NTTドコモ(以下、ドコモ)が13機種の新製品を発表し、すでに順次販売開始しています。第5世代移動通信システム「5G」対応機種もあり、大注目のラインナップです。また、無料の公衆無線LANサービス「d Wi-Fi」も登場です。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、ドコモやau、ソフトバンクなどの携帯電話料金の支払い期限の延長が可能となっています。二輪ロードレースの世界選手権「MotoGP」の有料動画サービスが無償提供中です。
ドコモ
(1) ドコモが13機種発表!
ドコモが13機種に及ぶ新製品を発表し、順次販売開始しています。13機種のうち、5Gに対応している製品は8機種、4G製品は5機種です。この中で、「Galaxy S20 5G」と「AQUOS R5G」はすでに発売され、残りの11機種はこれからとなっています。
大注目は「Xperia 1 II」ですが、「arrows 5G」や「LG V60 ThinQ 5G」などにも注目です。また、4G製品にも「Xperia 10 II」やタブレット「dtab d-41A」などがあり、なかなかバランスの良いラインナップです。
全機種のリストは次の通りです。
・Galaxy S20 5G:3月25日
・AQUOS R5G:3月25日
・LG V60 ThinQ 5G:4月下旬以降
・Xperia 1 II:4月下旬以降
・Galaxy S20+ 5G:5月下旬以降
・Xperia 10 II:5月下旬以降
・Wi-Fi STATION SH-52A:5月下旬以降
・arrows 5G:6月下旬以降
・Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition:6月以降
・arrows Be4:6月以降
・Galaxy A41:6月以降
・LG style3:6月以降
・dtab d-41A:今夏
(2) 無料Wi-Fiサービス「d Wi-Fi」
ドコモが誰でも使える無料のWi-Fiサービス「d Wi-Fi」の提供を開始しました。d Wi-Fiは、ドコモの携帯電話ユーザーでなくとも利用できることが最大の特徴で、「dアカウント」を持ち、「dポイントクラブ」の会員になりさえすればOKです。要するに「dポイントカード」のユーザーになれば、利用できてしまうので、auやソフトバンクのユーザーであってもオススメです。
しかも、従来の「docomo Wi-Fi」と違い、同時接続可能台数が5台となっているのが魅力的です。スマホ、ノートPCやタブレットなど、複数の機器でd Wi-Fiを利用できます。
新型コロナウイルスの影響を受けた方への支援等
(1) 携帯電話、固定電話などの料金支払い期限延長措置
総務省が行った要請を受けて、携帯電話、固定電話、固定通信サービスなどの料金支払い期限の延長措置が採られています。NTT東西、ドコモ、au、ソフトバンクなどです。詳しい内容は各社の発表を確認して頂きたいですが、基本的な内容は共通していて、2月末日以降の支払い期限の料金などを5月末まで延長する、といったようなものです。
ただし、延長は、ユーザー自ら申し出る必要があるので、その点にはご注意下さい。自動延長ではありません。
(2) MotoGPのVIDEO PASSが無償化
二輪ロードレース世界選手権MotoGPの2020年シーズンの開幕が新型コロナウイルスの影響で遅れていますが、MotoGPはファンのために有料の動画サービス「VIDEO PASS」の無償化をしています。ユーザー登録の必要はありますが、シーズン開幕までの間、無料で利用できます。シーズン開幕後は通常通り、有料に戻る予定となっていますが、それまでの間は、過去のアーカイブ映像など、様々な映像コンテンツを楽しむことができます。
あとがき
ドコモの5G新製品も発表・発売となり、いよいよ3キャリアの5Gサービスがスタートしています。とはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大によって、世の中は混迷を極めた状況にあります。一刻も早く、新型コロナウイルスの拡大が止まり、終息することを願っています。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!