先週のニュースまとめ :ソフトバンク、ワイモバイル、「SoftBank on LINE」で新プラン!国産ブラウザ「Smooz」がサービス終了【2019年12月19日 ~ 2020年12月25日】

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ソフトバンクがNTTドコモ(以下、ドコモ)の新料金プラン「ahamo」(アハモ)や「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」に対抗する料金プランを「SoftBank」「Y!mobile」、そして「SoftBank on LINE」をコンセプトとする新ブランドの3ブランドからそれぞれ特徴の異なるものを提供することを明らかにしました。また、国産Webブラウザ「Smooz」が情報流出騒動の末、サービス提供終了となっています。

ソフトバンク

(1) SoftBank、「メリハリ無制限」

ソフトバンクが新料金プランを3ブランドから投入することを明らかにしています。それらを順に紹介したいと思いますが、まず一つ目は、SoftBankブランドにおける「メリハリ無制限」です。このプランは4G機種、5G機種、共通なので、どちらの機種でも加入できます。

要するに月々の高速データ通信量の上限がないプランとなります。ただし、スマートフォンをWi-Fiルーター代わりに使う「テザリング」機能を使った通信に関しては対象外で、テザリングは30GBまでとなっています。ということで、さすがに固定回線のような使い方はできません。しかし、少なくともスマートフォン自身での通信は上限無しなので気軽に使えます。

音声通話の無料通話分は含まれていませんので、国内通話は30秒あたり20円での従量課金となります。

料金は月額6,580円ですが、使用データ量が3GB以下だった月に関しては1,500円引きとなります。また、割引適用も可能で、その場合は月額4,480円まで下がります。

(2) Y!mobile、「シンプルS」、「シンプルM」、「シンプルL」

ワイモバイルの新プランは「シンプルS」「シンプルM」「シンプルL」です。月々のデータ通信量の上限が定められている、手頃なプラン群といっていいでしょう。

「シンプルS」は3GBで1,980円、「シンプルM」は10GBで2,980円、「シンプルL」は20GBで3,780円です。

先ほど紹介したソフトバンクの「メリハリ無制限」と同様、音声通話については無料分がないので、国内通話は30秒あたり20円での従量課金となります。

また、割引適用も可能になる予定なので、さらに少し安くできるかもしれません。

(3) SoftBank on LINE

最後に新ブランドにおける料金プランですが、ブランド名はまだ正式には発表されていませんが、ブランドコンセプトが「SoftBank on LINE」になることは明かされています。加えて、料金プランが「LINEがギガノーカウント」になることも発表済みです。

この新ブランドの登場をもって現行のMVNO「LINEモバイル」のサービスが終了となるわけではないようですが、少なくとも現在LINEモバイルのサービスを提供するLINEモバイル株式会社はソフトバンクの完全子会社となる予定です。そして、どうやら「SoftBank on LINE」のサービスは、このLINEモバイルから提供されることになりそうです。しかも、現行のMVNOサービスと違い、新サービスはMNO品質の通信サービスになるとされています。すなわち、回線はSoftBankやY!mobileのユーザーと同じ速度で提供されるわけです。

ただ、詳細は後日発表となるようで、まだ細かなことは分かっていません。

少なくとも、「LINEがギガノーカウント」は月額2,980円で、月間データ通信量は20GB、国内音声通話は1回5分までなら何度でも無料です。それを超えた分は30秒あたり20円での従量課金です。

要するに、この「LINEがギガノーカウント」がドコモのahamo対抗プランということになり、ahamoと同様、オンライン申込限定のプランとなるようです。その点には注意が必要だと思います。従来通り、店頭対応などのサポートが欲しい方は、SoftBankやY!mobileのプランを利用する方がいい、ということになるでしょうし、特に問題ないというのであれば、本プランはかなり魅力的となるはずです。

アプリ/サービス

(1) Smooz、サービス終了

国産のWebブラウザ「Smooz」のサービス提供が終了しました。何があったのかというと、ウェブサイトの閲覧情報、個人情報等がユーザーの許諾を得ずに無断でサービス提供会社であるアスツールに送信されていた、という問題が発覚したことに起因しています。しかも、ユーザーが自身の情報提供を許可しない設定にしていようが、プライバシーを守れるプライベートモードにして閲覧していようが送信されていたということで、非常に重い問題だと捉えられました。

アスツールは、一部データ送信については不具合が原因だったとし、その問題への対策を行いましたが、最終的にはサービス提供終了へと至ることになっています。

あとがき

ソフトバンクが、3ブランドに分けてドコモへの対抗を図ってきましたね。特に注目すべきはMNO品質の通信サービスとして提供される予定の「SoftBank on LINE」ブランドコンセプトによる新ブランドのサービスでしょう。ブランドコンセプトという、一つ手前の段階の言葉が出てきている関係で若干複雑化していますが、結局、まだ最終的なサービス名称が決まらなかったことに対する暫定措置なのでしょう。いずれにしても、追って詳細が分かってくるはずです。一方、auはまだ静観している状況というか、対抗プランが明らかになっていませんので、これからの発表が楽しみですね。

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました! 次回もお楽しみに!!







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