関数電卓 Panecal:普通の計算機からプロのお供まで。関数計算もできる高機能電卓アプリ

『関数電卓 Panecal』はその名の通り、関数計算のできる電卓アプリ。設定も細かくいじれる高い機能性から、数学を勉強する学生や技術系の仕事に従事する人のお供として高い評価を得ています。もちろん日常的な計算機としても優秀。この記事では、遠い昔に数学IIをやったきりで関数とは何だったかいまいち思い出せない筆者が、実際に触ってみた印象を報告します。

【アプリの特徴】

洗練されたデザインと大きな文字で使い心地は抜群

起動してまず印象的なのが、画面の美しさ。黒を基調としたデザインは洗練されていて落ち着けるし、飽きが来にくそうです。各キーや入力した数式の表示も大きくて見やすく、これだけでマイ電卓アプリとして選びたくなる魅力を持っています。

数式はコピー&ペースト対応

よく見る計算機はたとえば「1+2」と入力した時点で自動で計算して「3」と表示されますが、『関数電卓 Panecal』では「=」を入力するまでは計算せず、入力した通りの数式が表示されます。たしかに高度な計算だといちいち計算してたら大変ですものね。高度な計算でなくともたとえば長い計算の時などは、入力した内容を目で確認してから答えを出せるので、確認のための再計算の手間が省けそうです。ちなみに数式はコピー&ペーストにも対応しているので、そもそもの入力の手間を省くこともできます。

各キーの上部や右上に表示されている黄色い文字は黄色いAltキーを押しながら該当キーを押せば反映可能。見覚えはありつつ意味を思い出せないものばかりで頭が痛くなりましたが、意味がわかっていた学生当時にこの電卓があれば、解答のわからない問題も解答がわかって勉強しやすくなると喜んだことでしょう。とはいえ、実際に解かず出てきた答えを書き写すだけでは力がつきませんが。

設定項目でカスタマイズも可能

また、MENUからは電卓アプリのマニュアル確認や設定変更が可能。キーの行間などデザイン的な設定項目もあり、アプリの特徴をよく知り、さらに自分好みに調整すれば、手放せない電卓アプリになりそうです。