先週のニュースまとめ :楽天モバイルが4月8日スタート!Google I/O中止!【2019年2月29日 ~ 2020年3月6日】
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楽天モバイルの正式サービスは4月8日に開始となることが発表されました。すでに先行受付が開始となっています。また、楽天が米ASTと業務資本提携を結び、衛星通信で携帯電話サービスのエリアをサポートすることを明らかにしました。米Googleが開催予定だった「Google I/O」の物理イベントが中止となることが発表されました。
楽天モバイル
(1) 4月8日に正式サービス開始
楽天モバイルの携帯電話サービスが4月8日に本格スタートします。3月3日から先行受付が開始となっていて、先着300名には料金が1年間無料になるキャンペーンも実施されます。
料金プランは1種類で、月額2,980円です。プラン名は「Rakuten UN-LIMIT」です。
名称通り、リミットがないのが特徴ですが、何のリミットがないのかというとデータ通信です。楽天が自前で整備したインフラを使っての通信に関してはデータ通信がし放題となっています。しかし、楽天モバイルのインフラは数年間に渡って全国展開される予定で、当面は多くのエリアをauの通信網でカバーします。このau通信網を使っての通信量に関しては使い放題ではなく、月間2GBまでなので、その点には注意が必要です。
そのため、実際のところは月間2GBを注意しながら使うことになりそうです。2GBを超えた場合には最大128kbpsに制限されます。
音声通話はコミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を使った場合は基本的には無料ですが、Rakuten Linkを使わない場合には30秒あたり20円かかります。
(2) 楽天が米ASTと業務資本提携
楽天が衛星通信ネットワークを手掛ける米AST & Science, LLCと業務資本提携を締結したことを明らかにしています。米ASTの衛星通信ネットワークを携帯電話サービスのエリアサポートに活用するとしています。
米ASTの最新サービスでは、低軌道の人工衛星を活用し、低遅延での通信が可能とされています。しかも、衛星通信専用端末ではなく、市販の普通のスマートフォンで通信できることが特徴です。地上に整備する通常の携帯電話通信網と衛星通信のシームレスな繋ぎも可能となっているので、エリアカバーにうってつけだと考えられます。
イベント情報
(1) Google I/O
米Googleが毎年開催する開発者向けイベント「Google I/O」ですが、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、物理イベントは中止となりました。とはいえ、Googleは何らかの形での補填を検討中で、一部のセミナーなどはインターネット配信形式などで提供される可能性もあるかもしれません。
なお、イベントのチケットを購入した方には全額払い戻しが行われます。
・Google I/O公式サイト
サービス
(1) 「パ・リーグLIVE」が「スポーツナビ」で提供
パ・リーグのライブ中継サービス「パ・リーグLIVE」が今年度の開幕戦からスポーツ情報サービス「スポーツナビ」上で「Yahoo!プレミアム」会員向けに提供されることになりました。ソフトバンク、ワイモバイルの携帯電話ユーザーも追加料金なしで利用できます。
スポーツナビ上での提供によって、スポーツナビ上での各種情報を合わせてチェックしやすくなります。
また、追っかけ再生機能によって試合開始時に戻っての視聴などもできます。
あとがき
楽天モバイルのサービスが4月8日に開始となり、いよいよ4キャリア時代がスタートします。今のところ楽天のインフラ整備はまだまだ限定的なので、料金プランの魅力は3キャリアに対して突き抜けたものではないと思いますが、楽天市場など楽天の他のサービスを色々と使っている方に関しては、おそらく楽天モバイルのお得度はかなりのものになってくると思います。とはいえ、前述したようにインフラ整備がまだまだなので、しばらく様子見でいいように、個人的には思います。ですが、楽天が参入したことでドコモやau、ソフトバンクも今までと同じにはいかないはずです。市場の活性化には確実になるはずなので、4キャリア時代が楽しみですね!
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!
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