利用率の高い駅ナカの自販機。
スマートフォンの普及にあわせて決済方法も増えたことから、最近では現金での購入よりも電子マネーでの支払いのほうが主流のようです。
確かに急ぎで購入したいときにはお財布からお金を取り出して、お釣りが出てくるのを待つというのは、電車待ちの身としてはまどろっこしいことこの上なし。
それだけに電子マネー対応自販機の普及には頷けるところですが、今回はそこからさらに一歩進んだこれからの自販機利用法を促進するアプリ「acure pass」を紹介いたします。
「acure pass」とは?
「acure pass(アキュアパス)」とは、アプリで購入した商品を通勤や通学で利用する駅の自販機で受け取れる新しいサービスプラットフォームです。
同アプリは「イノベーション自販機」に対応しており、JR東日本首都圏の駅(東京駅、新宿駅、横浜駅、品川駅、池袋駅、大崎駅、上野駅、千葉駅、立川駅、渋谷駅、大宮駅、秋葉原駅など)約20箇所に順次設置されています。
使い方は簡単で、スマホアプリに表示されたQRコードを自販機にかざすだけで、ユーザーがアプリ内で保有している商品が自販機に浮かび上がり、その中からいま受け取りたい商品をタッチするだけで受け取りが可能です。
特筆すべきは「オーダーだけではなく、商品の『受け取り方』にまで新しい試みがなされている」ことにあり、今後は宅配などの分野においても活用されることも考えられますね。
今便利なだけではなく、今後にもつながるかもしれない同サービスの可能性とこれからの動向には要注目です。
■ニュースソース
公式サイト