先週のニュースまとめ :auが機種代最大半額免除のプログラム、ドコモが違約金1000円などの改定を実施!【2019年9月14日 ~ 2019年9月20日】

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auが機種代が最大半額免除となる「アップグレードプログラムDX」を10月より提供します。NTTドコモ(以下、ドコモ)は10月より途中解約時の違約金を1,000円に変更することを含めた料金プランの改定を行います。また、Googleの「Googleアシスタント」に新しい声が登場です。今後は声の追加に応じて、ユーザーが好みの声に切り替えられるようになります。まだ少ないですが、徐々に増えると思いますので、期待大です。

通信サービス

(1) auの「アップグレードプログラムDX」

auが10月より「アップグレードプログラムDX」を提供開始します。このプログラムは端末を48回払いで購入し、25か月目以降に再び新しい機種に買い替える時にそれまで使っていた端末を返却することで、残債が免除になるというものです。最大で半額分まで免除できることになるので、実質的に2年間、端末価格の半額でその機種を利用できる、ということになります。

ただし、プログラム自体の利用料が掛かる点には注意が必要です。月額390円の料金が24回分発生するので、合計で9,360円です。

そのため、25か月目以降にプログラムを利用して機種変更した場合、最大で半額免除とはいえ、プログラムの利用料金分を引いた額のみが実際には支払い不要になるものだと言えます。

また、プログラムによる残債免除は必ずしも利用しなければならないというわけではありません。利用せずに機種変更をした場合には、支払い済みのプログラム利用料が「au WALLETポイント」としてですが還元されます。そのため、利用するかどうか分からないとしても、とりあえず加入しておく、というのもアリです。

(2) ドコモ、料金プラン改定

ドコモは10月1日より料金プランの改定を行います。主な内容は契約期間と解除料に関することです。大きな変化と言えば大きな変化ですが、長期継続利用者には実質的には特段のメリットはないかもしれません。とはいえ、気軽に止めたり再加入したり、といったことは可能になるので、自由度は上がります。

従来は2年間の定期契約ありと無しとでは、料金の差が明確についていました。例えば「ギガホ」では月額1,500円差です。そのため、大勢の方が2年間の定期契約ありでの契約をしていたと思います。この場合、仮に1年半などで解約してしまうと、契約解除料が9,500円発生します。ところが、10月1日の改定によって契約解除料が1,000円に下がります。さらに、2年間の定期契約の有無による差額も月々170円にまで引き下げられます。

すなわち、定期契約無しで契約しても、ありの場合よりも月々170円高いだけです。一方、ありで契約しても1,000円の解除料を支払うだけで解約できてしまいます。

また、料金支払い方法を「dカード」「dカード GOLD」にしている場合には「dカードお支払割」という割引を適用できます。これにより定期契約無しの場合でも170円引きとなり、定期契約ありの場合と同額になります。

Googleの新サービス

(1) 「Google アシスタント」の進化

「Google アシスタント」が進化しました。新しい声が加わり、ユーザーが好みの声を選べるようになっています。米国では11種類もの英語音声が提供されていますが、さすがに日本語ではそこまではありません。今のところは2種類だけです。しかし今後、おそらくさらに追加されることでしょう。

声の種類は「色」で分けられています。今のところ日本語は「赤」と「オレンジ」です。赤は女性声、オレンジは男性声です。

「Google アシスタント」を起動して設定の「アシスタント」メニュー内にある「アシスタントの音声」から切り替えられます。

業界ニュース

(1) 京セラのシニア向け携帯電話が1000万台突破!

携帯電話端末を設計・製造する日本メーカーは年々減り続けていますが、ソニー、京セラ、富士通は何とか生き残っています。そして今回、京セラは同社のシニア向け端末の累計出荷台数が1,000万台を突破したことを明らかにしました。累計なので2005年6月発売のau向け「簡単ケータイ W32K」から数えて、ということになりますので、機種の数もかなりありますが、それでも1,000万台に到達したというのは素晴らしい実績だと思います。

京セラ製品は「スマートソニックレシーバー」やタフネス設計など、いくつか独自の要素があり、大きな魅力となっています。

シニア向け製品だけでなくアウトドア向けの「TORQUE」シリーズも人気です。今後も京セラのスマートフォン、各種携帯電話端末に期待したいですね。

あとがき

電気通信事業法の改正によって10月から通信各社の料金プランに変化が訪れます。端末販売と通信料金の明確な分離、そして定期契約を途中解約した場合の違約金が最大で1,000円といった点が大きな特徴です。事業者によっては違約金を1,000円にせずに一気に撤廃してしまう所もあります。既存プランからの切り替えを行う方も多いと思いますので、要チェックです!

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!







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