アマゾンジャパンが日本市場にAIスピーカー「echo」シリーズを投入しました。招待制の予約受付を開始しており、今月順次発送されます。また、フューチャーモデルからSIMフリーのシンプルケータイ「NichePhone-S」の一般販売が始まりました。そして「ポケモンGO」や「イングレス」でお馴染みのナイアンティックが新作「Harry Potter: Wizards Unite」を発表しました!
新製品
(1) Amazon echo
スマートスピーカー、AIスピーカー、現時点では呼び名も様々なジャンルの製品ですが、アマゾンジャパンがAIサービス「Alexa」対応のAIスピーカー「Amazon echo」シリーズを日本市場で予約受付開始しました。「Google Home」「LINE Clova WAVE」などとできることは今の所は大差ありませんが、echoの場合はAlexa対応サービスがローンチ時点でかなり多いことが魅力です。
グローバルでは多くの企業/サービスがGoogle Home向けに「Googleアシスタント」、Amazon Alexa対応をしているので、おそらく日本市場でもスマートスピーカーの中心はこの2種類になるでしょう。もちろんAppleも投入しますが。
echoはAmazonプライム会員ならかなり安く購入できるのが嬉しいです。
低価格モデルの「echo dot」ならプライム会員だと3,980円です。標準モデルのechoもプライムだと7,980円です。
音声認識でニュースや天気予報などを教えてくれる他、Alexa対応サービスを音声で扱えるようになっています。Alexa対応サービスのリスト等はこちらのページで確認できます。
(上段がecho dotで下段がecho plus)
(2) NichePhone-S
ベンチャーから面白い携帯電話端末が登場しました。その名も「NichePhone-S」(ニッチフォン-エス)。価格は9,980円(税抜)です。
ニッチフォンは非常にシンプルな携帯電話です。OSはAndroidですが、大手キャリアのAndroidケータイと同様、機能が絞られていてGoogle Playも使えません。ニッチフォンの基本は3Gでの音声通話とSMSです。Wi-Fiテザリングや音楽再生、ICレコーダーも使えますが、それほど多機能ではありません。
一見電卓に見えるので電卓機能くらいは使いたいですが、電卓も使えません。
結局、シンプルな小型軽量の電話機を欲しい方に向けた商品です。サイズは90 x 50 x 6.5mmで38gです。軽すぎるくらいです。これなら胸ポケットに入れてもポケットがたわむこともないでしょう。
→ニッチフォン-エス公式サイト
アプリ
(1) Harry Potter: Wizards Unite
ポケモンGO、イングレスで知られるナイアンティックが手掛ける新作ゲームアプリが発表されました。今度は「ハリー・ポッター」とのコラボレーションです。タイトルは「Harry Potter: Wizards Unite」。今の所邦題は未定ですが、そのままになりそうな気もします。
詳しい内容は未発表ですが、ハリー・ポッターのARゲームになるとされています。ポケモンGOも位置情報ゲームとARの要素を兼ねたゲームでしたし、今回もARゲームになるようです。
魔法の世界を体験できる、とのことですし、街を探索しながら伝説のビーストと戦えるようなので、ポケモンGOのように位置情報ゲームの要素も備えているのでしょうね。何れにしても楽しみなタイトルです。
通信サービス
(1) JRが新幹線で無料Wi-Fi導入へ
JR東日本が来夏より新幹線で無料Wi-Fiサービスを提供することを明らかにしました。JR西日本も北陸新幹線W7系で来年後半から提供します。
JR東日本については東北新幹線E5系、上越新幹線E7系、北陸新幹線E7系、秋田新幹線E6系が対象。
ようやく新幹線でJR提供の無料Wi-Fiサービスが登場するので、楽しみに待ちたいですね。
あとがき
新幹線では現在もドコモら他社が提供するWi-Fiサービスを一部車両で利用できますが、ようやくJR自らが動き、無料Wi-Fiサービスを提供します。最近では飛行機の方がネット環境がいいような気すらしていたので、遅ればせながら、といった感じですが、それでも嬉しいですね。飛行機のWi-Fiサービスはまだまだ速度も微妙ですし、新幹線の場合、Wi-Fiだけでなく、そもそもLTEも繋がるので、エリア整備されていないトンネル区間が長いエリアでもなければかなり便利ではあります。何れにしてもWi-Fi整備が楽しみですね。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!