米Microsoftが9月10日にAndroid端末「Surface Duo」を発売します。価格は約15万円からですが、残念ながら米国での話で、現時点では日本市場への投入予定は明らかになっていません。また、ワイモバイルから4眼カメラ搭載スマートフォン「OPPO Reno3 A」が8月20日に登場しました。米Googleが「Wear OS by Google」の最新バージョンにおいて、「手洗いタイマー」などの新機能を導入することを明らかにしました。
新製品
(1) Surface Duo
MicrosoftがAndroidを搭載し、2画面折り畳みディスプレイが特徴の製品「Surface Duo」を9月10日に発売することを明らかにしました。価格は1,399ドルからですが、先ほど述べたように、今のところは日本市場への投入予定は分かっていません。
5.6インチのディスプレイを2枚搭載し、特殊なヒンジによって360度回転できます。1枚あたりのアスペクト比は4:3ですが、開いた状態だと2枚合わせて3:2の8.1インチになります。
こうした製品には2画面を上手く活用したアプリや機能の存在が不可欠です。そこでMicrosoftは自社製アプリにおいて、Surface Duo用のカスタマイズを行い、2画面を効率的かつ魅力的に使えるようにしています。例えば「Edge」「Office」「Outlook」「Skype」「Teams」などです。
最終的にはサードパーティーのアプリからもSurface Duoを活用した機能などが登場することが期待されます。
そして何より日本で発売されるのかどうか? それが気になるところです。
(2) ワイモバイル、OPPO Reno3 A
ワイモバイルからオッポ製のスマートフォン「OPPO Reno3 A」が8月20日に発売になりました。正確にはAndroid OSではなく、Android 10ベースのColorOS 7.1搭載製品ですが、実質的にはAndroidスマホと変わりません。しかも、低価格帯の機種ながら、かなり凝ったメインカメラ、フルHD+解像度の有機ELディスプレイ、6GBメモリに128GBストレージと、結構ハイスペックなのが魅力です。メインカメラは4眼カメラです。
また、「おサイフケータイ」にも対応しています。価格は、39,600円ですが、指定プラン加入で15,840円割引なので、実質的には23,760円になります。機種変更の場合でも7,200円引きです。さらに、5,000円相当分の「PayPayボーナス」プレゼントキャンペーンもあるので、結構実質的な負担額を下げられます。
(1) Wear OSの新機能
Googleが開発中のウェアラブルOS「Wear OS by Google」の最新バージョンにおいて、「手洗いタイマー」と呼ばれる機能が導入されます。想像できると思いますが、新型コロナウイルス対策の一環です。ただ、実際に必要かと言われると、普段から手洗いを行っている場合、邪魔かもしれません。その場合にはオフにすればいいでしょう。とはいえ、手洗いを促す機能は、ウェアラブル端末向けOSとしては、悪くないように思います。
また、天気予報機能においては、1時間ごとの更新ができたり、気象警報を表示することもできるようになります。
あとがき
ついにSurface Duoが登場しますね。でも残念ながら日本での登場予定はまだ分かりません。個人的にはかなり欲しいのですが、高いですよね……。私自身が現在のモバイルPCをSurfaceにしていることもあり、尚更関心が強い訳ですが、とにかく高いですよね。というか、今後登場するだろう「Galaxy Note20 Ultra」も相当高そうですし、ちょっと、ひと昔前のハイエンド機種とはくらべものにならないレベルまで上がってきたように思います。15万円から20万円しますからね、いまのハイエンドの一部機種は。せめて10万円を切って欲しいところなので、日本発売が決まった時には、やはり価格発表が一番気になります。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!