いいことばかりじゃない!? マッチングアプリの危険性と実際に起きた事件について

今回は、マッチングアプリの事件について紹介します。
近年マッチングアプリは大手企業が運営していたり、CMもガンガン流すなどして知名度と安全性が謳われてはいますが、それでも男女の仲が絡むと当然そこにはつけいる隙がでてきます。
殺人、詐欺、強盗等軽犯罪から凶悪犯罪まで、なかにはかなり凶悪な犯罪も起こっていますので、対岸の火事とは思わないことです。
楽しく健全なばかりではありませんので、この記事を読んで利用する気持ちを引き締めてください。
大阪民泊バラバラ殺人事件

兵庫県三田(さんだ)市の女性会社員(27)が所在不明となり、大阪と京都両府内で切断遺体が見つかった事件。
容疑者からインスタグラムを通じて「いつ会える」などと尋ねられ、「今は会えない」と返信。
さらに「じゃあ行く」(容疑者)「それは無理。私が行く」(女性)という趣旨のやりとりを交わした。
・産経ニュース
事件内容
マッチングアプリ「Tinder」の使用で発生した事件。
外国籍の男性が、兵庫在住の女性を「死体遺棄、遺体破損」の罪で逮捕された凶悪犯罪。
LINEで執拗に誘っていたことも発覚しており、女性が頑なに断っていた点から女性に会う意思はなかったと考えられます。
Tinderには、GPSを使用し相手の位置情報が分かる機能が存在します。
被害者が近くにいることが分かり、大阪東成区の民泊に誘い込んだのが事件の発端。
民泊で頭部等をバラバラに切断し、西成区の民泊を拠点にし複数の民泊を予約。
拠点となる「奈良、京都」の民泊に移動する際に、遺体の一部を持ち出そうとしたことがわかり、逮捕されました。
リクルート社員暴行事件

婚活アプリで知り合った女性に睡眠導入剤を飲ませて乱暴したとして、「リクルートマーケティングパートナーズ」社員の柳沢翔容疑者(28=名古屋市中区)が2日、準強制性交の容疑で愛知県警に逮捕された。
・日刊ゲンダイデジタル
事件内容
リクルート社員が、名古屋市に住む女性に睡眠薬を飲ませ準強姦容疑で逮捕された事件。
4月30日に飲食店で食事後、女性を酔わせた後に「二日酔い防止の薬」と偽り睡眠薬を飲ませました。
その後、自宅マンションに連れ込み暴行を行ったという経緯です。
5月上旬に女性が被害届を出し、事件が発覚。
婚活サイトに実名で登録しており、複数の女性から同様の被害届が出ていたことも同時に発覚しました。
リクルートでは、「ゼクシィ縁結び」という婚活サイトを運営していることから、婚活サイトを使用した事件は会社のイメージ低下にも繋がりました。
しかし、容疑者は一切「ゼクシィ縁結び」に関与しておらず、他の婚活サイトを通じて事件に及んだと明かしています。
婚活サイト20万搾取事件

婚活サイトで知り合った女性から現金を詐取したとして26歳の男が逮捕された。
「財布をなくした」などと嘘をつき、現金20万円をだまし取った疑い。
男は「だましたことに間違いありません」と容疑を認めているという。
・LivedoorNews
事件内容
婚活サイトを通じて出会った女性に、詐欺行為を行った悪質な事件。
東京都荒川区の女性に、「出張直前に財布を無くした」と虚偽の報告をし、20万円を奪った疑い。
容疑者は、婚活サイトに「外資系企業、不動産会社勤務」といった複数の経歴を記載していたことから、複数の婚活サイトに登録していたこともわかっています。
振り込み直後、容疑者と連絡が取れなくなったことに不信感を思い警察に被害届を出し事件が発覚。
「尋ね人探し」という掲示板で容疑者が検索されている履歴も発覚。
婚活サイト以外にも、職場でも恋愛関係を偽装し詐欺行為を行っていたことから、罪の意識は薄く借金もしていたことから金銭面でルーズだということがわかります。
宮城婚活サイト強盗殺人事件

2月21日、強盗殺人の疑いで、宮城県丸森町の無職・伊藤早苗容疑者(42才)と交際相手の仙台市の会社員・菊地広光容疑者(48才)が逮捕された。
伊藤容疑者は、昨年11月3日、婚活サイトで知り合った、別の交際相手、埼玉県行田市の自営業・白田実さん(享年67)を、菊地容疑者と共謀の上、殺害したとされている。
・NEWSポストセブン
事件内容
婚活サイトを通じて出会った男女が共謀して、宮城県の電気設備業を営んでいる男性を殺害した凶悪事件。
「睡眠薬の大量投与、インスリン注射」を行い鋼材による撲殺を図るも失敗。
その後男性は病院に搬送され、一命を取り留めました。
男性の退院後、伊藤容疑者は婚約者を装い転院手続きを行わず自宅に被害者を移動。
睡眠薬を飲ませ牛刀で首元を切り男性を殺害しました。
その後、現金約3万円と指輪を強盗。
不正入手した男性のキャッシュカードからも現金188万円を強盗しました。
知人男性が連絡が取れないという理由から事件が発覚し、被害者宅で遺体が見つかり逮捕。
その他、他人名義での携帯購入等様々な理由で再逮捕を繰り返し現在に至ります。
出会い系サイト5000万円詐欺事件

