ASUS JAPANが脈拍の計測も可能なスマートウォッチ「VIvoWatch」を発売した。「ZenWatch 2」とは異なる特徴を持つ。また、ソフトバンクグループからニケシュ・アローラ氏が離脱することが明らかにされた。アローラ氏は孫正義氏の後継者候補だったが、今後も孫氏が継続してグループを率いていく。
新製品
(1) ASUS VivoWatch
ASUS JAPANは24日、スマートウォッチVivoWatchを発売した。実売価格は19,000円前後で、スマートフォンとの連携機能のほか、活動量計としても活用できる。例えば歩数、消費カロリー、移動距離、睡眠状態のほか、脈拍を計測することができる。
睡眠状態は3軸加速度センサーを使い、寝返りの回数も記録でき、それらから熟睡度を算出してくれる。
また、UVセンサーも搭載し、紫外線量を計測することもできる。
(2) UQ mobileにDIGNO L
UQコミュニケーションズ及び沖縄バリューイネイブラーは「UQ mobile」において新スマートフォン「DIGNO L」(京セラ製)を追加し、7月28日に発売する。DIGNO Lはボディ全体を泡ハンドソープで洗えてしまうことや、温水防水にも対応していることが大きな特徴。お風呂やキッチンで安心して使える上、汚れても綺麗に洗うことができる。
IPX5/8相当の防水、そして防塵、耐衝撃性能も持つ。
Android 5.1を搭載したスマートフォンで、おサイフケータイ、VoLTE、ワンセグにも対応する。
アプリ/コンテンツ
(1) LINE Creators Marketで動くスタンプの取扱い開始
ユーザーがLINEスタンプや着せ替えコンテンツを自作し、販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」において、「動くスタンプ」の取扱いが開始された。21日より販売及び購入が可能となっている。
動くスタンプ、すなわちアニメーションスタンプはまだまだ種類が少ないものの、今後はクリエイターズスタンプによって様々なものが登場しそうだ。
業界ニュース
(1) ソフトバンクからアローラ氏が離脱
ソフトバンクグループから7月1日付で代表取締役副社長ニケシュ・アローラ氏が同職から退き、顧問に就任することが明らかにされている。アローラ氏といえば、米Googleからソフトバンクグループに加入し、孫正義氏の後継者候補として、将来的に同グループを率いるものと見られてきた。
ところが、アローラ氏が今後数年でソフトバンクグループのトップに立つとの予測をする一方で、孫氏はまだしばらくは指揮をとり続ける意向を持っていることから、交代のタイミングにズレが生じ、それが理由となりアローラ氏が離脱することになった。
アローラ氏に代わり、同グループ副社長にはソフトバンク代表取締役社長兼CEOの宮内謙氏が就任する。
(2) セブン銀行ATMがスマートフォンでの入出金に対応へ
セブン銀行とじぶん銀行は来春より、じぶん銀行に口座を持つユーザー向けに、キャッシュカードを使わず、スマートフォンだけでセブン銀行のATMでの入出金を可能とするサービスを提供する。
アプリを起動し、ATMボタンを押し、出金選択をし、金額を入力するとカメラが起動する。カメラでセブン銀行ATMの画面に表示されたQRコードを撮影するとスマートフォンの画面に番号が表示されるので、それをATMで入力すれば出金できる。
まずはじぶん銀行からの対応だが、セブン銀行では他の銀行等に関しても対応していきたいとの意向を示している。
あとがき
セブン銀行とじぶん銀行がスマートフォンだけでATMでの入出金ができるサービスを来春より提供する予定です。まずはじぶん銀行からの対応ですが、将来的には他の提携銀行のユーザーも利用できるようになる見込みです。便利といえば便利な一方、スマートフォンに新たに大きな用途が加わることになり、紛失・盗難がより心配になる気もします。ですが、やはり便利といえば便利です。実際にどのようなサービスになるのか、来春の登場を期待して待ちたいところです。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!