先週のニュースまとめ :「moto g9」「moto g PRO」発売!楽天モバイル、来年3月で東京都はauローミング終了へ【2019年10月24日 ~ 2020年10月30日】

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モトローラ・モビリティ・ジャパンから新製品「moto g9 play」と「moto g PRO」が発売となっています。motoシリーズは格安スマホ市場で中々の良製品なので注目です! 通信サービス業界では、IIJが法人向けサービスながらau 5Gのインフラを使った5Gサービスの提供を開始しています。徐々にMVNOでの5Gサービスも続々と始まりそうです。また、楽天モバイルにau 4G LTEのローミングサービスを提供しているKDDIですが、来年3月末で東京都エリアへの提供が原則として終了となり、都での通信サービスは原則として楽天モバイルの自社インフラでの提供に完全に切り替わる予定です。

新製品

(1) moto g9 play、moto g PRO

(左からmoto g9 play、moto g PRO)

モトローラ・モビリティ・ジャパンからmoto g9 playとmoto g PROが登場です! IIJmioやgoo Simsellerなどでの取扱いも始まっています。販売価格はMVNOによって異なりますが、moto g9 playはおよそ24,800円、moto g PROは35,800円と、いずれにしてもコストパフォーマンスに優れるスマートフォンに仕上がっています。

◆moto g9 play

moto g9 playはmoto gシリーズの第9世代のナンバリングモデルで、エントリークラスの製品となりますが、結構ミドルエンドに対抗できるスペックの部分もあるので、思いの外快適に使えるはずです。というのも、Snapdragon 662と4GBメモリの組み合わせなので、結構パワーがあります。ディスプレイがHD+なのも負荷を軽減してくれるので尚更パフォーマンス十分でしょう。

ディスプレイは6.5インチの縦長で、解像度は1,600 x 720ドットです。欲を言えばフルHD+の方がいいですが、意外と普通に綺麗です。

バッテリー容量は5,000mAhと、非常に大容量で、連続使用も余裕でしょう。指紋認証センサーも付いていますし、十分良い感じです。

ただ、FeliCa非対応、防水・防塵非対応なので、これらについては注意したいところです。

◆moto g PRO

moto g PROはmoto g9 playよりも約11,000円高い分、スペックが上がっています。
CPUはSnapragon 665、メモリは4GBで、ディスプレイは6.4インチで2,300 x 1,080ドットです。moto g9 playよりも少しCPUのパワーが向上し、ディスプレイの解像度がHD+からフルHD+に上がっています。ただメモリは4GBのままなのと、バッテリー容量が4,000mAhと少し減っているので、moto g9 playを好む方も多いとも思います。

一方で、moto g PROはAndroid One準拠製品としてAndroid 10搭載で出荷され、Android 12までのアップデート提供が保証されている点が大きな魅力です。加えて、スタイラスが付属するので、手書きメモ端末としても使えるというのが魅力の一つです。

カメラも凝っていて、背面に4,800万画素のメインカメラ、マクロカメラ、超広角アクションカメラで構成されるトリプルカメラを搭載します。加えて、レーザーオートフォーカスにも対応しています。

通信サービス

(1) IIJ、au 5G活用5Gサービス提供開始

IIJが法人向けのモバイル通信サービス「IIJ モバイルサービス/タイプK」において、10月30日より5Gサービスの提供を開始しました。このサービスでは、au 5Gのインフラを利用しています。法人向けサービスなので、一般ユーザーにとっては直接は関係のないニュースですが、徐々に格安SIM/スマホサービスでも5Gサービスが展開されるのだろうと期待が高まる動きであることは確かです。

しかも、料金も抑えられているのが魅力です。

「定額プランL」は月間10GBで5,500円です。さらに抑えたい場合には「定額プランライト」であれば3GBから50GBまでの間で変動しますが、料金は900円スタートなので、かなり安価です。

(2) 楽天モバイル、東京都でのauローミングサービス活用終了へ

楽天モバイルは自社インフラの整備を進めつつ、カバーできていないエリアにおける通信はKDDIから提供されるau 4G LTEローミングサービスで補っています。ユーザーは自社インフラとau回線を手動で切り替えたりせずに使えますが、実は背後では2つの回線が使われていることになります。しかし、注意が必要なのはau回線での通信に関しては料金プランで定められた使い放題には該当しないということです。

そのため楽天モバイルのプランの魅力が最大限発揮できるのは自社インフラが拡大してからの話です。

そして東京都に関しては、来年3月末で原則としてau 4G LTEローミングサービスの提供が終了となりますので、4月以降は原則として東京都は楽天モバイルの自社インフラのみでのサービス提供ということになります。すなわち、楽天モバイルのユーザーで東京都内での利用が中心の方は、基本的にはデータ通信は使い放題、ということになるはずです。

(3) トヨタ自動車がKDDIに更なる出資

トヨタ自動車とKDDIが提携関係の強化を目的に新たな業務資本提携に合意しています。中長期的に戦略的な提携を進めるため、トヨタ自動車はKDDIの株式18,301,600株(総額約522億円)を第三者割当で引き受けます。すなわち追加で約522億円を出資する形となります。結果、トヨタ自動車によるKDDIの持株比率は13.74%になる予定です。株式の取得日は2021年1月29日の予定とのこと。

あとがき

motoシリーズの新製品が登場しています。結構良いのでオススメです!

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!






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