出会い系サイトに約5千万円もの大金をつぎ込んだのに、相手の女性はサクラだったとして、関西地方に住む60代の男性がサイト運営会社に対し、支払った金額分の賠償などを求める訴訟を裁判所に起こした。
・産経ニュース
事件内容
男性が、出会い系サイトのサクラに5000万円つぎ込んだという事件。
会う約束をしてもドタキャンされるばかりで、実際に会うことはありませんでした。
1ポイント10円の出会い系サイトで、メールを受信するのに送信に22ポイント、受信に24ポイントとかなり高額。
やり取りをするうちに、好意を持つようになった男性は様々な理由で断られ「サクラではないか?」と意識するようになりました。
女性が男性に大量にメールを送るように要求したりするところから、単にポイントを消費させる不可解な行為も。
しかし、男性はこれに応じてしまいポイントを消費し続け、気づけば5000万円に。
提訴したところ、相手がサクラであることを認め写真は台湾人モデルだったそうです。
出会いと人の善意に付け込んだ、悪質な事件と言えるでしょう。
出会い系サイト恐喝事件

出会い系サイトで知り合った男性から30万円を脅し取ったとして、警視庁少年事件課は、恐喝容疑で、福岡県大牟田市の無職の男=当時(19)=と、交際相手で同居の中学2年の女子生徒(14)を逮捕した。
・産経ニュース
事件内容
援助交際を装い、大学生を恐喝して30万円を取ったという悪質な事件。
容疑者の女子生徒が、出会い系サイトで川口市の大学生と知り合い近くのファミレスに誘い出しました。
当時交際中の男性が現れ、「人の嫁に何をした」と言いモデルガンをちらつかせながら脅迫。
その場で現金30万円を取りました。
そのほかにも、恐喝未遂を行ったと供述していることから罪の薄さは明白。
別の大学生からも、約4万円を脅し取られたと被害届が出ているとの事。
「援交を装えば通報されない」と容疑者は話しており、男性の弱みに付け込んだ極めて悪質な事件と言えるでしょう。
出会い系サイトを利用した美人局被害の例であり、共謀して恐喝を行ったことから計画的犯罪とも言えます。
Tinder薬殺事件
メキシコシティでこのほど、エマニュエル・デラニ・ヴァルデス・ボカネグラという26歳の男が出会い系アプリの「Tinder」で知り合った女性を殺害したとして逮捕された。亡くなったのはフランシア・ルス・イバラさん(26)。
・LivedoorNews
事件の内容
Tinderを使用した海外の凶悪な殺人事件。
大学時代の友人と被害者が会う約束をしていたが、彼女が現れないことを家族に相談。
相談した段階では、既に家族が捜索願を出した段階でした。
友人は、被害者のSNSを見漁ると「Tinder」の利用の発覚と容疑者と数か月前から会っていたということも発覚。
警察が、容疑者のアパートで家宅捜索を行うと人骨と衣類が入ったごみ袋を発見し、DNA鑑定。
被害者のDNAと一致し、容疑者は容疑を認め事件が発覚しました。
証拠隠滅のため、「塩酸、水酸化Na」等の薬品で遺体を溶かし殺害。
動機は、「体の関係を求めたら断られた」というものであり、自分の欲望から生まれた凶悪で残忍な犯罪と言えるでしょう。
ママ活高校生補導事件

ツイッター上でデートをするなどと誘って女性に経済的な対価を求める「ママ活」をしたとして、岐阜県警が愛知県内の高校2年の男子生徒(17)を補導していたことが7日、岐阜県警への取材で分かった。
生徒は「小遣いを稼ぐ目的で、初めて投稿した」と反省した様子だったという。
・日本経済新聞
事件内容
Twitter上でママ活を募集している男子高校生を補導した事件。
男子高校生は、小遣いを稼ぐ目的で投稿したと認めています。
SNS上でのデートの募集は問題ではなく、経済面での支援があると違法性に繋がります。
その違法性を感じた女性捜査員が、30代の女性を名乗り実際に内容に応じる内容で会うことが決定。
11月中旬、待ち合わせ場所である駅前に男子高校生が現れ、不良行為と判断し補導という流れです。
まとめ
いかがでしたか?
もしかしたらあなたがこれまでやりとした中にも、実は上記したような危険な相手からの連絡があったのかもしれませんよ?
また、ニュースにならないだけで泣き寝入りしているケースもけっしてすくなくはないと思います。
このような危険はいつどこで降りかかのかわからないことです。
マッチングアプリを使用する際には、やりすぎなくらいの安全対策で挑むのがちょうどいいかもしれませんね。
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