先週のニュースまとめ :シャープが「AQUOS」4機種を発表!「モバイルSuica」会員数が1000万人突破!【2019年9月12日 ~ 2020年9月18日】

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シャープは「AQUOS」シリーズの新製品を一挙4機種発表しました。「AQUOS zero5G basic」「AQUOS sense5G」「AQUOS sense4」「AQUOS sense4 plus」です。前者2機種は5G対応、残る2機種は4G対応スマートフォンです。また、ソニーが新しい世代の「FeliCa」のチップを開発したことを明らかにしています。そして、「モバイルSuica」の会員数が1,000万人を突破したことがJR東日本から発表されました。

シャープ新製品

(1) AQUOS zero5G basic

今回発表された4機種のうち、5Gに対応するスマートフォンの1つ目はAQUOS zero5G basicです。「AQUOS zero」シリーズとしては5G対応第一弾モデルとなります。6.4インチサイズで中間にブラックスクリーンを挟む特殊な240Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載します。これはシャープ製スマートフォンでは2機種目の搭載事例になります。

今回のAQUOS zero5G basicでは、ゲーミングスマートフォンを謳ってはいませんが、そうPRしても構わないレベルの特徴をいくつかのコンポーネントに備えています。その一つがディスプレイとタッチパネルです。二つ目はサウンド面で、「Dolby Atmos」対応のステレオスピーカーを搭載しています。

また、OSはAndroid 10で、CPUはQualcomm Snapdragon 765 5Gです。メモリとストレージは組み合わせが2種類用意されます。6GB、64GBか8GB、128GBです。

(2) AQUOS sense5G

続く5G対応スマートフォンはAQUOS sense5Gです。こちらも「AQUOS sense」シリーズとしては5G対応第一弾モデルに当たります。senseシリーズは今は国内スマートフォン市場における売れ筋の人気製品です。おそらく今回のAQUOS sense5Gも売れることでしょう。しかも、比較的リリース時期が遅いこともあり、OSはAndroid 11です。最新OSを搭載しての登場、という点も魅力です。

あくまでもzeroシリーズの製品であるAQUOS zero5G basicと比べて、一部スペックは抑えられています。CPUはQualcomm Snapdragon 690 5Gです。これでも十分性能は高いので、ほとんどのユーザーがストレスを感じることなく日々の利用をできそうです。

ディスプレイは有機ELではなく、5.8インチのIGZO液晶です。メモリは4GB、ストレージは64GBと、この辺りもAQUOS zero5G basicよりも抑えられていますが、その分、価格も下げられるはずです。それでいて、メインカメラにはトリプルカメラを採用するなど凝っています。

(3) AQUOS sense4

大人気のAQUOS senseシリーズの最新ナンバリングモデルです。5Gスマートフォンではなく、4Gスマートフォンです。正直な話、現時点では各社の5Gインフラの整備はまだまだなので、依然として今回の4機種の中でもAQUOS sense4が最大の目玉ではないかと思います。そして注目機種だけあり、しっかりと正常進化を遂げています。

5.8インチのIGZO液晶、AQUOS史上最大容量となる4,570mAhのバッテリーによる超長時間駆動、CPUにはQualcomm Snapdragon 720Gを採用し、メモリは4GB、ストレージは64BGです。メインカメラはトリプルカメラで、生体認証機能では指紋認証、顔認証に対応し、おサイフケータイ、防水・防塵仕様にも対応するなど、バランスよく機能がまとめられています。

(4) AQUOS sense4 plus

最後に紹介するのはAQUOS sense4 plusで、旧モデルと同様に、senseのナンバリングモデルの派生機種となります。6.7インチと、やや大型のディスプレイに変わります。高出力のスピーカーも搭載し、動画やゲーム用途にも向いた機種とされています。CPUはQualcomm Snapdragon 720Gですが、メモリは8GBの増量され、ストレージも128GBです。

機種選択においては価格も大きな要素を占めますので、AQUOS sense4とどちらを買うか迷った時には価格も含めての検討になりますが、メモリが8GBに増えているのは、ゲームを遊ぶ機会が多い方には非常に大きな違いだと思います。

新技術

(1) FeliCaの次世代チップ

おサイフケータイの基幹技術として広く普及し、知られる「FeliCa」ですが、ソニーが最新世代のチップを開発したことを明らかにしました。もちろん技術的に進化を果たしています。この新チップを搭載したカード製品の量産は今年の11月にも始まる予定とされています。

新しいFeliCaチップでは、第三者による不正利用を防ぐためのセキュアID機能に対応しています。これにより、各種電子決済や会員サービス等のオンライン型サービスの用途において、セキュリティを強化し、各サービス事業者は安全にクラウド上でのデータ管理ができるといいます。

また、カードのリーダー/ライター端末との間の通信においてもセキュリティを強化しています。

決済サービス

(1) モバイルSuica

2006年1月にサービス開始となった「モバイルSuica」の会員数が9月8日時点で1,000万人を突破したことがJR東日本から発表されました。Androidスマートフォンでのサービスが始まったのは2011年7月、Apple Pay対応は2016年10月、そして2018年5月にGoogle Play対応と、段階的に最新プラットフォームなどに対応してきました。

特に大きな伸びを感じるのはGoogle Play対応と鉄道利用におけるJRE POINTが貯まるサービスの開始時でしょうか。さすがに1,000万突破後の伸びがどうなるのかは分かりませんが、いずれにしても広く普及したことは確かです。

そしてJR東日本では1,000万人突破の謝恩キャンペーンを実施中です。オリジナルエコバッグが抽選でプレゼントされますので、関心がある方はキャンペーンサイトをチェックしてみましょう。

あとがき

AQUOSシリーズの新製品が一気にこの秋冬に登場しますね。もう数年前になりますが、シャープのAQUOSがスマートフォン市場で徐々に復活し、今や人気シリーズとなりました。コストパフォーマンスに優れるsenseシリーズだけでなく、ハイエンド機種も一定の人気を誇ります。最新技術をキチンと盛り込んでいる上、OSに関してもバージョンアップの保証をするなど、安心して買える環境を整えていることも人気の秘訣だと思います。いよいよ秋冬モデルの登場時期ですので、注目したいですね!

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!






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