グーグルが日本市場でもWi-Fiルーター「Google Wifi」を4月26日に発売しました。Google Wifiには様々な特徴があり、Wi-Fiルーターの買い替えを考えている方は要チェックです。また、NTTドコモ(以下、ドコモ)が4段階制の定額データパックを提供することを明らかにしました。それに伴い既存サービスの一部の新規受付が終了となります。ソフトバンクは「ホワイトプラン」と「標準プラン」の新規受付を終了します。
新製品
(1) Google Wifi
グーグルの新しいハードウェアが登場です。今度はWi-FiルーターGoogle Wifiです。大手家電量販店等で販売され、価格は15,000円ですが、3台パックだと39,000円と1台あたりの価格は若干お得になります。3台パックが販売される理由の一つが、Google Wifiには複数台を接続できる機能があるからです。
メッシュWi-Fi技術を使ってGoogle Wifiを複数台接続してWi-Fiネットワークを構築できます。複数台で構築したWi-Fiネットワーク内でアクセスポイントの切り替えが必要な状況でもスムースに接続の切り替えが行われるので、途中でネットが途切れることもありません。また、アシスト技術によって、チャンネルや通信帯域を最適なものを自動的に選択し、通信を高速に保つこともできます。
他には、接続する機器ごとの通信管理もできるようになっています。4K映像をよく視聴するスマートTVには優先接続させて高速通信を維持させつつ、プリンタなどは遅くても構わないので優先順位を下げるなどです。また、ゲーム機などの通信を制限するようなこともできます。
(2) ASUS ZenFone 5
ASUS JAPANが5月15日に日本で新しい「ZenFone 5」シリーズの発表会を開催することを明らかにしています。新しいZenFone 5シリーズはグローバルではすでに発表済みですが、改めて日本市場向けにも発表されます。ASUSの場合、ZenFoneシリーズは大抵国内発表から間も無く発売されるのが恒例ですので、おそらく5月中に発売になるのでしょう。
最近のSIMフリースマートフォン市場では、海外メーカーではファーウェイが活躍していますが、ASUSが新しいZenFone 5で再び席巻できるかに注目です。
新型ZenFone 5では最近のトレンドである切り欠きのあるディスプレイを採用し、ベゼルをできるだけ狭くしています。見た目も最新のスマートフォン然としたデザインとなり、大注目です。
通信サービス
(1) ドコモ、4段階制定額データパック
ドコモが5月25日より4段階制の定額データパック「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」を提供開始します。そして、それに伴い、「データSパック」や「シェアパック5」といった一部の定額データパックの新規受付を終了します。継続利用は可能ですが、新たに入ることはできなくなるので注意が必要です。
ベーシックパックは一人で利用することを想定したパックで、1GBスタートで20GBが上限で、その間を使用データ量次第で4段階で料金が変わります。2,900円、4,000円、5,000円、7,000円と上がっていきます。一方のベーシックシェアパックは家族でシェアすることを想定したパックで、5GBまでが6,500円、以降、9,000円、12,000円、15,000円とステップしていきます。最終ステップは30GBまでです。
(2) ソフトバンクがホワイトプラン等の新規受付終了へ
ソフトバンクが6月27日を最後に「ホワイトプラン」と「標準プラン」の新規受付を終了します。合わせて、契約変更/プラン変更の受付も同日で終了となります。ホワイトプランは長く標準的な基本プランとして利用されてきましたが、時代が変わってきましたね。今では「スマ放題」が標準的な基本プランとなっていますので、役目が終わったと言えるのかもしれません。
とはいえ、相変わらず安価ですし、スマ放題へ変える必要がないユーザーは継続利用がオススメです。継続利用なら可能です。
ショッピング
(1) ローソンスマホペイ
ローソンで4月23日よりセルフ決済サービス「ローソンスマホペイ」の実証実験が始まっています。ローソンではすでに「楽天ペイ」など、色々な決済サービスを利用可能となっていますが、新たなサービスとしてローソンスマホペイが開発されています。今回、5月31日まで、ローソン晴海トリトンスクエア店、ローソン大井店、ローソンゲートシティ大崎店の3店舗で実験的に提供中です。
ローソンスマホペイでは、ローソン公式アプリを使ってスマートフォンのカメラを使って商品のバーコードを読むことで決済できます。あとは店舗を出る前にスマートフォンの画面に表示されるQRコードをかざせば決済済みであることが確認されて電子レシートが表示されます。
決済にはクレジットカードと楽天ペイ、Apple Payを使うことができます。
あとがき
海賊版サイトの問題が最近はメディアで報じられる機会が増えましたが、その対策の一つとしてドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTぷららといったNTTグループ3社が3サイトに対してブロッキングを行うことを明らかにしています。その3サイトというのは「漫画村」「Anitube」「MioMio」の3つです。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!