先週のニュースまとめ :ソフトバンクとauから20GBで6000円、30GBで8000円のプランが登場!【2016年9月3日 ~ 2016年9月9日】
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ソフトバンクが5G技術の一つである「Massive MIMO」の導入と大容量低額のパケット定額サービス「ギガモンスター」の提供を発表した。追随する形でKDDI/沖縄セルラーも大容量定額プランを発表。LINEはMVNOサービス「LINEモバイル」の提供を開始した。
通信サービス
(1) ソフトバンク、Massive MIMO
ソフトバンクとWireless City Planningは16日から「Massive MIMO」の提供を開始する。Massive MIMOでは、大量のアンテナとビームフォーミングなどの技術を使って、各端末個別に電波を割り当てることで、繁華街や駅など、人の多い場所でも快適に通信できる。
今回の導入では、最大128本のアンテナを使って通信を行い、ビームフォーミングも活用する。対応端末はSoftBank 4G及びY!mobile 4Gに対応した機種。対応エリアは全国43都市100局からスタートし、順次拡大していく予定。
(2) ソフトバンク、ギガモンスター
ソフトバンクは13日より順次、新しいパケット定額プラン「ギガモンスター」の受付を開始する。ギアモンスターは、一月の高速データ通信量が20GBで月額6,000円の「データ定額 20GB」と、30GBで月額8,000円の「データ定額 30GB」、2つのプランが用意されている。
「スマ放題」「スマ放題ライト」と組み合わせることができ、20GBの場合でも全て合わせて月額8,000円でスマートフォンを利用できる。しかも、20GBあれば、動画配信サービスを長時間利用しても余るくらいなので、データ量の残量を日々気にせずに済む。
(3) au、スーパーデジラ
ソフトバンクがギガモンスターを発表した翌日、「スーパーデジラ」を発表した。スーパーデジラは月間のデータ量が20GBで月額6,000円の「データ定額20」と、30GBで月額8,000円の「データ定額30」の2プラン。
提供開始日は15日で、「スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)」「カケホ(電話カケ放題プラン)」と組み合わせることができる。
(4) 迷惑メール防止に関して各社で相互に情報提供
電気通信事業者協会とNTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンク、ウォルト・ディズニー・ジャパンは7日、迷惑メールの防止に向けて、通信各社の加入者が送信した迷惑メールに関する受信者の申告情報を相互に提供すると発表した。
迷惑メールの件名と本文、送信者のメールアドレス、送信日時、受信者のアドレスを各社が相互に情報提供する。
(5) LINEモバイル
LINEは5日よりMVNOサービス「LINEモバイル」を提供開始した。まずは2万契約限定での先行販売で、10月1日から本格提供する。回線インフラはNTTドコモで、全国のFOMA/Xiのエリアで利用できる。
料金プランはLINEの通話・トークが使い放題でそれ以外のデータ通信量が1GBつく「LINE フリー」と「コミュニケーションフリー」の2種類。後者には月間データ通信料別で4つのプランがある。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebookの主要機能に関するデータ通信が使い放題。
新製品
(1) Kobo Aura ONE
Rakuten Kobo Inc.は6日、電子書籍リーダー端末「Kobo Aura ONE」を日本を含む10か国で発売した。Kobo Aura ONEは7.8インチで解像度が1,872×1,404ドットのCarta E Ink HDを搭載する。IPX8相当の防水性能を持つことも魅力。
対応するフォーマットは下記の通り。
EPUB/PDF/JPEG/GIF/PNG/BMP/TIFF/HTML/CBZ/CBR/MOBI
あとがき
ついに現行プランよりも安価で大容量のデータ定額パックが登場します。大抵価格破壊的なプランはソフトバンクから始まりますが、auがすぐに追随し、NTTドコモも続くことが予想されます。今後はより大容量のデータ通信を必要とするサービスが増えるはずですから、こうした動きは予想されたものですが、20GBで6,000円は魅力的です。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!
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