先週のニュースまとめ :ドコモとソフトバンクが新製品発表!新割引施策「半額サポート」も!【2017年10月14日 ~ 2017年10月20日】

KDDIのau秋モデルに続きソフトバンクが今冬・来春モデルを、NTTドコモ(以下、ドコモ)も同じく今冬・来春モデルを発表しました。ソフトバンクが4機種にとどまる一方でドコモは10機種以上の新機種を用意したり、「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボレーションモデルの新モデルを発表したり、2画面折りたたみ端末を用意するなど、非常にバリエーション豊かなラインナップでした。ですが、ソフトバンクも割引施策で大きな注目を集める発表をしています。それは「半額サポート for Android」です。

新製品

(1) ドコモ 2017冬-2018春モデル

ドコモが今回発表したのは新機種13モデルと既存機種の新カラー2モデル分です。今回はauが「秋」モデルしか発表していないので、冬・来春も含めるとかなりの数になるのかもしれませんが、今の所は秋モデルしか明らかになっていないこともあり、ドコモだけが非常に多くのラインナップを発表していることになります。

さて、注目は色々ありますが、5年振りのジョジョスマホ復活も大きなニュースです。今回は同じく新機種の「V30+」をベースとした「JOJO L-02K」が2018年1月以降に発売となります。V30+も同じく1月に登場予定です。

「Xperia」シリーズは「Xperia XZ1」と「Xperia XZ1 Compact」が用意され、既存機種の「Xperia XZ Premium」の新カラーもあります。

富士通の「arrows」シリーズもいくつか出ます。スマートフォンは「arrows NX」が、タブレットは「arrows Tab」の新機種が登場です。

相変わらずタフなボディが一つの魅力のarrows NXですが、今回タブレットのarrows Tabではスタイラスペンを導入してきたことも注目でしょう。

個人的には近年のarrowsシリーズはなかなか良いので、結構オススメです。

また、ドコモは毎月1,500円引きをずっと続ける「docomo with」シリーズもラインナップを強化し、現行ラインナップと合わせて5機種体制にしました。しかも、「らくらくスマートフォン」シリーズも入ります。

超低価格なのに普通に使えるスマートフォンとして話題をさらった「MONO」の新機種も登場です。地道に進化しています。

しかも、docomo withでは初となるフルHD液晶搭載の「AQUOS sense」も登場します。今回、このAQUOS senseはかなり注目かもしれません。

(2) ソフトバンク 2017冬-2018春モデル

ソフトバンクの新機種のラインナップは少ないですが、魅力も少ないというわけではありません。意外と良いラインナップです。「Xperia XZ1」、「AQUOS R Compact」、「MediaPad M3 Lite」、「DIGNO ケータイ2」です。そして「AQUOS R」の新カラーも登場します。

正直な話、最近のXperiaシリーズは進化が頭打ちしてきた気がしますが、それでもXZ1は今回3キャリアから登場しますが、無難な選択肢の一つです。実際カメラ機能は良いですし、ウォークマン機能は他の機種よりも全然良いですし、デジタルノイズキャンセリングも圧倒的に良いですし、プレイステーション4のリモートプレイもできますし、と実は色々整っています。デザインだけは代わり映えしないですが、結構良い機種です。

そしてソフトバンクだけ3辺狭額縁のAQUOS R Compactが用意されています。これがかなり良いです。AQUOS Rは非常に優れた機種ですが、そのコンパクト版で、しかもデザインは「Galaxy S8」シリーズや「iPhone X」のようにベゼルが狭く、先進的な見た目をしています。

また、DIGNO ケータイ2も地道に進化しています。

結局のところよくよく考えると十分なラインナップでもあるんです。

通信サービス

(1) ソフトバンクの「半額サポート for Android」
ソフトバンクは11月上旬より新たな割引サービス「半額サポート for Android」を提供します。この割引サービスは、Androidスマートフォンの機種代を最大で半額にする、というものです。ただし、次の機種変更時に使っていた機種を返却する必要があるので、実のところは下取り額を先行して割引に充当してくれるサービスだとも言えますし、下取り額を購入時点で最大で機種代の半額に設定してくれる、という特徴があることにもなります。

機種によっては例えば2年後に価値が大幅に下がっていることもありますから、場合によっては結構お得、ということにもなります。

また、下取り額を先取りできるのも日々の出費を抑えられて良い、と思う人が多いでしょう。

しかも、月々の支払額は48回分割時のものになります。48回分割と聞いて、複雑そうなイメージが出てきたかもしれませんが、まあ結構複雑です。4年間の分割払いで購入し、2年後に機種変更すると残債分が免除される、というのがこの割引サービスなんです。そして端末は回収されます。さらに、機種変更時には再び「半額サポート for Android」「半額サポート for iPhone」「機種変更先取りプログラム」に加入する必要もあります。

そのため、結構色々と縛りが出てきますので、実際に利用する際にはしっかりと説明してもらいましょう。

あとがき

今回ドコモだけが大規模発表会を開催し、私も実際に足を運んで見てきましたが、今回はかなり良かったですね。やっぱりコラボ機種ってメディア関係者の間でも盛り上がるんですよね。そしてそこで感じた熱は記事になって読者の方々にも伝わると思います。ジョジョスマホは漫画/アニメ作品とのコラボ機種の中でも抜群の売り上げを見せて、ファンを満足させた名機の一つだと思いますが、今回のモデルも非常に強い熱を感じました。おそらく素晴らしい仕上がりになるでしょう。楽しみに待ちたい機種です。

そして、docomo withのラインナップ強化、二画面折りたたみ機種などの変わった機種の投入、ディズニーモバイルの新機種、そしてXperia XZ1 Compact、Galaxy Note8など、かなりソツのない素晴らしいラインナップだったと思います。

一方でソフトバンクのAQUOS R Compactも非常に魅力的です。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!