先週のニュースまとめ :QRコードにも対応の新型の自動改札機の実証実験開始!「au WALLET」が「au PAY」に【2019年1月25日 ~ 2020年1月31日】

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JR東日本が新型の自動改札機「タッチしやすい自動改札機」の実証実験を一部の駅で開始しています。QRコード決済サービスにも対応した自動改札機で、将来的な大規模導入が予想されるので注目です。また、KDDIは「au WALLET」ブランドの各サービスの名称を順次「au PAY」ブランドに切り替えています。KDDIグループでWiMAXサービスの他に格安SIM/スマホサービスを手掛けるUQコミュニケーションズが「UQ mobile」の契約数が200万件を突破したことを明らかにしています。

実証実験

(1) タッチしやすい自動改札機

JR東日本が「タッチしやすい自動改札機」の実証実験を2月より開始しました。実証実験用の機体が導入されているのは新宿駅と高輪ゲートウェイ駅です。実証実験期間中に新宿駅、高輪ゲートウェイ駅を利用する機会がある方は、関心があれば試してみましょう。ただし、最初の実験ではQRコード機能は試せません。まずはICカード機能のみなので、その点はご注意下さい。

ICカード機能は新宿駅では5月10日まで試すことができます。高輪ゲートウェイ駅では3月14日から5月10日までです。

一方のQRコード決済機能はどちらの駅でも5月11日から6月30日に実験が行われる予定ですが、こちらは一般モニターと社員モニターしか試せませんので、関心がある方は一般モニターへの応募が必須となりそうです。詳しくは駅構内に掲示される案内を参照下さい。

決済サービス

(1) au WALLETからau PAYへ

KDDIは2月より順次、決済サービス及びコマースサービスのブランドを「au WALLET」から「au PAY」に切り替えます。対象サービスのリストは上表の通りで、「au WALLET アプリ」が「au PAY アプリ」になったり、プリペイドカード「au WALLET プリペイドカード」も「au PAY プリペイドカード」になります。

「au WALLET プリペイドカード」や「au WALLET クレジットカード」は相当数のauユーザーがお持ちだと思いますが、それらの物理カードのデザインも変わります。ただし、カード券面のデザイン変更は5月以降に順次行われる予定とのことで、もう少し先の話となります。

金融機関サービス

(1) ゆうちょ通帳アプリ

ゆうちょ銀行が2月下旬にスマートフォン向けに「ゆうちょ通帳アプリ」をリリースする予定です。この新アプリの登場をもって「ゆうちょダイレクト残高照会アプリ」の提供は4月30日で終了となる予定です。

現行アプリの「ゆうちょダイレクト残高照会アプリ」は「ゆうちょダイレクト」の加入が必須ですが、新しい「ゆうちょ通帳アプリ」ではその必要はありません。そのため、総合口座利用者であれば誰でも利用できるので、より手軽です。基本的にこの新アプリに切り替わることになるわけです。

ただし、機能はあまり変わりません。とはいえ、将来的には色々と新しい機能が加わるはずです。

通信サービス

(1) UQ mobileが200万契約突破!
UQコミュニケーションズが提供中の格安SIM/スマホサービス「UQ mobile」の累計契約数が200万件を突破しました。1月26日時点での突破なので、今ではさらに伸びているはずです。

UQ mobileはテレビCMの放映機会が多いこともあり、格安SIM/スマホサービスの中では認知度がかなり向上していると思います。また、サービスの登場時から今までずっと、通信品質も優れているので、実際に加入した方の満足度も高いことが特徴の一つとなっています。実際、J.D. パワー ジャパンの「2019年格安スマートフォンサービス/格安SIMカードサービス顧客満足度調査」でも総合満足度第1位をダブル受賞しています。

あとがき

個人的にはJRの自動改札機までがQRコード決済に対応するとは思っていませんでした。というか、対応するにしてもまだ先だと思っていました。ですが、自動改札機まで対応するとなると、思いのほかQRコード決済サービスは普及するかもしれませんね。とはいえ、現時点ではサービスが乱立しているので、どのサービスが生き残るのか注目となりそうです。まあドコモ、au、ソフトバンク、楽天、大手交通系のサービスに集約することになるかもしれませんが。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!







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