自動車の事故やトラブル。
先日も危険運転の犠牲になった事故の報道がありましたが、自動車を日常的に利用している人にとって他人事ではありませんね。
そんな中で大きな注目を集めているのが「ドライブレコーダー」です。
最近ではネットニュース等でも商品の情報が度々扱われており、これからの自動車運転には必須といえるほど重要な意味や役割を持つわけですが、実はスマートフォンでも同じような役割を果たすアプリがあるのをご存知でしょうか?
今回はそんな話題です。
防犯ドライブレコーダーアプリ「CETRA(セトラ)」について
「スマートフォンをドライブレコーダーとして使う? ずっと起動しておくの?」
まずは上記のような疑問が浮かぶかと思いますが、さにあらず。
「CETRA」は事件情報を定期的に受信して、事件発生位置近くでの映像が偶然撮影されていないか自動検索するという機能性を持っています。
事件解決の手がかりとなり得る映像が偶然撮影されていた場合には、その映像のみ自動的に抽出し、警察・自治体へインターネット経由でワンクリックで簡単に提供することができるのです。
必要な情報だけを無駄なく取得
「CETRA」はドライブレコーダーで撮影される映像を防犯・防災等へ広く活用することを目的として開発された新しい映像流通サービスです。
最近のニュースで頻繁に取り上げられる東名高速死亡事故のように、ドライブレコーダーには自身に無関係の事件映像が偶然撮影されていることがあります。
しかしながら現状ではこのような価値ある映像の多くは埋もれています。
その要因は、他人にとって価値ある映像が偶然記録されていたことを撮影者自身が知り得ない点にあります。
「CETRA」はドライブレコーダーが持つこの『動く防犯カメラ』としての役割に着目し、求められる映像の「撮影位置範囲と撮影時間帯」の情報を映像注文サーバーからブロードキャストすることでドライブレコーダー内で映像検索を行わせ、他人が求める映像の存在を撮影者に知らせるとともに、ワンクリックでの映像提供を可能にします。
映像利用者と映像所有者とを結びつける「CETRA」
「CETRA」はこの問題を解消するために、映像利用者である警察や自治体、メディア等がWeb画面を通じて位置範囲と時間帯を指定し、その情報を受信する機能を実装しています。
「CETRA」で撮影していた映像の中に偶然その範囲の映像が記録されていた場合には該当する映像だけ自動抽出し、ワンクリックでの映像提供を可能とします。
可能性は無限大! 安全な街づくりを
「CETRA」は市民が主体となって地域防犯活動に参加できる新しいドライブレコーダーなのです。
動く防犯カメラとして、自動車だけではなく自転車やベビーカー、また、お散歩などの際にも広く利用できます。
お買い物やお子様の送り迎え、ちょっとしたお出かけ。
そんないつもの日常生活の中だけで構いません。
市民の安全を守る目として「CETRA」を使用することにより、監視社会ではない見守り社会を実現します。使うことで街から犯罪を遠ざけて日本一安全な街づくりに役立つのです。
■ニュースソース
公式サイト