ファーウェイから低価格タブレット「MediaPad T2」シリーズ2機種が、ZTEからは低価格スマートフォン「BLADE V7 Lite」と「BLADE E01」が発表された。通信サービスでは北陸新幹線の高崎駅と安中榛名駅間のトンネル内で各社の携帯電話サービスが6月28日から利用可能になることが明らかにされた。また、マクドナルドが無料のWi-Fiサービスを提供することを明らかにした。
新製品
(1) ファーウェイ、MediaPad T2シリーズ
ファーウェイ・ジャパンは6月24日に「MediaPad T2 10.0 Pro」を、7月8日に「MediaPad T2 7.0 Pro」を発売すると発表した。両機種共に市場想定価格は24,980円(税抜)と比較的安価なタブレットとなる。それでいて両機種共、1,920×1,200ドットのディスプレイを搭載する点が大きな特徴。
(左がMediaPad T2 7.0 Proで右が10.0 Pro)
ディスプレイサイズは10..0 Proが10.1インチ、7.0 Proが7.0インチ。
7.0 Proには指紋認証センサーが搭載され、10.0 Proにはステレオスピーカーが搭載される。しかもサラウンドシステム「SWS 2.0」にも対応する。7.0 Proと10.0 Proでは想定用途が異なることからこのような違いがある。10.0 Proはエンターテインメント用途、7.0 Proはスマートフォンの延長として携帯して使うことを中心として考えていることが伺える。
主なスペックは下表のとおり。
(2) ZTE BLADE V7 LiteとBLADE E01
ZTEジャパンは15日、低価格のSIMフリースマートフォン2機種を発表した。「BLADE V7 Lite」と「BLADE E01」で、両機種共ディスプレイは5インチのHD液晶。市場想定価格はBLADE V7 Liteが21,800円(税抜)で、BLADE E01が14,800円。
(ZTE BLADE V7 Lite)
BLADE V7 LiteはAndroid 6.0、BLADE E01はAndroid 5.1搭載スマートフォンで、CPUは同じMT6735P(クアッドコア1GHz)。メモリは前者が2GB RAM、16GB ROMで、後者は1GB RAM、8GB ROM。
BLADE V7 Liteの方が若干グレードがいいので、指紋認証センサーやFMラジオなどを搭載している。
(ZTE BLADE E01)
通信サービス
(1) 北陸新幹線での携帯電話サービスのエリア整備
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクはJR東日本と共同で北陸新幹線でのエリア整備に取り組んでいるが、28日始発列車より高崎駅から安中榛名駅間のトンネル内で各社の携帯電話サービスが提供開始となる。
具体的には高浜トンネル、第一諏訪トンネル、第二諏訪トンネル、神戸トンネル、里見トンネルにおいて、携帯電話サービスが利用できるようになる。
(2) マクドナルドFREE Wi-Fi
日本マクドナルドは20日よりマクドナルド各店で無料のWi-Fiサービス「マクドナルドFREE Wi-Fi」の提供を開始する。まずは都内の約150店からとなるが、7月末までに約1,500店舗にまで拡大される予定。
マクドナルドFREE Wi-Fiを利用可能な店舗にはそれを示すステッカーが掲示されるので、それを参考にすればいい。
SSID「00_MCD-FREE-WiFi」に接続し、ブラウザを起動し、ログインすれば利用できる。ログインはメールアドレスもしくはTwitter、Facebook、Yahoo! JAPAN ID、Googleアカウントを使って行うことができる。
業界ニュース
(1) 銀座ソニービルがリニューアルへ
(銀座ソニーパークのイメージ図と模型)
ソニーは銀座ソニービルをリニューアルする計画「銀座ソニーパークプロジェクト」を発表した。銀座ソニービルは開業から50年が経過しているが、来年3月末で営業終了し、跡地は一旦「銀座ソニーパーク」になる。銀座ソニーパークは2018年から2020年の間、ソニーのイベントなどの開催地として活用され、2020年秋以降に新ビル建設が始まり、2022年秋に新しいソニービルの営業が開始となる。
(2) うさまるカフェが期間限定でオープン
LINEは7月7日以降、クリエイタースタンプで人気の「うさまる」をモチーフとしたスペシャルカフェ「うさまるカフェ」を東京・原宿、大阪、名古屋、福岡で期間限定でオープンする。
(オリジナルメニューやグッズ)
原宿店は7月7日、大阪店は7月27日、名古屋店は7月28日、福岡店は8月4日オープンで、それぞれ約1か月間の期間限定で営業する。
うさまるカフェではオリジナルメニューを楽しめるほか、オリジナルグッズの販売も行われる。詳しくはうさまるカフェの公式サイトで確認してほしい。
あとがき
銀座ソニービルがリニューアルされます。今の形での営業は来年3月末までなので、今の姿を記憶に残しておきたい方はそれまでの間に足を運ばれることをオススメします。今としてはビルの設計は古く感じられますし、階段もなかなか大変ですし、エレベーターも狭いですしトイレもですね。結局、リニューアルは必要なのかもしれませんが、無くなると残念とも感じます。とはいえ、今後の銀座ソニーパーク、そして2022年秋に登場する新銀座ソニービルがどのようなものとなるのか楽しみですね。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!