「仮想通貨」ってよく聞くけど、実はよく分からない。ちょっとやってみたいけど、今さら仮想通貨に手を出すのは遅いのかな?
そんなことを思っているあなた。
最近は仮想通貨の取引ができるアプリも増えてきて、何も知らない人でも、仮想通貨取引が分かりやすく安全にできる環境が整いつつあるんです。
オクトバでは、仮想通貨とは?ビットコインとは?の説明を交え、初心者にオススメのアプリを紹介します!
今から始めるあなたのために、優しく詳しく解説します。
仮想通貨って何?
さて、そもそも「仮想通貨」って何のこと?という人もいるでしょう。
仮想通貨とは、「ネットワーク上で電子決済の手段として使われる通貨のうち、特定の国による保証を持たないもの」です。
分かりにくいですが、まず仮想通貨は千円札や百円玉など、実際に使う硬貨や紙幣などは含みません。
デジタルデータであることが仮想通貨の条件です。
さらに、千円札や百円玉などは日本という国が価値を保証しているものであり、これらは「法定通貨」と言います。
仮想通貨は「法定通貨」を含みません。
ちなみに、電子的なものなら全て仮想通貨というわけではなく、電子マネーは仮想通貨ではありません。
電子マネーは実際の硬貨や紙幣ではありませんが、その価値は実際の硬貨や紙幣と変わらない「法定通貨」なので、仮想通貨にはならないのです。
例えば、交通系ICカードに1000円入金したら、1000円札と同じ価値があるので、これは仮想通貨には入りません。
仮想通貨は、国によってコントロールされていない、インターネットを通じて世界中の人と取引ができるお金、のことなのです。
仮想通貨が注目される理由
仮想通貨について、分かったような分からないような、という感じでしょうか?
じゃあ、仮想通貨の中で一番有名なものって何?という質問に対する答えは至ってシンプルです。
「仮想通貨」も色々種類はありますが、代表的なものが“ビットコイン”です。
では、なぜビットコインなど仮想通貨に注目が集まっているのか?ということですが、これにはさまざまな理由があります。
その中でも注目しておきたいポイントが3つほどあります。
1つ目は、
法定通貨(円やドル)の価値<万国共通の価値
という流れになってきているということです。
例えばギリシャの経済破綻は、みなさんも耳にしたことがあるでしょう。誰もが知るような有名な国であっても、中を見てみれば経済状況は崩壊寸前なわけです。
このような状況において「国による保証」は何の意味もなくなってしまいます。
そんな中、ビットコインなどの仮想通貨は、万国共通の価値を持つものです。
どういうことかと言うと、仮想通貨は国がコントロールしていない、つまり各国の財政状況の影響を受けないので、全世界で共通の価値があるということです。
そのため、安心できるという理由から、仮想通貨は投資の対象となっているのです。
大雑把な括りにはなりますが、仮想通貨は“金=GOLD”と同等という捉えかたができるでしょう。
2つ目のポイントは、フィンテック(Fintech)という分野が、急速に発達してきていることです。
フィンテックとは、金融サービス(Finance)と情報技術(Technology)を結びつけた、様々な革新的な動きのことです。
「フィンテック」という言葉だけ聞くと、難しいもののように思いますが、実は我々の身近にもあふれているもので、例えばスマホによるモバイル決済などがフィンテックにあたります。
フィンテックと仮想通貨は密接な関係にあり、これが進むことで今までとは異なる決済や送金の流れが生まれます。
このフィンテックに多くの企業が巨額の投資を行っているのが現状です。
3つ目のポイントは、仮想通貨に関する法整備が進んだことです。
仮想通貨もひとつの資産としてみなされるようになって、ビットコインなどで買い物をできるお店が増えました。
この流れが今後どんどん加速していくことは、ほぼ確実だろうと見られています。
これら3つの理由から、今や仮想通貨は日本に限らず世界中で注目されているというわけです。
なので、仮想通貨はこれから始めても遅いということはありません。
むしろスマホアプリでも手軽にできるような環境が整った今こそ、仮想通貨取引、ビットコインの世界に触れるのに絶好の機会といっても過言ではないのです!
