サムスン電子が「Galaxy S21 5G」「Galaxy S21+ 5G」「Galaxy S21 Ultra 5G」を日本市場に投入することを発表しました。ドコモはGalaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5G、auはGalaxy S21 5GとGalaxy S21+ 5Gです。無印は両キャリア共に扱い、Ultraはドコモ、S21+はauという形です。また、LGエレクトロニクスが携帯電話事業から撤退することを明らかにしました。日本市場も含めてグローバルでの決定です。
新製品
(1) Galaxy S21 5Gシリーズ
サムスン電子からGalaxy S21シリーズが登場です。ドコモはGalaxy S21 5GとGalaxy S21 Ultra 5Gを22日に発売します。一方のauはGalaxy S21 5GとGalaxy S21+ 5Gを22日に発売です。どちらのキャリアも同じ日に発売します。
（ドコモ向けのGalaxy S21 5G）
まずはドコモ向けから見ていきましょう。Galaxy S21 5Gはシリーズのベースです。6.2インチのフルHD+の有機ELディスプレイを搭載し、背面には3眼カメラを搭載です。もちろん名前の通り5Gに対応します。
そしてプロセッサはSnapdragon 888、メモリは8GB、ストレージは256GBです。
ではGalaxy S21 Ultra 5Gは、というと、6.8インチでQHD+の有機ELを搭載します。より大きく、解像度の高いディスプレイですが、それだけではなくダイナミックリフレッシュレートの範囲も下は10Hzから上は120Hzまでと広くなっています。メモリも12GBに増量されています。さらに背面には4眼カメラ、そして「Sペン」にも対応します。「Galaxy Note」の代わりにもなるという訳です。
（ドコモ向けのGalaxy S21 Ultra 5G）
ではauはというと、Galaxy S21 5Gは基本的に同じですが、もちろん通信方式が異なるので速度は違います。ドコモの場合は下り最大4.2Gbps対応ですが、au版は下り最大3.4Gbps対応です。とはいえ、もはやどちらにしても速いので、違いは関係ないようにも思います。
（au向けのGalaxy S21 5G）
Galaxy S21+ 5Gは、6.7インチでフルHD+の有機ELディスプレイを搭載します。3機種とも6インチ台ではありつつ、ディスプレイサイズが異なることになります。Galaxy S21+ 5GはGalaxy S21 Ultra 5Gに近いサイズです。ただし、「Sペン」には対応しません。また、メモリはGalaxy S21 5Gと同じく8GBです。
基本的には若干大きなGalaxy S21 5Gといった具合の機種になります。
（au向けのGalaxy S21+ 5G）
(2) Motorola razr 5G 限定カラー
Motorolaの折り畳み型スマホ「Motorola razr 5G」の限定カラーがプラススタイルから登場です。限定カラーはブラッシュゴールドです。プラススタイル公式通販サイトだけでなく、プラススタイルのAmazonストアやPayPayモール店などでも販売されていますので、好きな場所で購入すればいいでしょう。
ブラッシュゴールドは標準カラーと比べて印象が全く変わるくらいですから、こちらを望む方も多いのではないかと思います。
業界ニュース
(1) LGエレクトロニクスが携帯電話事業から撤退
赤字続きで撤退もしくは事業売却の噂が尽きなかったLGエレクトロニクスですが、ついに悪い噂が現実のものとなりました。グローバルで携帯電話事業から撤退します。
気になるのは既存製品の生産とアフターサポートですが、下記ページにおいて今後のサポート等が紹介されているので、ユーザーの方はチェックしておきましょう。
https://www.lg.com/jp/mobile/mc-announcement
SNS
(1) Instagramで「リミックス」機能
Instagramに「リミックス」機能が導入されました。この機能は、リール動画に合わせて動画を撮影することで、好きなリール動画とコラボレーションできる機能です。コラボレーションって具体的に何？ と思われると思いますが、要するにすでにあるリール動画と並べて表示・視聴できる動画を作成できる機能です。
画面を左右に2分割し、並べて表示できるわけです。
ただし、リミックス素材として使えるリール動画は、3月31日以降に投稿されたリール動画、もしくは以前シェアしたものを投稿者本人が[リミックスをオン]に設定したリール動画のみなので、その点には注意が必要です。
あとがき
razr 5Gは高価なスマートフォンですが、かなりの人気みたいですね！ また、Galaxy S21 5Gシリーズがついに日本市場で登場しますね。GalaxyシリーズはGoogleの「Pixel」シリーズ同様、安定したパフォーマンスで安心して使えるスマホブランドの一つなので注目ですね。一方で、LGエレクトロニクスの撤退は寂しいですね。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました！ 次回もお楽しみに！！