さらに、1月22日(金)からの『くるみ割り人形』の舞台裏を映した特別ドキュメンタリー映像の配信が決定しました。
概要
新国立劇場バレエ団は、日本で唯一国立の劇場に所属し、国際的にも高い評価を得ている日本最高峰のバレエ団です。
今回配信でお届けするのは、新国立劇場バレエ団を代表するプリンシパル・ダンサーの2人、小野絢子、福岡雄大が主演するステージです。
誰もが聞いたことのあるチャイコフスキーの美しい楽曲と共に、日本最高峰の実力を誇る新国立劇場バレエ団による夢見るようなステージをお楽しみいただけます。
リハーサル映像や、吉田都芸術監督、主役ダンサーをはじめとする新国立劇場バレエ団ダンサーのインタビューなど、より『くるみ割り人形』を楽しめる特別映像となっています。
―今回、新型コロナウイルス感染症の影響により、公演ができない期間もありました。自粛期間中、どのように過ごされていたのでしょうか。
小野:自宅でできる限りのトレーニングを行いました。
福岡:体力が落ちないようにしていました。あとは、普段時間がなくて出来ない事などをしたり、楽しく伸び伸びと過ごす事を心掛けていました。ただ、自粛期間が長かったので、舞台で踊れないという事が辛かったですよ(笑)
―日常生活のなかでは、舞台や身体のために特に気をつけていることはありますか?
小野:心身共に健やかに過ごすこと!特にバランス良い美味しい食事をしっかりとる事に気を付けています。
福岡:免疫力が落ちないように栄養をしっかり取る事ですね。あと、睡眠を7時間は取る。
―自粛期間を経て年末恒例の公演『くるみ割り人形』が無事開幕し、そして閉幕を迎えました。今の率直なお気持ちを教えてください。
小野:今の様な状況下で開幕できた奇跡に感謝の気持ちでいっぱいです。
福岡:無事に終わって、ホッとしております。
―今回初めて『くるみ割り人形』がデジタル配信されることになります。このような試みについては、どう思われますか?
小野:期待しています!これをきっかけにバレエを知ってもらったり将来的に劇場に足を運んでもらえる様になったらとても嬉しいです。
福岡:この様な状況下で、もう世界中で主流となっている映像をネット配信するという形は、凄く良い提案だと思います。
―最後に、『くるみ割り人形』をご覧になる方に向けて、本作の見どころを教えてください。また、まだバレエを劇場で観たことのない方々に向けてもメッセージをお願いいたします。
福岡:ウエイン・イーグリング版『くるみ割り人形』はウエインの玩具箱を見ている様な感覚になります。彼のユーモア、ウィットに富んだ、そんなくるみ割り人形です!
クラシックバレエというのはとても敷居が高いものだと思われがちなのですが、今の時代は身近なものになってきたと思います。是非、この映像配信を機に劇場に足をお運びいただきたいと心より思っています。やはり、バレエというものは映像で画面を通して見るのではなく、劇場で生のクラシックバレエの雰囲気を肌で感じていただけると、ひとときの幸せな時間を過ごしていただけると思います。
※文化庁「文化芸術収益力強化事業」:
文化芸術団体の新たな収益確保・強化に向けた、新たな鑑賞形態による文化芸術団体の実演、企画などの映像制作、配信などを支援する事業。詳しくはこちら[https://bunka-syueki.jp/]
<概要>
『くるみ割り人形/新国立劇場バレエ団(2020年)』
【配信期間】2021年1月15日(金)12:00~2月14日(日)23:59 予定
【価格】980円(税込)/視聴期間:3日間
【視聴ページ】https://video.unext.jp/title/SID0054571?rid=PR00517
<キャスト>
クララ/こんぺい糖の精:小野絢子
ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:福岡雄大
ドロッセルマイヤー:貝川鐵夫
ねずみの王様:奥村康祐
ルイーズ:池田理沙子
雪の結晶:柴山紗帆、渡辺与布
花のワルツ:柴山紗帆、飯野萌子、井澤 諒、原 健太 ほか
『くるみ割り人形』特別ドキュメンタリー
【配信開始日】2021年1月22日(金)~2月14日(日)23:59 予定
【配信形態】見放題
※配信日は予告なく変更となる場合がございます。