『DMMビットコイン』を選んだ理由
じゃあ、早速スマホで仮想通貨取引をしてみよう!と思っても、どのアプリをダウンロードしたらいいのか分かりませんね。
Google Playを「仮想通貨」で検索してみると、たくさんのアプリが出てきて、迷ってしまいます。
実際、筆者もいくつか試してみましたが、最初の一歩としていいなと思ったのは『
DMM Bitcoin【仮想通貨の取引はDMMビットコイン】』です。
その理由の1つが安全性です。アプリ=仮想通貨取引所となるわけですが、お金の取引になるわけで、当然安心できるところがいいですよね。
となると、やはり大手企業が提供しているものを選ぶのが間違いありません。
その中でも誰でも知っている企業ならばなおさら安心、というのが『
DMM Bitcoin【仮想通貨の取引はDMMビットコイン】』をチョイスした理由の1つです。
当然のことながら、セキュリティに対する配慮もバッチリです。
DMMというブランドがあるわけですから、脆弱なセキュリティだったら企業の信用問題にも関わりますよね?
それに、金融庁にも登録されている取引所なので、トータルの信頼度はかなり高くなっています。
それから『DMMビットコイン』が素晴らしいのは、最低5000円からの取引ができるというところです。
いきなり高額の取引をするのは怖いですよね。でも5000円から取引できるのであれば、まずは少額でやってみたい、という初心者にもうってつけでは?
さらにもうひとつ、『DMMビットコイン』は様々な手数料が無料、というところもポイントが高いです。
少額取引ほど手数料を気にしたくないですよね。5000円から取引できても、手数料取られるんじゃやめようかな…ということがありません。
と、『DMMビットコイン』が初心者向けにオススメな理由を書いてきましたが、上級者になっても取引ツールの使い勝手がとても良い、という評判も多数あります。
ひとつのアプリを長く使えるのであれば、あまり悩まずに『DMMビットコイン』を使っておけばOKかと思います。
早速ダウンロードしてみましょう。
まずは口座開設をしよう
アプリをダウンロードしたら早速、仮想通貨取引……といきたいところですが、実はその前に『DMMビットコイン』に登録・口座開設を済ませておく必要があります。
手続きが面倒に思えるかもしれませんが、口座開設は簡単3ステップで終了です。
スマホ内で手順どおりに進めれば、迷うこと無く完結できます。
ステップ1:
『DMMビットコイン』を起動したら、まずは「口座開設」をタップします。すると、アプリからWebブラウザに移動し、メールアドレス設定画面になります。
登録したメールアドレスにパスワード登録用のURLが届くので、そこでパスワードを登録します。
基本的なことですが、万が一のことに備えて、他のところでは使っていないパスワードを設定しておきましょう。
パスワードの使い回しは危険です。
ステップ2:
パスワード設定後にマイページが開設され、口座開設の準備が整います。
基本情報には、氏名、住所を入力します。
本口座を登録するためには、口座開設の種類の選択のほか、各種契約締結前交付書面や重要事項の承諾を行います。
書面がいろいろ出てくるので、面倒かもしれませんが、重要なものばかりです。どれもしっかり目を通し、納得した上でチェックをしましょう。
本人確認書類はスマホのカメラ撮影でOKです。
ただし、基本情報で入力した住所などが、ここで提示したものと異なっていると口座開設ができないので注意してください。
本人確認書類をアップロードし、本口座開設の登録が完了となります。
ステップ3:
審査が行われ、それを通過すると登録した住所にハガキが送られてきます。
それに記載された認証コードを入力すると、晴れて口座開設の手続きが完了となります。
ちなみに、筆者は1週間ほどでハガキが届きました。
口座開設までに少し時間がかかりますが、その間に仮想通貨やビットコインの勉強をしておくとよいでしょう。
