なので、今後はスマートフォンだけでなく自動車業界でもAndroidやiOSの話が出てくる機会が増えそうです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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