サムスン電子が折り畳み型スマートフォン「Galaxy Z Flip」を発表し、日本ではauが取り扱いを開始しました。また、ジャストシステムが日本語入力システム「ATOK for Android [Professional]」に体験機能を追加し、気軽に2週間無料で試すことができるようになりました。「Googleマップ」が15周年でアイコンやUIをリニューアルしました。
新製品
(1) Galaxy Z Flip
サムスン電子が折り畳み型のスマートフォン「Galaxy Z Flip」を米国で発表し、日本では早速auから販売開始となっています。さすがに高価で、端末価格は一括で179,360円です。「かえトクプログラム」の適用で実質負担額は119,600円にまで下がりますが、それでも月額5,200円なので、なかなか手を出しにくいかもしれませんが、180度開いて、完全に閉じることも可能な折り畳み可能な有機ELディスプレイの新技術の価値を体験したい方には注目の製品でしょう。
とにかく最大の特徴は折り畳み型ディスプレイで、ディスプレイは開いた状態で6.7インチです。解像度は2,636 x 1,080ドットです。開いた状態では縦長ですが、閉じると正方形に近い、コンパクトな形状になります。正確には閉じた状態で73.6 x 87.4mmです。開いた状態だと73.6 x 167.3mmです。
非防水だったりワンセグやフルセグに非対応、おサイフケータイにも対応していないなどの点にも注意が必要ですが、注目の機種であることは確かです。
アプリ
(1) ATOK for Android Professional
ジャストシステムがAndroid向けの日本語入力システム「ATOK for Android [Professional]」に体験機能を追加したので、誰でも気軽に2週間の無料体験が可能となりました。
「ATOK for Android [Professional]」はディープラーニングを活用した変換エンジン「ATOKディープコアエンジン」が特徴で、従来の「ATOK for Android」と比べて単語の予測性能が33%程度向上した推測変換が可能となっています。
2週間あれば最新ATOKの機能を十分体験できると思いますので、今使っている日本語入力システムに不満がある方は試してみましょう。
・ATOK for Android [Professional]製品ページはこちら
(2) Googleマップ
Googleの地図サービス「Googleマップ」が2月にサービス開始15周年を記念してアイコンを変更し、メニュー周りも刷新しています。何もかもが変わって使い方が分からない、というほどではありませんので、すでに慣れた方が多いと思います。
アイコンは従来の地図そのものをイメージしたものからガラリと変え、同じみのピンをデザインしたものとなりました。正直な話、アイコンデザインに関しては慣れるまでしばらくかかりそうです。一見すると何のアプリか分からないので個人的には旧デザインの方が好きですが、好みは人それぞれですしね。
アプリを起動すると表示される下部メニューが従来の「スポット」「通勤」「おすすめ」から「スポット」「経路」「保存済み」「最新」に変わったのもそれなりに大きな変化です。
VRサービス
(1) 首里城を8K 360度映像で楽しめる
首里城を8Kの360度VR映像で楽しめるコンテンツが2月に提供開始となっています。体験場所が限定されているのは残念ですが、3月3日までは「au UENO」、3月6日から3月31日までは「au SHINJUKU」で体験できます。それに加えて、那覇空港、首里城公園内のインフォメーションセンター、旭橋バスターミナルの「沖縄観光情報センター」でも体験できます。
首里城を高精細でリアルに体験できるので、首里城へ足を運びたかった方には良いコンテンツだと言えそうです。
あとがき
折り畳み型スマートフォンはauでは2機種目の登場ですが、今回もかなり高価なので、その点は残念ですね。さすがに手を出せない方が多いと思います。もう少し安価になればと思いますが、折り畳めるという点だけでも未来感があります。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!