ASUS JAPANが6.8インチのディスプレイを搭載した「ZenFone 3 Ultra」を発表。12月9日に発売する。また、クラウドファンディングサービス「Makuake」で切手サイズの小型軽量SSD「KITTE ストレージ」の先行販売がスタートした。面白いサービスとしては流星をリアルタイムで検知して楽しめる「流星放送局」が登場。
新製品
(1) ASUS ZenFone 3 Ultra
ASUS JAPANから「ZenFone 3」シリーズで最も大型のZenFone 3 Ultraの詳細が明らかにされた。9月に簡易発表はされていたが、今回詳細が明らかにされ、9日から販売開始となる。ディスプレイサイズは何と6.8インチ。解像度はフルHD。ボディサイズは約186.4×93.9×6.8mm、重さは約233g。
さすがに大型でそれなりに重いが、薄いので意外とそれほどかさばる感じはしない。
オクタコアCPU、4GBメモリ、32GBストレージ、「DTS HD Premium Sound」「DTS Headphone:X」対応、「TriTechオートフォーカス」採用のメインカメラ、指紋認証センサー搭載など、スペックや機能も十分。希望小売価格は59,800円。
(2) KITTE ストレージ
超小型・軽量・薄型のSSDが登場する。KITTE ストレージは「KITTE」と名付けられているように、切手サイズ。約35.5×46.5mm、厚さ2.2mm、重さ8gだ。インターフェースはUSB 3.0で、付属の専用ケーブルを使ってパソコンなどと接続できる。SSDなので読込速度/書込速度も速い。容量は128GB。
一般販売は2017年2月からの予定で、価格は9,990円。今回はMakuakeでの先行販売として特別価格の7,000円からとなっている。ただし、7,000円や8,000円のプランは数量限定で、それを超えた分は8,500円プランなどとなる。それでも一般販売価格より安いのでお得だ。
→Makuake/KITTE ストレージ製品ページ
サービス/アプリ
(1) 流星放送局
KDDIとBSジャパン、バスキュール、HAROiDの4社が協力してWebサービス「流星放送局」がオープンした。期間限定での提供で、期限は15日まで。このサービスはau以外のスマートフォンでも利用できるので要チェックだ。
流星放送局では国内上空に出現した流星をリアルタイムで知らせてくれ、さらには河口湖の星空のライブ映像をスマートフォンで楽しむこともできる。
そして、BSジャパンが関わっていることから分かるように、テレビ番組も用意されている。12月13日20時からBSジャパンで「流星放送局〜ふたご座流星群LIVE」が放送される。この番組では流星放送局との連動企画もある。
→流星放送局
(2) 富士フイルム「写プライズしよう。」
富士フイルムはLINE上の公式アカウント「写プライズしよう。」において新しいサービスを提供開始した。それはこのアカウントを介してLINE上で写真プリントを注文できる、というもの。
注文できるのは「写プライズBOX」と「コラージュプリント」の2種類で、前者はペーパークラフト製のギフトBOXとのセット。写真プリントは15種類のデザインテンプレートからデザインを選ぶことができるようになっている。
注文した写真は自宅での受け取りのほか、セブン-イレブンや写真屋で可能。
あとがき
久しぶりに大手メーカーから大型のスマートフォンが登場します。ZenFone 3 Ultraです。一昔前は「ファブレット」なんて言葉でも呼ばれていたジャンルの製品ですが、結局この言葉は流行りませんでしたね。スマートフォンとタブレット、2つの区別だけで十分ということですね。ZenFone 3 Ultraは大型のスマートフォンになりますが、普段タブレットとスマートフォンの2台持ちをしている方にはベストな選択肢になるかもしれません。これ1台でOKということも。
ただ、最近はさすがにここまでデカいスマートフォンはないので(※音声通話対応のタブレットを除き)、どれくらい売れるのか注目です。
GAPSISがお伝えしました。次回もお楽しみに!