先週のニュースまとめ :楽天が携帯キャリア事業に向けて電波割当申請。Formula Eが無料配信!【2018年2月24日 ~ 2018年3月2日】

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楽天が携帯キャリア事業に参入することはすでにご存知の方もいると思いますが、同社は総務省に電波の割当申請を行いました。また、「ABB FIA Formula E Championship」(以下、Formula E)の決勝レースがTwitterのライブ配信機能を使って無料配信されることが明らかになっています。「ニコニコ動画」がログイン不要で視聴可能になったことも一つの大きな転機ですね。

業界ニュース

(1) 楽天が総務省に電波割当申請
楽天は2019年より携帯キャリア事業を提供開始することを目指していますが、それに向けて総務省に4Gサービス向けの電波として、1.7GHz帯と3.4GHz帯の割当を申請したことを明らかにしました。

電波の割当され認められれば、商用サービス提供に向けた大きなハードルをクリアしたことになり、準備も大きく進んでいくことになりそうです。

楽天は基地局整備などのインフラ構築に6,000億円を投資する予定とされています。契約数の目標は約10年をかけて1,500万とされています。楽天は楽天モバイルを通して格安SIM/スマホサービスを提供中ですが、新たに携帯キャリア事業を提供できるようになれば、通信サービスを大幅に強化できるばかりか、他のMVNO各社が持ち得ない強みを持てることになります。

さすがに2020年から5Gの商用サービスを提供開始する先行3社に並ぶまでには時間がかかるでしょうが、楽天グループのサービスとの連携などで独自の魅力を持たせることができれば、大都市圏在住の方などは意外と早く楽天への乗り換えを検討するかもしれません。

サービス

(1) TwitterでFormula Eを無料配信

Formula EがTwitterとパートナーシップ契約を締結し、Formula EのTwitterでのライブ配信が決定しました。ただし、日本市場のみでの話です。最初の配信は3月3日のメキシコE-Prixからです。

ライブ配信は下記リンク先のアカウントで実施されます。
@FIAFormulaE

ライブ配信に加えて、ショートクリップも配信されますので、TwitterでのFormula Eへの言及が増えるかもしれませんね。

(2) ニコニコ動画

ドワンゴは「niconico」(以下、ニコニコ動画)において、ログイン不要での視聴を可能としました。まずはPCおよびスマートフォン/タブレットなどでのブラウザ版のみですが、今後、Androidアプリ、iOSアプリでも対応予定で、さらには「ニコニコ生放送」でもログイン不要での視聴が可能となる予定です。

以前は無料会員ですら視聴の際にログインが必要だったので、今どき面倒と言えば面倒な環境でした。動画をネット上で拡散させたくても、ちょっとした視聴すらログインを求められると、どうしても拡散しにくいですよね。YouTubeはその点手軽ですから、どうしてもネット上で話題になる動画となるとYouTubeになってしまいます。しかし、ようやくニコニコ動画もほんの少し便利になったので、今後にもしたいしたいところです。

なお、コメント投稿はログインしないとできません。

(3) Spotifyでファミリープラン

定額制の音楽配信サービス「Spotify」にファミリープランが登場しました。月額1,480円で同居家族6人まで利用できます。同居している家族に限定されますので、例えば寮などで実家を離れている子供や単身赴任している旦那さんなどまで一緒に利用することはできませんが、以前より便利でお得になったことは確かです。

正確に言えば、ファミリープランでは、同居家族6人までが月額1,480円で一人一人プレミアムアカウントを所有できることになります。

すなわち、通常のプレミアムアカウントとできることは同じです。ファミリープランだからといって、通常のプレミアムアカウントと何かが違うということはなく、プレイリストの作成や管理、保存した音楽、履歴などもそれぞれが個別に利用できます。

あとがき

Spotifyがファミリープランを導入しました。同居家族6人での利用ユーザーはさすがにそう多くないかもしれませんが、3人、4人くらいでの利用はありそうです。それでも十分お得です。逆に独り者ユーザーにも長期契約割引とかを導入してくれると嬉しいですが、そういうのは登場するとしてもまだまだ先かもしれませんね。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!






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