UQ mobileから5Gスマホ「Redmi Note 10 JE」が発売になりました。auからは「Galaxy A21 シンプル」が発売となっています。また、KDDIと横浜DeNAベイスターズが、ベイスターズの主催試合を多視点映像で視聴できるアプリ「ベイスターズプライムカメラ powered by au 5G（β版）」をリリースしました。現在はβ版なので、ひとまず無料で視聴できます。NTTドコモ（以下、ドコモ）が「eSIM」の提供を開始しました。
新製品
(1) UQ mobile、Redmi Note 10 JE
Xiaomi製のスマートフォン「Redmi Note 10 JE」が9月9日に発売になりました。Redmi Note 10 JEは、「JE」の文字から想像できると思いますが、日本市場向けに開発された製品で、「おサイフケータイ」や防水・防塵対応など、日本でガラケー時代から一般的とされてきた仕様に対応しています。それでいて、5G対応、3眼AIカメラ搭載、そして低価格でコストパフォーマンスに優れる製品となっています。
価格はUQ mobileオンラインショップのものを参考に書くと、現時点ではMNPで6,765円～、新規は12,265円～、機種変更は28,765円～となっています。
ディスプレイは6.5インチのフルHD+、Snapdragon 480 5G、メモリ4GB、ストレージ64GB、バッテリー容量4,800mAhといった基本スペックです。
(2) au、Galaxy A21 シンプル
auからサムスン電子製のスマートフォン「Galayx A21 シンプル SCV49」が発売となっています。こちらも先ほどのRedmi Note 10 JEのように安価なモデルで、参考価格は22,000円です。
5.8インチのHD+ディスプレイ、Exynos 7884B、メモリ3GB、ストレージ64GB、バッテリー容量3,600mAhの基本スペックで、5Gには非対応のスマートフォンで、最大の特長は「シンプルだから、はじめやすい」のキャッチコピーに代表されるように、スマホ初心者やシニア層などを主なユーザーとして想定しているため、「かんたんモード」が初期設定になっている点です。もちろんモードは変えられます。
おサイフケータイ、防水・防塵対応の他、FMラジオにも対応しています。
アプリ
(1) ベイスターズプライムカメラ powered by au 5G（β版）
KDDIとDeNA横浜ベイスターズが協力するアプリ「ベイスターズプライムカメラ powered by au 5G（β版）」がリリースされました。本アプリは、ひとまずベータ版なので、今シーズンは無料で利用できます。また、auのユーザーでなくても構いません。ドコモなどのスマートフォンでも利用できます。
本アプリでは、一般的な中継映像と違い、スタジアム内に設置された複数のカメラの映像を切り替えて試合を楽しむことができます。しかも、解説音声も提供されるので、地味に試合を視聴するだけでなく、普通にテレビなどのような感じで野球中継を楽しむこともできます。
→ベイスターズプライムカメラ（ベイプラ）アプリはこちら
通信サービス
(1) ドコモ、eSIM
ドコモが9月8日からドコモオンラインショップとahamo公式サイトでのeSIM対応を開始しました。対応機種の数は限られますが、徐々に拡大される予定です。Androidだと最初は「dtab Compact d-42A」からの対応で、他は「iPhone」「iPad」や「キッズケータイ SH-03M」からです。また、ahamo非対応機種もあるので注意が必要です。
(2) ソフトバンクがドイツテレコムと提携
ソフトバンクグループがドイツテレコムと戦略的パートナーシップを締結するとともに、株式交換に合意しました。ソフトバンクグループがドイツテレコムの株式を4.5％取得します。一方、ドイツテレコムは、ソフトバンクからTモバイルの株式を合計で約6500万株取得します。
ソフトバンクグループの投資先はすでに300社以上に上りますが、彼らは今後ドイツテレコムのユーザー、約2億4000万人以上の情報にアクセスできるようになるため、ビジネスの拡大がしやすくなるといいます。
あとがき
徐々にスマートフォン市場の中心が中価格帯や低価格帯に移りつつある中、auやUQ mobileでも端末のラインナップが強化されています。といいつつ、10月以降はハイエンド端末も含めて新たなラインナップが続々と登場する見込みなので、端末購入はそれらの情報が出揃ってから行う方がいいかもしれませんね。
今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました！ 次回もお楽しみに！！