Google:悪意のあるアプリからAndroidデバイスを保護するためには?

先日のニュースでもお伝えしましたが、グーグルプレイを騙るフィッシングサイトが蔓延しています。

特にスマホ限定利用でウィルスや悪意あるサイトへの免疫のないユーザーでしたら、知らずハマってひどい目にあう可能性も高いでしょう。

Googleでは、そのような被害に合わないように喚起しています。

「自分は大丈夫」と高をくくらずに以下の説明に目を通してみてください。

なお、ここで紹介するのはアプリに限ったことでサイトにまでは言及していませんので、その点お間違いのないように!

悪意あるアプリから実を守るためには?

Google は悪意のあるアプリの判定としてAndroidの機能であるアプリスキャン「Verify Apps」の重要性を説いています。

「Verify Appsてなに?」という人も多いかもしれませんが、これは日本語のAndroid環境では「アプリの確認」という名称の機能のことで、Google Play以外からアプリをインストールする際に悪意のあるコードが含まれているかなどをチェックして、不具合を起こす可能性のあるアプリを警告してくれます。

主に以下のようなシーンで機能し、あなたの個人情報を守ってくれます。

■バックドア:ハッカーが端末をリモートで制御して、ユーザーのデータに不正にアクセス。

■請求詐欺:SMS経由で「○○の請求について」というような利用者を不安に陥れて金銭を引き出す。

■スパイウェア:ユーザーの同意なく個人情報を集収して外部のサーバに流す。

■Hostile Downloads:有害なアプリやソフトウェアを勝手にダウンロードさせる。

■トロイの木馬 : 普通のアプリを偽装しながら好ましくない行動をする。

Googleでは、これらの悪意あるアプリへの排除に数年前から取り組んで、前述の「Verify Apps」というスキャン機能を Android に導入しています。

こちらはユーザー側での設定は不要で自動的に適用されます。
お、状況については「Google」→「セキュリティ」→「アプリの確認」で確認することができます。

野良アプリに注意!

上記した「悪意あるアプリ」の大部分はグーグルプレイを通さずにダウンロードすることができる「野良アプリ」からの感染経路が大部分を占めています。

「野良アプリ」の中には確かに公式にはない興味を惹かれるものも少なくはありませんが、それだけに当然リスクはつきもの。

「君子危うきに近寄らず」が一番でしょう。

全ては自己責任となりますので、怪しいものの利用については知識や対策がないのでしたら、基本スルーするのが一番です。

それでは、安全で健全なスマホライフを送ってください。

■ニュースソース
公式サイト