取引できる仮想通貨の種類を確認しておこう
さて、こちらが『DMMビットコイン』のホーム画面です。
色々とアイコンが並んでいますが、初めてだと何が何やら?という状態ですよね。
簡単に、アイコンの説明をします。左上の「レート」から。
「レート」とは「通貨の交換比率」のことで、ここには『DMMビットコイン』で扱える仮想通貨、銘柄のレート一覧が表示されています。
銘柄の正式名称と概要は以下のとおりです。
・BTC……Bitcoin(ビットコイン)
数ある仮想通貨のひとつだが、アプリ名にもなっているほど現在の仮想通貨の中心。最も高単価で人気がある。
・ETH……Ethreum(イーサリアム)
独特なシステムにより、複雑なやりとりが発生する。不動産売買向けの仮想通貨といわれている。なお、時価総額はランキング2番手。
・BCH……Bitcoin Cash(ビットコイン・キャッシュ)
時価総額ランキング3位のこちらは、ビットコインの改良版として誕生したもの。決済速度やセキュリティ強化に重点を置いている。
・XRP……Ripple(リップル)
低い決済コスト、速い取引スピードが特徴で、お店で重宝されるものと捉えられ、著名な企業などが将来性を買って投資している。
・LTC……Litecoin(ライトコイン)
こちらもビットコインからの派生。発行上限がビットコインの4倍=8400万枚に設定されている。
・XEM……NEM(ネム)
開発者の一人が日本人ということで、国内で人気。また、技術開発に日本の企業が関わっているので、国内での成長性などが期待されている。
・ETC……Ethreum Classic(イーサリアム・クラシック)
2016年開始の新しい仮想通貨で、どのようなことがあっても仕様変更すべきではないという意見のもと、立ち上がった通貨。
このように、『DMMビットコイン』では7つの仮想通貨を扱えますが、初心者ならばあれこれ欲張らずに、まずは人気どころの「ビットコイン」1本に絞るのがベストでしょう。
ということで、このチャート内で見ておいたほうがいいのは、銘柄の一番左にある「現」=「現物取引」のアイコンがついた“BTC/JPY”の項目です。
同じBTC/JPYで「レバ」=「レバレッジ」というアイコンがついた項目がありますが、これは最初は見なくても問題ありません。
そこについては次の項目で説明します。
初心者は現物取引がオススメ
次に「トレード」のアイコンの説明です。
「トレード」をタップすると、仮想通貨取引ができる画面に遷移します。
先ほど書きましたが、最初のうちは「現」アイコンがついた「現物取引」を行うことをおすすめします。
「現物取引」とは何か、ということですが、一言でいうと、自分が口座に振り込んだ金額、つまり自己資金の範囲内でのみ取引するということです。
一方、「レバ」アイコンがついているものは「レバレッジ」という取引で、証拠金を預けることで自己資金以上の取引ができるというものです。
自己資金以上の大勝負ができてしまうレバレッジは、リスクが高いです。
すでに様々な仮想通貨取引を経験していれば、そのリスクを十分に理解して運用できると思いますが、初心者がいきなりレバレッジに手を出すのは危険以外の何物でもありません!
まずは現物取引で、色々と勉強するようにしましょう。
なお、『DMMビットコイン』では、現物取引は「BTC/JPY」「ETH/JPY」「ETH/BTC」の3つに限られており、あまり多くを見る必要がないので好都合かと思います。
どのトレードを行うかは画面左上の部分をタップすればOKです。
最初のオススメは「BTC/JPY」、つまりビットコインと日本円の取引です。
売と買の間にある三角アイコンの数字は、買(購入)金額から売(売却)金額の差額になります。
この差額をスプレッドと言います。
当然のことですが、スプレッドの数字が大きいほど、利ざやは少なくなると考えてもらえばOKです。
実際にビットコインを取引してみよう!
