NTTドコモ(以下、ドコモ)はAndroid TV搭載「ドコモテレビターミナル02」を13日に発売しました。「ドコモテレビターミナル」の最新機種で、4K対応が最大の特徴。Amazonがスマートディスプレイ「Echo Show 8」を26日に出荷予定です。また、スクウェア・エニックスがスマートフォン向けアプリ「ドラゴンクエストタクト」を発表しました。
新製品
(1) ドコモテレビターミナル02
ドコモがドコモテレビターミナル02を発売しました。約2年ぶりの新機種で、今回は4Kに対応しています。しかも、4K HDR対応です。「dTV」や「ひかりTV」などで4Kコンテンツを楽しみたい場合には最適な選択肢の一つになりそうです。そしてソフトウェア・アップデートの導入で「Dolby Vision」にも対応します。
OSがAndroid TV 9なので、Google Playから自由にアプリをインストールすることもできます。
専用のリモコンも付属します。スマートフォン向けアプリ「my daizアプリ」を使って音声操作をすることもできます。
(2) Amazon Echo Show 8
アマゾンジャパンがスマートディスプレイの新製品「Echo Show 8」を発表し、予約受付中です。出荷予定は26日で、価格は14,980円(税込)です。
Amazonのスマートディスプレイは5インチ・ディスプレイの「Echo Show 5」と10.1インチの「Echo Show」の2種類がリリース済みですが、今回のEcho Show 8は8インチ・ディスプレイです。解像度はさすがに1,280 x 800ドットと、スマートフォンなどと比べると精細ではありませんが、スマートディスプレイとしては十分です。
本体サイズは約200.4 x 135.9 x 99.1mmで、重さは約1,037gです。
新ゲーム
(1) ドラゴンクエストタクト
スクウェア・エニックスはスマートフォン向けの新作ゲーム「ドラゴンクエストタクト」を発表しました。リリース時期は2020年の予定です。本作のバトルシステムはシミュレーションRPG的で、戦略的なバトルを楽しめそうです。バトルステージはマス目で区切られ、自らのモンスターを配置してターン制で戦っていきます。
ゼネラルディレクターに堀井雄二氏、モンスターデザインは鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏、企画・制作はスクウェア・エニックス、開発はAimingです。
シミュレーションRPG系の作品が好きな方には楽しみな作品となりそうです。
業界ニュース
(1) JapanTaxiとMOVが統合
日本交通ホールディングスとディー・エヌ・エー(以下、DeNA)がタクシー配車アプリサービスを4月1日付けで統合することを明らかにしました。JapanTaxiとMOVが統合することで、配車可能な車両の数が10万台クラスになります。また、JapanTaxiをサービスとして現在運営するJapanTaxi社は日本交通ホールディングスの子会社ですが、今回の事業統合にあたって社名変更が行われ、DeNAの資本も加わる予定です。具体的にはJapanTaxiの株式を両社が38.17%ずつ保有することになります。
タクシー業界は米Uberの参入などのほか、クルマのシェアリングサービスなどの台頭もあり、以前とは状況が変わってきています。従来であれば直接のライバルは同業他社でしたが、今では隣接分野であるシェアリングサービスやUberなども競合となってきています。
それだけにMOVとの統合はそうした競合と戦って行く上では大きな強化になりそうです。
あとがき
テレビ向けのセットトップボックスはGoogleのChromecastかAmazonのFire TVシリーズが基本的にはオススメですが、dTV、dアニメストア、ひかりTVなどがメインの場合にはドコモテレビターミナル02が良いかもしれません。今回の4K対応はかなり大きいと思います。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!