先週のニュースまとめ :ソニーの社内ベンチャーからFES Watch U登場!LINEが新展開!【2017年6月10日 ~ 2017年6月16日】

ソニーの社内ベンチャーであるFashion Entertainmensから電子ペーパー採用スマートウォッチ「FES Watch U」が販売開始となりました。文字盤が表示されるメインディスプレイに加えて、バンド部分にまで電子ペーパーを採用しています。また、LINEが新サービスなどの新展開を明らかにしています。

新製品

(1) FES Watch U

ソニーは近年、アイデア商品やクラウドファンディングなどに取り組んでいますが、今回新たに登場するのは社内ベンチャーのFashion Entertainmensが開発したスマートウォッチ FES Watch Uです。カラーバリエーションによって価格が異なり、シルバー、ホワイトは46,000円(税別)、プレミアムブラックは60,000円(税別)です。

なぜプレミアムブラックだけ高価なのかというと、材質や表面処理などで違いがあるからです。風防にサファイアガラスを採用したり、ケース本体部分にチタン化合物をコーティングしたイオンプレーティング処理を施しています。

FES Watch Uの特徴は電子ペーパーを広く採用していること。文字盤だけに採用する製品は多いですが、FES Watch Uはバンドにも採用していて、バンドの柄も好みに応じて変えることができるようになっています。

電子ペーパー採用機種なので、バッテリーがフル充電された状態から連続で約2週間程度動くことも魅力です。
FES Watch U公式サイト

サービス

(1) auの「位置検索サポート」改善

スマートフォンを紛失した時に、その位置を調べる方法は色々ありますし、各社のセキュリティツールにもそういった機能がありますが、auも提供しています。auの「位置検索サポート」がそのサービスですが、6月12日より、かなり便利になってきました。

従来は「お客さまセンター」に位置検索を依頼するしかありませんでしたが、今回の改善でパソコンやタブレットなどを使って自分で調べることもできるようになりました。

パソコン等を使って位置を調べるには下記ページへアクセスしてください。
位置検索

LINE新展開

(1) スマホだけでスタンプを制作できるLINE Creators Studio

LINEの「トーク」で使える「LINEスタンプ」はパソコンと画像加工/作成ツールを使って作ることができますが、今回LINEはより手軽に作成できるツールを提供開始しました。それは、スマートフォンだけでスタンプを作れてしまうアプリ「LINE Creators Studio」です。

このアプリを使えば、自分で撮った写真、自分で書いたイラストなど、様々な画像データをもとに手軽にLINEスタンプを作ることができます。さらに、「LINE Creators Market」を介して一般販売することだってできてしまいます。勿論審査を通過する必要がありますが、自分で作ったスタンプを世に出す敷居が今までよりも下がったことは確かです。

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(2) LINEショッピング

LINEが新しいサービス「LINEショッピング」の提供を開始しました。このサービスはLINEが運営する通販ストアではなく、提携ショップへとゲートウェイみたいなものです。LINEショッピングを介して提携ショップへ移動し、商品を購入することで、「LINEポイント」をゲットできるようになっています。そのため、LINEショッピングを介することは単純にお得です。

LINEアプリの「その他」メニューから「LINEショッピング」へアクセスすることで利用可能で、商品の検索もできます。

しかも、今回はキャンペーンで、対象ショップでの購入金額の15%がポイントとして還元されるので、かなりお得です。キャンペーン期間は6月25日までなので、早めにチェックしてみましょう!

(3) LINEとマイナンバーが連携

内閣府が運営するマイナンバーのポータルサイト「マイナポータル」とLINEが連携します。マイナポータルは、自分のマイナンバーカードを使ってアカウントを作ることで、行政サービスへの電子申請ができたり、行政機関からのお知らせを受けたりできるものです。

このサービスとLINEが連携することで、お知らせをLINEで受けることができるようになったり、LINEから行政サービスを検索できるようになります。これにはLINE公式アカウント「マイナちゃん」を介します。マイナちゃんとのメッセージのやり取り形式でできるので、かなり手軽です。

あとがき

年々多機能/多サービス化されるLINEですが、今回さらに色々増えてきました。正直、使わないサービスや機能が次々に増えているような気もしますが、中には便利なものもあるので、今回の新展開も楽しみではあります。Yahoo! JAPANも日本での人気が確立されるに伴い、多サービス化が進みましたが、最終的には統廃合が行われ、人気のないサービスは消え、人気のサービスが残る、という形で変化し続けています。おそらくLINEも同じように新サービスが登場しては不人気サービスが終わり、という流れになるのでしょう。その中で便利で人気の出る機能やサービスも出てくるはずなので、今後も楽しみにしたいところです。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!