先週のニュースまとめ :3キャリアの通信方式に対応したSIMフリースマホMode1登場【2016年4月16日 ~ 2016年4月22日】

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平成28年熊本地震の被災地のユーザー向けにNTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI(au)、ソフトバンクの3社は4月末まで月間データ量の上限を撤廃することを明らかにした。必要に応じて5月以降も継続される可能性もあるかもしれないが、ひとまず4月末までは対象者は速度制限無しで高速データ通信を使うことができる。

新製品

(1) Mode1(MD-01P)

ピーアップはドコモ、au、ソフトバンクの通信方式に対応したSIMフリーのスマートフォン「Mode1」(MD-01P)の販売を開始した。価格は32,800円(税抜き)。

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Mode1の最大の特徴は3社のネットワークに対応していること。そのため、使えるSIMカード/通信サービスの選択肢が多い。また、FMラジオ機能を搭載していることや、ノイズキャンセラー機能も特徴。それ以外ではオーソドックスなAndroid端末で、プリインストールアプリもできるだけ減らし、ユーザー自身でカスタマイズしやすい端末となっている。

(2) カシオ計算機EDIFICE EQB-600D

カシオ計算機は19日、高機能腕時計「EDIFICE」シリーズの新商品「EQB-600D」を発表した。発売日は5月14日の予定でメーカー希望小売価格は50,000円。

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EQB-600Dの大きな特徴は、スマートフォンリンク機能で精度の高い新開発の時刻取得システム「Accurate Time System」を利用できること。スマートフォン向けアプリ「CASIO WATCH+」に実装され、タイムサーバーに接続し、現在位置における精度の高い時刻を取得することができる。

また、地球をイメージしたドーム型の立体インダイヤル「3D Global Dial」を採用した点も特徴の一つ。ワールドタイム機能を目で見て楽しむことができる。

(3) GigSky

フロンティアファクトリーは22日、世界90カ国以上のエリアで使うことができるSIMカード「GigSky」のLTE対応モデルを販売開始した。GigSkyはプリペイド式の通信サービスを利用できるSIMカードで、1枚のカードで複数の国と地域で利用できる手軽さと料金の安さが特徴だが、従来はLTEには非対応のモデルしかなかった。しかし、新たLTE対応モデルが登場したことで、より便利なSIMカード/通信サービスとなった。

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パッケージ代は2,980円で、100MB分のデータ通信ができるコースが1回分無料でついてくる。また、SIMカードには脱着可能なアダプタがついてくるので、nano、micro、miniと3サイズに対応可能となっている。

通信会社

(1) 携帯3社による一時的な月間データ量の上限撤廃措置

平成28年熊本地震の影響で被災した方を対象に、携帯3社は少なくとも4月末までの間、各ユーザーが契約している料金プランで定められた月間データ量の上限を撤廃した。何GB使っても速度制限が掛からない。また、すでに追加データ量を購入した方についても、追加データ量の料金を無料にする。

ソフトバンクについてはSoftBankブランドとY!mobileブランド、どちらも対象だ。

また、対象者は、平成28年熊本地震の影響によって災害救助法が適用された地域に契約者住所または請求書送付先住所がある方。

(2) ユニバーサルサービス料の改定

ドコモ、KDDI、ソフトバンクは7月利用分以降のユニバーサルサービス料を改定すると発表した。現行の額は月額2円(税抜き)だが、7月利用分からは月額3円(税抜き)になる。税込みでは1.08円の値上げだ。

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ユニバーサルサービス料はユニバーサルサービスの維持に必要な費用を電話会社全体で負担する制度で、実際にはユーザーから徴収する。ユニバーサルサービスというのは、固定電話、公衆電話、緊急通報のことだ。

(3) U-mobileユーザー向けWi-Fiサービス「U-NEXT Wi-Fi」

MVNOサービス「U-mobile」を提供するU-NEXTは、U-mobileのユーザー向けに無料のWi-Fiサービス「U-NEXT Wi-Fi」を5月下旬以降に提供開始する予定だ。提供先ブランドで展開している「YAMADA SIM powered by U-mobile」のユーザーも利用できる。

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現時点ではU-NEXT Wi-Fiの利用可能エリアやスポット数などは明らかにされていないが、一部の駅や空港、カフェなどで利用できる見込み。

あとがき

U-NEXTがU-mobileのユーザー向けにWi-Fiサービスを提供することを明らかにしましたが、今後、格安SIM/通信サービスにおいて、Wi-Fiサービスの有無や利用可能エリアも一つのポイントになってくるかもしれませんね。格安SIMサービスの場合、ドコモやau、ソフトバンクなどインフラ提供元のサービスほどの速度が出にくいですし、データ量を抑えたプランにしている方も多いと思います。となると、駅やカフェなどでWi-Fiを使えるというのは、かなりありがたい話です。本体のサービスの場合、Wi-Fiに繋げなくてもLTEで十分速いですが、格安SIMではそうではないので、Wi-Fiサービスの価値も高くなってきます。今後の各社の動きにも注目したいところです。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!











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