『旺文社★TOEIC(R)テスト対策』英単語・熟語マスタリーとハイパー模試をまとめて収録!

【アプリの特徴】

 

『旺文社★TOEIC(R)テスト対策』の概要

旺文社のロングセラー書籍である「TOEIC(R) テスト英単語・熟語マスタリー2000」と「TOEIC(R) テストハイパー模試」のコンテンツが収録され、音声データ、学習をサポートするための学習状況管理機能が搭載されたアプリです。

(メイン画面です。メニューは分かりやすいと思います)

書籍の英単語・熟語マスタリー2000とハイパー模試を合わせただけでも3,000円程度しますので、アプリ版はかなりお得です。特に本アプリは『auスマートパス』向けの専用アプリなので、会員であれば追加課金なく利用できます。逆にドコモやソフトバンクなど他社のユーザーは利用できないので、その点は残念です。ただし、英単語・熟語マスタリー2000についてはイマジニアがアプリ化(価格は600円)していますので、それなら他社ユーザーも利用可能です。

また、本アプリでは以前はコンテンツのロック方式が採用されていました。これは何かというと、学習を進めないと先のコンテンツはアンロックされないというものです。そのため、自分が希望する任意のコンテンツをいきなり学べないという大きなネックがありました。しかし、2017年6月末のバージョンアップでそれが撤廃されました。ロック方式がなくなったので、今では自由に任意のコンテンツを学ぶことができるようになっています。

(英熟語学習では日本語を隠したり、英語を隠すこともできます)

(英熟語学習での『テスト』モードでは問題形式や解答方法も選択できます)

英単語・熟語マスタリー2000とハイパー模試が収録されていますので、英単語・英熟語の勉強と、実際のTOEICテストに向けた実践問題集に取り組むことができます。

音声データも収録されていますので、音声を聞くこともできますし、学習状況管理機能を使って、TOEICテスト本番に向けて学習スケジュールを管理していくこともできます。

一点改善して欲しい点もあるので、それも触れておきます。本アプリには下層ページから一気にトップページに戻るためのボタンやメニューがないんです。なので、いちいち何度も「Back」メニューをタップするのは面倒ですね。ここはアップデートで改善して欲しい部分です。

 

学習スケジュール/目標設定を行おう!

本アプリでは学習サポート機能として目標設定とそれに向けた管理機能が備わっています。

基本的には初回起動時に設定を行いますが、後からでも変更可能です。後から変更したい場合には、下に掲載した画面例のように、トップ画面の『学習状況』エリア内の『詳細』という文字をタップします。すると、『学習状況』の画面が開きますので、『目標変更』という文字をタップします。

(トップ画面の『詳細』→学習状況画面の『目標変更』の順にタップしていくと目標を設定できます)

下に掲載した画面例のように『目標設定』画面が表示されたら、3つの白背景の枠内をタップして、それぞれ設定していきましょう。TOEICテストスケジュールに合わせて目標日を決めればいいでしょう。

目標設定が済んだら、あとは日々学習を進めていくだけです。

 

英単語・熟語を学習しよう!

本アプリのメイン機能が英単語・熟語学習です。学習スタイルはいくつかできますので、一つ一つご紹介します。

トップ画面内に『単熟語メニュー』というエリアがあります。まずは『単熟語の暗記』から見ていきましょう。

(トップ画面内の『単熟語メニュー』エリアに基本的な学習メニューがあります)

英単語と英熟語は、大きく6つに分類されています。『Rank A』『Rank B』『Rank C』『Rank D』『重要熟語』『ビジネス英単語』です。とりあえずそれぞれのランクにどのような単語があるのか、サクッとそれなりにチェックしてみましょう。すでにハイスコアをTOEICで出している方の場合、AやB、Cなどのランクはやる必要がないかもしれません。一方、TOEICが初めての方の場合などはAから始めるのがいいでしょう。初めてでも英語力がある方の場合、AやBはすぐ終わってしまうと思います。英語力がまだ低いという方の場合は、Aからジックリと学習していくことになると思います。筆者の場合もAからですね。

(それぞれの分類内でもさらに小項目に分かれます)

各分類内にも小項目があります。順に取り組んでもいいですし、画面右上にある『ランダムに出題』にチェックを入れてランダムに始めるのもいいと思います。

(英単語の学習画面では発音や意味などを個別に隠すこともできます)

続いて『単熟語テスト』モードですが、こちらも先ほどと同じランク分類がされています。さらに、問題形式、解答方式の選択をできます。リスニング形式もありますので、リスニングの勉強もできます。

(問題形式と解答形式を選びます)

(テストの画面例)

また、純粋に音声で聞き流しを行うこともできます。その場合はトップ画面で『聞き流し』をタップすると、細かい設定画面が表示されますので、再生するセクション(ランクなどの分類)、表示順、音声の種類、音声の間隔を設定し、『スタート』をタップします。あとは、最後に選んだ間隔の秒数ごとに音声が再生されます。

(『聞き流し』モードでは最初にいくつかの設定を行います)

(『聞き流し』モードの画面例です。画面を操作せずとも自動的に次の音声に切り替わっていきます)

 

実践対策で模試に取り組もう!

英単語の学習に加えて、実践対策として模試が3回分収録されています。人によってはここだけ利用してもいいようにも思います。模試はそれぞれリスニングセクションとリーディングセクションに分かれ、パートを選んで回答していきます。

 

まとめ

『旺文社★TOEIC(R)テスト対策』は、TOEICに向けた英単語・熟語学習をスマートフォンで行いたい方、それこそ通勤・通学の際に電車やバスでの勉強が中心という方などには便利なアプリの一つだと思います。そもそも、英単語・熟語学習についてはスマートフォン向けアプリの方が手軽に音声も聞けて便利なんですよね。

実際には同じようなスタイルで学習できるアプリは他にもありますので、それぞれ好みもあると思いますが、旺文社の書籍が好きな方には特に合うでしょう。また、auスマートパスのユーザーであれば無料でダウンロードできますので、ひとまず試しやすいというのも魅力の一つだと思います。

TOEICで高いスコアを目指している皆さま、頑張っていきましょう!