ASUS JAPANが「ZenFone 4 Max(ZC520KL)」を発売しました。また、スマートフォンに装着して使う360度カメラ「ASUS 360° Camera」などの周辺機器も発表されています。10月に日本で初めてスマートスピーカーを出したLINEが、LINEキャラクターをモチーフにデザインした第二弾スピーカー「Clova Friends」を発表しました。ゲームでは、Niantic, Inc.が「Ingress」のニューバージョン「Ingress Prime」を発表しています。
新製品
(1) ASUS ZenFone 4 Max
「ZenFone 4」シリーズの新機種「ZenFone 4 Max」が発売となりました。ZenFone 4 MaxはZenFone 4シリーズですが、価格が24,800円であることから分かると思いますが、ハイグレードモデルではなく、コストとのバランスを考慮したエントリー向け機種です。ディスプレイの解像度が1,280×720ドットなので、どうしてもエントリー向け機種の印象が抜けませんが、メモリ(RAM)は3GBあったり、ストレージも32GB、カメラもデュアルレンズカメラだったりと、一部の仕様はエントリー機種以上と言えるものです。
OSはAndroid 7.1.1で、CPUはSnapdragon 430。ディスプレイのサイズは5.2インチです。バッテリー容量が4,100mAhと大きいのがMaxモデルの大きな特徴です。
デュアルレンズカメラは120度の広角レンズカメラと1,300万画素の通常カメラの構成。画角を手軽に切り替えられるので、色々なシーンで使えるはずです。
(2) ASUS 360° CameraとCar Charger
ASUSはZenFone 4 Maxに加えて、周辺機器も発表しています。その一つが「ASUS 360° Camera」です。
このカメラはスマートフォンのmicroUSB端子に接続して使うものです。上の写真ではスマートフォンは逆さまになっているわけです。ホームボタンが上に来ていることからわかると思います。接続端子はmicro BでもType-Cでも構いません。どちらにも接続できるようにアダプターが同梱されます。
ASUS 360° Cameraではスマートフォンで手軽にパノラマ写真やVR映像を記録できますし、アプリを使って手軽に視聴もできます。
また、データはスマートフォンに保存されますので、それを他のアプリで加工したり、SNSでアップロードするのも手軽です。
一方のもう一つの周辺機器は車用の充電器です。
車のシガーソケットに接続するタイプのUSB充電器です。出力ポートは二つあります。Type-AとType-Cです。Type-Aは最大18W、Type-Cは最大15W出力が可能です。両方を同時使用した場合は合計で最大28Wまでの出力が可能です。シガーソケットは12Vと24Vに両対応しています。
LEDインジケーターが光るので、夜間などでも使いやすそうです。
(3) LINE Clova Friends
冒頭で述べたようにLINEは10月に国内では「Google Home」よりも1日早くスマートスピーカーを発売しました。「LINE Clova WAVE」です。それに続く第二弾モデルが早くも登場です。
なんと、LINEキャラクターのブラウンとサリーがモチーフのデザインモデルです。「Clova Friends BROWN」と「Clova Friends SALLY」が用意され、それぞれ標準価格8,640円で発売となりました。ただ、今なら「LINE MUSIC」を6ヶ月楽しめるセットパッケージが6,750円で販売されていますので、実質的にはスピーカーやLINE MUSICの6ヶ月間分のどちらかが無料のようなものです。
機能面ではClova WAVEと特に大きく変わりませんが、くちばしや鼻を押せたり、ちょっとしたギミックが搭載されています。
ただ、メイン機能の進化も少しだけあります。「Clova」と呼びかけた時の反応速度がClova WAVEよりも1秒ほど早くなっています。意外とこれは大きな進化でもあります。
アプリ
(1) Ingress Prime
「Pokémon GO」(以下、ポケモンGO)が出てから「Ingress」を止めて切り替えてしまったエージェントもかなり多くいると思いますが、Ingressに戻って来た方も多いと思います。何れにしても、Ingressも依然としてNiantic, Inc.にとっては現役タイトルであり、世界中に大勢のエージェントがいます。
そのIngressですが、流石にベースプログラムは5年前と古く、グラフィックも少し古臭さを感じさせているかもしれません。まあ、もともとシンプルなゲームなので、実際問題グラフィックも気になりませんけどね。とはいえ、Niantic, Inc.はIngressのパワーアップに注力しており、2018年に大幅アップデートされ、ニューバージョンになる予定です。
その新時代のIngressが「Ingress Prime」です。
ポケモンGOと同じ世代のエンジンに変わり、グラフィックが進化するなど、様々な点で今風に変わります。楽しみに待ちたいですね。
通信サービス
(1) ソフトバンクに迷惑SMSの警告サービス
ソフトバンクが「ソフトバンク」通信サービスのAndroidスマートフォン向けに提供中の「迷惑電話ブロック」に新たな機能が追加されました。それが「迷惑SMS」の警告表示です。
トビラシステムズと愛知県警察本部の協力で実現したもので、実際に犯行に使われた電話番号のデータベースに該当する番号からのSMSだった場合、それを警告するメッセージが画面に表示されます。
ちなみに、この機能は「ワイモバイル」のユーザーも利用できます。
あとがき
IngressがIngress Primeになります。私はIngressもポケモンGOもプレイしていましたが、今は両方とも離れてしまっています。ただ、両方とも時々プレイしたくなるんですよね。中毒性のあるゲームってそうですよね。なので、Ingress Primeの登場にも期待しています。おそらく私のように一旦離れてしまったエージェントも多いと思いますが、Ingress Primeの登場で再び現役エージェントが増えるかもしれませんね。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!