LINEリサーチ:10~40代で結婚意向がある人は約6割、2016年の調査から9ポイント減少 結婚したくない理由は「ひとりの方が自由/気楽だから」が1位に

LINE株式会社では、同社が保有する約523万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。

このたびLINEリサーチでは、日本全国の15歳~69歳の男女約5万人を対象に、出会い・結婚に関する調査を実施、その結果を発表しました。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」で確認できます:https://research-platform.line.me/archives/35428115.html

■結婚相手や恋人との出会いは「職場」がトップ。「マッチングアプリ」は「合コン」と並ぶ結果に

結婚相手や恋人、好きな人とはどのような場所を通じて出会っているのでしょうか。

出会いの場所について聞いたところ、「職場/パート/アルバイト先」の回答が最も高く、3割強となりました。次いで、「友だち/知り合い/家族からの紹介」、「学校/サークル/部活」となっています。

今回調査で新たに項目に追加した「マッチングアプリ/サービス」は4%と「合コン」や「地元」と同率となっています。

2016年に実施した同様の調査と結果を比較してみると、今回の調査では、「職場」や「紹介」の比率がより上がっています。

また、「学校」「SNS」や「地元」は前回より下がる結果となりました。

■結婚意向がある人は約6割。特に若年層の減少が顕著

10~40代の結婚していない男女に、将来の結婚(※)意向について聞いたところ、「とてもしたいと思う」「まあしたいと思う」の回答合計は64%と約6割になりました。

前回調査の72%より9ポイントと大きく減少しました。

※ここでの結婚は、「婚姻届やそれに類する証明書 (パートナーシップ証明書など) で、社会的に夫婦/パートナーとして認められること」として記載しています。

また、「結婚意向がある」人の割合を男女年代別でみると、特に男性10代と女性10代が、前回調査と比べて10ポイント以上減少しており、他年代と比べて最も大幅な減少がみられます。

男性20~30代、女性20代も5ポイント以上減少しており、若い年代ほど結婚意向がある人が減少している傾向となりました。

■結婚したい理由は「好きな人といっしょにいたい」

次に「結婚意向がある」人に、結婚したい理由を聞いたところ、男女ともに「好きな人といっしょにいたいから」が上位となりました。

30代以降になると「精神的な安心感が得られるから」「ひとりだと老後が心配/不安だから」などの精神的な支えとしても結婚をしたいと思う傾向がみられました。

■結婚したくない理由は「ひとりの方が自由/気楽だから」

一方、「結婚意向がない」人に、結婚したくない理由を聞いたところ、男女ともに「ひとりの方が自由/気楽だから」が10~40代のすべての年代で1位の理由となりました。

「結婚の必要性を感じないから」も各年代で上位に入っていました。

10代、20代は男女ともに「趣味を優先したい/趣味に時間を使いたいから」が3位以内に入っており、自分に時間を使いたいという意向が見受けられます。

30代以降の男性では「経済的に不安だから」も上位に入ってきており、自身の意向だけではなく、生活の状況による理由もあることがわかります。

■年収と結婚意向は正比例。ただし一定の年収を超えると下がる結果に

結婚の意向と収入状況にはどのような傾向があるのか、現在結婚しておらず有職の人を対象に、年代と個人年収ごとに結婚意向をみてみました。

男性では年収が上がるほど結婚意向がある人の割合が増えますが、年収800万円以上になると落ちこむ傾向がみられました。

女性では、20代では年収が上がるほど結婚意向がある人も増えますが、30~40代では年収600万円以上で、結婚意向がある人が減る傾向がみられました。

■結婚相手に求めることは「思いやり/優しさ」

すでに結婚や婚約をしている男女と、結婚していない男女で「結婚意向がある」「どちらともいえない」と回答した人を対象に、「結婚相手に求めること・重視すること」を聞きました。

「思いやり/優しさ」「気をつかわない/素のままでいられる」「いっしょにいて安らぐ/ほっとする」が男女ともに共通して重視しているポイントということがわかりました。

項目によっては、男女で大きな差が出るものもありました。

男性は重視しており、女性はそれほど高くなかった項目は、「性格が合う」「容姿が好み」「自分の趣味への理解」「自分の仕事への理解」「家事能力」で、男性のほうが女性よりも6~14ポイント高い結果となりました。

一方、女性が重視しており、男性がそれほど高くなかった項目は、「安定した仕事」「経済力」で20ポイント以上の差、「家事/育児への意欲/協力姿勢」が6ポイント差が出る結果となりました。

男女で、結婚相手に求めること、重視することが異なる様子がわかります。

今回の調査結果は、4年前に実施した前回調査( https://research-platform.line.me/archives/14478826.html )からも大きな変化がみられました。

結婚への態度、相手に求めるものが、この数年でも、どんどんと変質しているのが見て取れます。

この『出会い・結婚』に関する調査は2回に分けて紹介予定です。

本記事では、出会いや結婚の意向などを中心にご紹介しましたが、次回は「マッチングアプリ」「事実婚」「夫婦別姓」について、お届けする予定です。

【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォン調査

調査対象:日本全国 15歳以上69歳以下の男女

実施時期:2020年6月5日~8日

有効回収数:52,429サンプル

※市場の性年代別構成比にあわせて回収

【「LINEリサーチ」について】

「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。

約516万人のアクティブモニターのうち10~29歳が53%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。

また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。

LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。

* 2020年4月時点

「LINE リサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/