バイドゥ株式会社が配信している、日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」が開催した『Simeji今年の顔文字大賞2017』の結果が発表されましたのでお知らせします!
今年の『Simeji今年の顔文字大賞』大賞は!?
2014年から始まり今年で4回目を迎える『Simeji今年の顔文字大賞』は、“最も今年らしい”顔文字を選ぶ賞です。
約5万種類あるSimejiの顔文字の中から、ユーザーが多く使用した顔文字や、今年話題となった言葉が反映された顔文字25作品を選出し、そのノミネート顔文字の中から「これぞ今年の顔文字!」と思われるものをユーザー投票から大賞を決定します。
例年通りに大きな反響があったようで、今年も約10,000票の投票から厳選なる審査を行った結果、顔文字大賞に選ばれたのが以下の顔文字です。
Simejiスタッフによる大賞受賞理由への考察
『それな』が「Simeji顔文字大賞2017」に選ばれた理由としては、若者のスマホトークやSNSで多用されており、現代の若者を表している顔文字であるからです。
『それな』という言葉自体は、2015年頃から女子高生の間で日常的に多用されるようになり、現代では、SNSなどのスマホでのコミュニケーションが日常化する若者たちの間では、常套句として使われています。
従来、『それな』は関西圏の話言葉として使われており、相手の言ったことに対して「それ私も同感」という共感や同意を意味していましたが、SNSで相手の投稿に対して、“いいね”と肯定しておきたい場合や、スマホトークを終わらせる時の返信スタンプの代用として『それな』が使われるようになってきました。
また、今年は“インスタ映え”という言葉が流行しましたが、Instagramでも、ハッシュタグで『#それな』をつけた投稿が増加しています。
自分の投稿に対して相槌を入れているように使われていたり、「#卍」「#それな」を組み合わせて投稿内容を強調、投稿時のテンションの上がった様子を表現しています。
しかし、『それな』はどんなシチュエーションでも使えるほど万能的な反面、『それな』と言われた方は、会話を終わらせなければという意識になり、返信がしにくかったり、会話が曖昧なまま終わってしまったり、残念な相槌になってしまうケースも多いようです。
良い面、悪い面の双方の観点から、今ドキの若者のスマホでのコミュニケーション事情を表現しており、2017年に相応しい顔文字として、『それな』を選定しました。
■「Simeji今年の顔文字大賞2017」ノミネート作品
■ニュースソース
「Simeji今年の顔文字大賞2017」特設サイト