シャープが今冬向けに準備中のハイエンドスマートフォン「AQUOS zero2」の重さが発表当初よりも更に軽くなりました! また、すでに発売となっていますが、Razerからゲームコントローラーユニットとワイヤレスイヤホンが発売となりました。ソニー、ソニーセミコンダクタソリューションズが4月1日に大阪オフィスを開設し、CMOSイメージセンサー事業を拡大します。
新製品
(1) シャープのAQUOS zero2が更に軽く
シャープの新製品AQUOS zero2は昨年9月25日に発表された時点では約143gということでしたが、その後の開発によって約141gにまで絞られました。6.4インチのディスプレイを搭載しているスマートフォンとして143gでも驚異的な軽さですが、2g削ぎ落され、141gになりました。6インチ以上のディスプレイを搭載し、バッテリー容量が3,000mAhを超える防水対応のスマートフォンとして世界最軽量です。
240Hz駆動のディスプレイ、高性能CPU、大容量メモリ、パラレル充電など、ハイスペック・高機能がてんこ盛りの製品だけに、発売が大注目です!
(2) Razerからコントローラーとワイヤレスイヤホンが登場
RazerからAndroid対応のコントローラーとワイヤレスイヤホンが発売となっています。コントローラーは「Razer Junglecat」で、イヤホンは「Razer Hammerhead True Wireless」。イヤホンと比べてコントローラーの取り扱い店舗は少ないですが、イヤホンは比較的広く販売されます。家電量販店、PCショップ、オンラインショップ等です。
価格はコントローラーが11,636円で、イヤホンは11,636円です。
コントローラーは左右分割可能で、スマートフォンを間に挟む形でのドッキングも可能です。ドッキングの際には中央のアダプターを使います。ちょうど「Nintendo Switch」のようなイメージですね。
一方のイヤホンはゲーム用途向けに特殊な仕様となっています。ゲーミングモードにするとBluetooth接続ながら60msという低遅延での利用が可能です。また、IPX4相当の防水性能を備えています。
・Razerの発表ページ
業界ニュース
(1) KDDIとローソンが提携してau WALLETとPontaが統合へ
KDDI、三菱商事、ロイヤリティ マーケティング、ローソンが組んで、auのポイントサービス「au WALLET」、決済サービス「au PAY」と、共通ポイントサービス「Ponta」が融合することが明らかにされています。加えて、会員ID「au ID」と「Ponta」のIDも連携されます。
最終的に、auで今まで「au WALLETポイント」で提供されてきたポイントはPontaに統一されます。さらに、au WALLETアプリにはデジタルPontaカードの機能が実装されます。その一方でPontaアプリ、ローソンアプリにはau PAYの機能が実装されます。
そしてローソンでau PAYで買い物をすると、ポイント還元率が高くなるという特典も用意されます。すなわち、auユーザーにとってはコンビニの中ではローソンでの買い物がお得、ということになるでしょう。
(2) ソニーが大阪オフィスを開設
ソニー、ソニーセミコンダクタソリューションズが4月に大阪オフィスを開設し、CMOSイメージセンサー事業を拡大します。この拠点は、ソニーにとって関西における初のCMOSイメージセンサー開発拠点です。
今やソニーのCMOSイメージセンサーはスマートフォンをはじめとするモバイル機器用カメラの多くに採用されるヒット製品です。スマートフォンの過半数でソニーにセンサーを使っているとされ、業者シェアトップ。さらに近年は一台のスマートフォンで3個、4個など複数のセンサーを搭載する流れが加速しています。スマートフォンのメインカメラには4つのセンサーとレンズを使ったクアッドカメラもあります。メインカメラの複眼化が進むことで、イメージセンサーの需要が大幅に増え、さらには前面のインカメラもあります。両面合わせて一台で5つ使うこともあります。
ソニーのイメージセンサー事業のさらなる成長に期待したいところです。
あとがき
シャープの最新ハイエンド機、AQUOS zero2がいよいよ登場です! 超ハイスペック、独自の機能・特徴満載の魅力的な製品です。どれくらい売れるかにも注目ですね!
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!