Y!mobile(ワイモバイル(は6月上旬に京セラ製のスマートフォン「DIGNO E」を発売する。「DIGNO C」の後継機種で、防水防塵に加えて耐衝撃性能を持つことが特徴。また、クラウドストレージを本格活用したスマートフォン「Robin」が発表された。Ankerはスマートフォンを40回程度充電できる超大容量のポータブル電源を発表した。家庭用コンセント、4つのUSBポート、シガーソケットを搭載する。
新製品
(1) ワイモバイル向けDIGNO E
ワイモバイル向けスマートフォン新製品としてDIGNO Eが6月上旬以降に発売となる。京セラ製品はタフな設計を採用したものが多く、本製品も防水、防塵、耐衝撃性能を持っているので、アウトドアでも安心して使うことができる。さらに、手袋をした状態や、濡れた状態でもタッチ操作をできるタッチパネルを採用している。
ディスプレイは5インチHD液晶。
メモリは2GB RAM/8GB ROMと、特にROMが少ないので同時にインストールできるアプリ数には限りがあるものの、ゲームを複数タイトル同時に遊ぶような使い方をしなければ大丈夫だろう。
初心者向けに「かんたんビギナーホーム」を搭載することも特徴。
ケータイと同様の文字入力もできる
(2) クラウド活用スマートフォンRobin
ネクストビット・ジャパンはソフトバンクが運営するクラウドファンディングサービス「+Style」でクラウドストレージを本格活用したスマートフォンRobinを出品した。価格は39,980円で、ひとまず1,000台用意される。
このRobinは「クラウドファースト・スマートフォン」という言葉で紹介されているが、クラウドストレージを活用している点が大きな特徴。
写真やあまり使っていないアプリなどのデータを自動的にクラウドストレージにバックアップする仕組みを導入しているので、内蔵ストレージを効率的に使うことができるようになっている。しかも、バックアップしたデータは手軽な操作で内蔵ストレージに戻すことも可能。
→Robin製品ページ
(3) Anker PowerHouse
モバイルバッテリーの人気メーカーとなったAnkerから新たな製品が登場した。製品名はPowerHouseで、なんと434Wh(120,600mAh)と超大容量のバッテリーを搭載する。それでいて本体サイズは200×145×65mmで、重さは4.3kg。
価格は50,000円で、発売日は6月6日。
このPowerHouseには家庭用コンセント、4つのUSBポート、シガーソケットが用意されているので、PCやテレビなど一般の家電、自動車用の製品も使えるのが大きな特徴。USBポートはもちろん接続した機器に合う出力に自動調整する「PowerIQ」機能を搭載している。
非常時用の電源としても使えるので、地震などの災害時用に一台持っておくと便利かもしれない。
アプリ
(1) Twitterが仕様変更
Twitterは24日、仕様変更の予定を明らかにした。現時点ではまだ変更は行われていないが、今後、順次行われていく予定。今回の仕様変更はツイートの文字数に関わるものなので、かなり大きい。
一つのツイートの最大文字数は今後も140文字で変わりなしだが、カウント対象が変わる。返信ツイートにおける@ユーザー名、画像、動画、投票などの添加物がカウントされなくなる。
これによって、実質的により多くの文字を使ってのツイートが可能になる。
また、自分のツイートのリツイートや引用が可能になるので、手軽に自分のツイートを何度もつぶやくことができるようになる。
(2) 留守電をテキスト化する「スマート留守電」
ソースネクストは23日、留守番電話アプリ「スマート留守電」の提供を開始した。このアプリは月額課金の有料サービスで、Android版は月額290円(税抜)。
このサービスでは、留守番電話の録音メッセージをテキストに起こしてくれるので、留守電メッセージを聞きにくい状況下にあっても手軽にテキストで確認することができるようになっている。しかも、メールでテキストと音声ファイルを送ってくれるので、パソコンでもチェックできる。
→スマート留守電
通信業者
(1) ソフトバンクが長期契約者向け特典を用意
ソフトバンクは今秋より長期利用者向けの特典を提供する。最大で15,000円分のTポイントを貰うことができる。
対象は2年契約者で、データ定額パックやフラット型のパケット定額サービスに加入している方で、契約更新期間を迎えて以降もソフトバンクのサービスを継続利用する場合、特典を貰うことができる。
まずは契約更新期間の翌月に3,000円分のTポイントがプレゼントされる。さらに、毎月500円分のTポイントを2年間に渡ってプレゼントされるか、毎月利用料金から200円割引の特典を選ぶことができる。前者を選べば、3,000円分のTポイントと合わせて、15,000円分のTポイントを貰えることになる。
あとがき
AnkerからPowerHouseが発表され、予約受付が始まりました。私もUPS(無停電電源。要するにバッテリーです)を利用しています。私が住んでいる場所では東日本大震災後に計画停電があったので、当時はかなり役立ってくれました。ただ、私が所有しているUPSは容量が少なく、テレビやデスクトップPCを何時間も駆動させ続けることはできません。当時は主に照明に使っていました。
しかし、今回Ankerから登場するPowerHouseはサイズと容量のバランスが絶妙だと感じます。さすがに5万円もするのでホイホイとは買えませんが、手持ちのUPSのバッテリーが大幅にへたった時には最有力候補になりそうです。非常時用の電源は一台あると便利なのでオススメです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!