LINE株式会社では、同社が保有する約523万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で確認できます:https://research-platform.line.me/archives/35428115.html
■結婚相手や恋人との出会いは「職場」がトップ。「マッチングアプリ」は「合コン」と並ぶ結果に
出会いの場所について聞いたところ、「職場/パート/アルバイト先」の回答が最も高く、3割強となりました。次いで、「友だち/知り合い/家族からの紹介」、「学校/サークル/部活」となっています。
2016年に実施した同様の調査と結果を比較してみると、今回の調査では、「職場」や「紹介」の比率がより上がっています。
また、「学校」「SNS」や「地元」は前回より下がる結果となりました。
■結婚意向がある人は約6割。特に若年層の減少が顕著
前回調査の72%より9ポイントと大きく減少しました。
※ここでの結婚は、「婚姻届やそれに類する証明書 (パートナーシップ証明書など) で、社会的に夫婦/パートナーとして認められること」として記載しています。
男性20~30代、女性20代も5ポイント以上減少しており、若い年代ほど結婚意向がある人が減少している傾向となりました。
■結婚したい理由は「好きな人といっしょにいたい」
30代以降になると「精神的な安心感が得られるから」「ひとりだと老後が心配/不安だから」などの精神的な支えとしても結婚をしたいと思う傾向がみられました。
■結婚したくない理由は「ひとりの方が自由/気楽だから」
「結婚の必要性を感じないから」も各年代で上位に入っていました。
30代以降の男性では「経済的に不安だから」も上位に入ってきており、自身の意向だけではなく、生活の状況による理由もあることがわかります。
■年収と結婚意向は正比例。ただし一定の年収を超えると下がる結果に
男性では年収が上がるほど結婚意向がある人の割合が増えますが、年収800万円以上になると落ちこむ傾向がみられました。
■結婚相手に求めることは「思いやり/優しさ」
「思いやり/優しさ」「気をつかわない/素のままでいられる」「いっしょにいて安らぐ/ほっとする」が男女ともに共通して重視しているポイントということがわかりました。
男性は重視しており、女性はそれほど高くなかった項目は、「性格が合う」「容姿が好み」「自分の趣味への理解」「自分の仕事への理解」「家事能力」で、男性のほうが女性よりも6~14ポイント高い結果となりました。
男女で、結婚相手に求めること、重視することが異なる様子がわかります。
結婚への態度、相手に求めるものが、この数年でも、どんどんと変質しているのが見て取れます。
この『出会い・結婚』に関する調査は2回に分けて紹介予定です。
【調査について】
調査対象:日本全国 15歳以上69歳以下の男女
実施時期:2020年6月5日~8日
有効回収数:52,429サンプル
※市場の性年代別構成比にあわせて回収
【「LINEリサーチ」について】
約516万人のアクティブモニターのうち10~29歳が53%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。
LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年4月時点
「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/