ASUS JAPAN(以下、ASUS)は光学3倍ズームのレンズユニットを搭載したスマートフォン「ZenFone Zoom」を発表した。また、ファーウェイはコストパフォーマンスに優れたミドルエンド端末「GR5」を発表した。ソネットからは月額0円の格安SIMカード「0 SIM」が販売開始となった。
(1) ASUS ZenFone Zoom
今度のZenFoneは「ZenFone Zoom」。光学3倍ズーム、光学手ブレ補正、デュアルLEDカラーフラッシュ、レーザーオートフォーカスを搭載と、メインカメラを強化したスマートフォンで、2月5日より順次販売開始となる。
ZenFone Zoomのカラーバリエーションは2色。
CPUはIntel Atomで、モデルによってZ3590かZ3580で異なる。メモリは全てのモデルで4GBと共通。ストレージ容量は32GB、64GB、128GBのいずれかだ。
デザイン面ではZenFoneシリーズ初となるメタルフレームを採用し、高級感を出している。また、ストラップホールを採用したことで、落下防止に繋がる。
ストラップも付けられる。
(2) ファーウェイ、GR5
昨年、日本市場にSIMフリー端末をいくつか投入したファーウェイが、新たな機種「GR5」を2月12日にリリースする。市場推定価格34,800円でハイエンドクラスにそれほど劣らないスペックを持つコストパフォーマンスの良さが最大の特徴。
GR5
約5.5インチのフルHD液晶、オクタコアCPU、2GB RAM、16GB ROM、3,000mAhのバッテリーを搭載する。メモリがやや少ないが、それでも十分以上のスペックだ。LTEでは下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsに対応する。
さらに、指紋認証センサーも搭載している。
(1) ソネット、0 SIM
ソネットは1月26日、月額0円からのSIMカード「0 SIM」の販売を開始した。月間500MBまでの高速データ通信なら無料でできる。500MBを超過した場合は、100MBごとに100円が追加で発生する。しかし、上限が設けられており、1,600円加算で止まる。最大5GBまでは1,600円の加算で使うことができる。5GB超過後は速度制限がかかる。
0 SIM
0 SIMはデータ通信専用プランの他に音声通話プラン、SMSプランも利用可能だ。SMSはプラス150円、音声通話はプラス700円だ。
注意すべき点は、3ヶ月間データ通信を使わなかった場合には自動解約となってしまうことだ。
(2) docomo Wi-Fiが都営地下鉄の車両内で利用可能へ
2月5日より順次、都営地下鉄の車両内で「docomo Wi-Fi」が利用可能となる。都営浅草線の一部の車両からスタートし、2020年までに都営地下鉄全線・全車両に拡大する予定。走行中の車両内でもdocomo Wi-Fiを利用できるようになると、動画配信サービスの利用などもLTEのデータ量を気にせず、気軽に行えるようになる。
(3) Pepperだらけの携帯ショップ
ショップイメージ
ソフトバンクとソフトバンクロボティクスは3月28日から4月3日までの期間限定で、「Pepperだらけの携帯ショップ」をオープンする。名称通り、ロボットの「Pepper」だらけのショップとなり、呼び込みから受付、ヒアリング、商品紹介、契約業務等、全ての業務をPepperが複数台で応対する。一部人間のスタッフがサポートするとのことだが、ほとんどの業務をロボットがこなすショップは世界初だ。
場所は東京都港区南青山5-1-25で、営業は正午から。
ASUSとファーウェイが日本のSIMフリー市場で好調みたいですね。ZenFone Zoomは携帯電話市場に久しぶりに登場する光学ズーム搭載機ですし、ファーウェイのGR5はコストパフォーマンスに優れています。また、富士通のarrows M02なども良い機種ですし、SIMフリー市場は安くて良い端末が揃ってきました。そして0 SIMの登場です。
携帯電話市場が2016年は大きな変化を迎えることになりそうです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!