先週のニュースまとめ :Andriod Autoがスマートフォン単体で利用可能に!U-NEXTと日本通信が協業【2016年11月5日 ~ 2016年11月11日】

クルマの中でスマートフォンをカーナビなどとして使う際に便利なアプリ「Android Auto」がスマートフォン単体で利用可能に。また、「GYAO!」でご当地テレビ29局76番組を無料配信開始した。KDDIはAndroid 7.0へのアップデート予定の製品リストを更新した。

サービス/アプリ

(1) Android Auto
グーグルは8日、自動車でAndroid端末をカーナビ等の用途で使う際に利用するアプリ「Android Auto」の最新バージョンをリリースし、スマートフォン単体でも使えるようにした。従来は対応車種・対応車載機器に接続しなければ利用できなかったが、スマートフォンのみでも利用できるようになったことで、全ての車種で使えるようになった。何らかの車載用ホルダーなどにスマートフォンを固定して使えばいいだろう。

また、対応OSはAndroid 5.0以降なので、古い機種を使っている方は利用できないかもしれないが、最近の機種であれば問題ない。ナビゲーション機能、音楽再生、メッセージングなどの機能をクルマ用のUIで利用できる。

(2) GYAO!
ヤフーとGYAOが共同運営する動画配信サービス「GYAO!」において、各地のご当地番組の配信が増えた。以前からご当地番組のいくつかを配信していたGYAO!だが、29局76番組が無料配信される。

アプリからの視聴も可能だが、今のところはウェブサイトからの方が番組を探しやすい。
GYAO!/ご当地テレビ特集ページ

通信事業者

(1) au、Android 7.0アップデート提供製品リスト

KDDIは今後Android 7.0へのアップデートを提供する予定の製品リストをアップデートした。新たに新機種2機種が追加され、現状では下記のようになっている。

・AQUOS SERIE SHV32
・AQUOS SERIE SHV34
・AQUOS U SHV35
・AQUOS U SHV37
・Galaxy S6 edge SCV31
・Galaxy A8 SCV32
・Galaxy S7 edge SCV33
・HTC 10 HTV32
・Qua phone PX
・Xperia Z4 SOV31
・Xperia Z5 SOV32
・Xperia X Performance SOV33
・Xperia XZ SOV34
・Xperia Z4 Tablet SOT31
・Qua tab PX
・Qua tab PZ

(2) U-mobileとb-mobile

U-NEXTと日本通信がMVNO事業において協業することが明らかになった。U-NEXTは「U-mobile」、日本通信は「b-mobile」を提供しているが、U-NEXTは顧客開拓に専念し、日本通信がプラットフォームの開発・提供に専念する。この分業体制によって、両社でMVNO市場でさらなる成長を目指す。

また、b-mobileに関しても両社での共同運営になる。

あとがき

U-NEXTと日本通信の協業が発表されました。格安SIMと呼ばれる市場は拡大が続き、両社の発表によれば、今や600以上の事業者が存在する激戦市場になっているということです。その中でU-mobileはシェアも高く、上位に位置していますが、この市場の開拓企業でもある日本通信のb-mobileは意外と苦戦しています。今後、両社が協業することでどのような変化が訪れるのか気になるところです。また、他社にも再編の動きが出てくるかもしれません。

GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!