ここではコンテストの概要と、受賞作品について紹介いたします。
国・年齢に関係なく、実にいろいろな力作が参加したようですが、グランプリ受賞者はなんと現役の高校生!
なんとも将来が楽しみですね!
今後もLINEならではの強みを活かした様々なコンテンスト開催に期待がかかります。
「LINE BOT AWARDS」について
取り組みの一環として、LINE上のchatbotの開発・普及を促進するため、LINEのアカウントで活用できるMessaging APIを一般公開しています。
グランプリとして、身体的・精神的に手助けを必要とする人と、その手助けをしたい周囲の人を「LINE」を通じて繋げてサポートを提供するサービス「&HAND(アンドハンド)」が選ばれ、その他にもchatbotの特性を活かしてユーザーに価値ある体験を提供する様々な作品が表彰されました。
「LINE BOT AWARDS」開催レポート:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2017/1686
■審査対象を加えてさらに発展した「LINE BOOT AWARDS 2018」を実施、1125のプロジェクトが新たに誕生
個人・法人問わず誰でも参加が可能で、グランプリのほか、LINEが定めたテーマに沿った部門賞や、協賛企業・団体の提供するテーマに対し最適なソリューションとなるサービスを表彰する協賛テーマ賞なども複数設け、多角的な観点で審査が行われました。
そして2018年11月10日(土)、運営事務局による審査を通過した応募者が集まり、各チームの展示選考と、展示選考での通過者および各協賛テーマ賞のプレゼンテーション審査、表彰を行いました。
各作品の審査は、以下の3つのポイントに沿って行われました。
LINE BOOT AWARDS 2018 審査基準
1. Loved by Users:ユーザーに継続的かつ日常的に愛されるサービスであること。
そのサービスを通じて、LINEやClova自体がよりユーザーに愛される存在になるようなサービスであること。
2. LINE as a Platform:既存サービスの拡張・転用だけではなく、LINEやClovaの特徴やユーザー接点を活かし、双方向かつ能動的な新たなコミュニケーションを生み出すサービスであること。
3. Quality:様々なAPIやサービス等を組み合わせ、単純な”機能”ではなく”サービス”と呼べる完成度があり、ビジョンだけではなく、サービス実現までの道筋が見えること。
■ LINEで当番をお知らせする「Toubans!」、ゲームをしながら友だちと出会える「ica ica」の2作品がグランプリを受賞
■グランプリ(賞金1000万円)※各500万円
Toubans! LINEで設定通知する当番お知らせサービス / 制作:西村 惟
LINEのグループにBotを追加し、あらかじめ設定を行うと、その設定に基づいて当番の通知をしてくれます。
制作過程において丁寧なユーザーリサーチを行い、シンプルで使いやすいUIを追求するなど、サービスとしてのクオリティを徹底的に追求した点が評価され受賞しました。
ica ica / 制作:Ferdays
多数のゲームで遊べるだけでなく、指定した条件で新しい友だちを探したり、年齢などの情報をもとにBotがランダムに選んでくれた友だちと出会うことができます。
※LINEの利用規約は各国で異なります。本サービスはインドネシアにおける利用規約に従ったものです。
<部門賞>
■ファミリー部門賞(賞金50万円)
家族のお手伝い帳 / 制作:チーム家族愛
お手伝いが終わってClovaに報告すると、親のLINEアカウントに通知され、親が合格と返信するとポイントが溜まります。
■ビジネス/ワーク部門賞(賞金50万円)
Naturally InLINE Agile (NILA) / 制作:Team NILA
グループに追加したBotがトークルームの会話内容からスケジュールやタスクを読み取り、自動的に最適な形で管理ツールへ登録してくれるので、LINEとツールの間を行き来することなくコミュニケーションとタスク管理を行うことができます。
■暇つぶし部門賞(賞金50万円)
謎解きサウンドホラーゲーム ゾンビのまち / 制作:VoiceApp Lab
音声ユーザーインターフェース(VUI)の可能性を研究するクリエイター集団として知られる「VoiceApp Lab」によって開発されました。
■グループ部門賞(賞金50万円)
おもいでロール / 制作:つくるラボ
LINEのトークルームにBotを追加するだけで、好きなタイミングで日時や期間などを指定して印刷することができます。
■エンジニア部門賞(賞金50万円)※各25万円
動け!フレンズロボットシステム / 制作:rino products
Clovaのキャラクター性に、動きによる表現を加えることで、唯一無二のスマートスピーカーを目指した作品です。
ClovaカメラとおうちSkill & BOT / 制作:吉田 顕一
「おはよう」や「いってきます」と話しかけることで、スケジュールを読み上げてくれたり、その日の服装に合ったアクセサリーなどの提案をしてくれます。
■学生部門賞(賞金50万円)
Toubans! LINEで設定通知する当番お知らせサービス / 制作:西村 惟
※グランプリに加えて受賞
<協賛テーマ賞>
■OMRON connect 賞
提供:オムロン ヘルスケア株式会社 / https://www.line-community.me/awards/prize/1
まるもん / 制作:システムズ
メッセージが再生されるとLINEのグループに通知が送られるため、離れて暮らす家族でもお年寄りの生活を見守ることができます。
■Xperia Ear Duo賞
提供:ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 / https://www.line-community.me/awards/prize/2
My Caddie / 制作:Groovers
音声でスコアを登録し、LINEのトークルーム上で視覚的に確認することもできます。
※LINE Beacon:街中等に設置されたBeacon端末からの信号情報と連動して、LINE上でユーザーとコミュニケーションを行うことのできるサービスです。
■RIZAP賞
提供:RIZAP株式会社 / https://www.line-community.me/awards/prize/3
MY BODY~かんたんヘルスケア~ / 制作:torisankanasan
日常生活の中で習慣的に続けられるため、記録忘れなどを減らすことができます。
また、過去に記録したデータもLINEのトークルーム上でグラフ化して確認することができます。
■鎌倉市SDGs未来都市 賞
鎌倉市「投書箱」BOT / 制作:MegaMouse合同会社
市民が投書を行うまでのハードルを下げると同時に、投書自体のデジタル化によって行政職員の業務負荷も改善できます。
鎌倉ごみ調べ / 制作:e-Craftsman
また、送信した位置情報をもとに指定ごみ袋の取扱店を教えてくれたり、あらかじめ日時を設定すれば、収集日当日にアラームによるリマインドもしてくれます。
各作品の詳細はLINE Engineering Blog(https://engineering.linecorp.com/ja/blog/line-boot-awards-2018-final/でも紹介されています。
■ニュースソース
公式サイト