取引を「BTC/JPY」に合わせたら、「Bid/売」もしくは「Ask/買」のどちらかをタップしてみましょう。
そうすると、売買の画面が表示されます。ここがこれから最も目にする取引画面です。
売買の方法が3つありますので、どれにするか選択する必要があります。
以下、3つの取引について解説します。
まず1つ目は「即時(ストリーミング)注文」です。これは注文数量等の数値を設定して「注文」ボタンを押せば売買が確定するというシンプルなものです。
ビットコインなど仮想通貨取引の基本となります。
この注文はすぐにビットコインを売買したい時、例えば売買に最適なタイミングだ!と見切った時に利用します。
アプリの操作で難しいところはありませんが「スリッページ」という単語が気になるところかと思います。
これは注文時のビットコインの価格と、その注文が成立した際の価格ギャップの許容範囲の設定です。
注文時と成立時にどうしても時間差が生じるため、金額の差ができてしまいます。
その差額がスリッページで設定した数値以上に変化(上下)した場合は注文を成立させない、ということになります。
したがって、一瞬の判断ミスで多大なリスクを冒したくないという場合は、100(円)などの少額に設定しておきましょう。
2つ目は「指値・逆指値注文」です。これは、売買のタイミングを自分で指定できるというものです。
例えば「ビットコインを売る場合は、指定した金額よりも高い時、反対に買う場合は指定した金額よりも低い時」で設定すると、これが“指値注文”になります。
これとは逆に、「ある価格以上になったら買い、ある価格以下になったら売り」というのが、“逆指値注文”になります。
例えば、ビットコインで「指値注文」をやってみます。
当然、ビットコインを買うのは、なるべく安い値段がいいですよね?なので、売買を「買」にして、執行条件を「指値」を選びます。
注文数量や注文レートは自己資金やその時のレートで変わるので、ここは自身にあった数値を入力してください。
これでOKです。ビットコインが指定した値段以下になったら、注文成立となります。
いずれの場合も、設定した値がいつ来るかは分からないので、取引が成立するまでの時間が読めないのが難点ではありますが、自分の希望価格での売買ができるのが「指値・逆指値注文」の強みです。
3つ目は「OCO注文」です。これは指値・逆指値注文をミックスさせた、いかにも“金融取引”といった内容のものです。
ここまでこなせるようになれば、もう脱初心者といえるかもしれません。
例えばビットコインを売りたい場合に、1ビットコインの提示額が70万円だったとします。
ここでOCO1の画面で売買を「売」にして、注文レートを71万円に設定します。
続いてOCO2に移動し、注文レートを69万円にします。
こうするとビットコインの価格が上がれば1万円の利益、価格が下がると1万円の損失、ということになります。
こういった数値の設定を自分の裁量で行えるようになると、俄然、取引がおもしろくなります。
儲かったら現金にしてみよう
「チャート」アイコンの説明です。
「チャート」とは、相場の動向をグラフに表したものです。為替市場など、さまざまなところで目にする機会がありますね。このチャート表(グラフ)を確認することができます。
これは売り時、買い時を見極める際の指針となるものです。
チャートを読み解くためには、少々勉強が必要になりますが、当てずっぽうに売買するよりは、チャートを見て売買した方が、利益が出やすいのはもちろん、利益が出た時の喜びは大きくなります。
利益が出たので、リアルなお金=円に変えたい、という場合は、「入出金」のところから「日本円出金」を選択します。
各種手続きを踏んだ後、指定した口座にお金が届く、という流れになります。
以上、駆け足で仮想通貨についてと『
DMM Bitcoin【仮想通貨の取引はDMMビットコイン】』の使い方の解説をしてきましたがいかがでしたか?
『
DMM Bitcoin【仮想通貨の取引はDMMビットコイン】』は、5000円からの仮想通貨取引ができるので、気軽に始めるのにはぴったりです。
少しずつ仮想通貨、ビットコインというものを実感しつつ勉強したい、という人はぜひ試してみてください!