あなたは大丈夫!? マッチングアプリの安全な使い方

スマホの急速な普及に伴って一気に大人気アプリとなったマッチングアプリ。
従来の出会い系と比べると、
・明るくてオシャレ
・サクラがいない
・男女ともに真面目な人が利用している
というイメージがあり、実際に安全なアプリが多くて真面目に恋活婚活をするためにマッチングアプリに登録している男女が多いです。
悪質出会い系のようにサクラがいたり、架空請求されたりすることもありません。
しかし、安全性が高くてもそれは100%ではありません。
男女関係なく安全に健全な出会いを探すためにはそれなりの知識が無いと危険です。
ここでは、安全にマッチングアプリを使うための方法を紹介します。
最も重要なのは18歳以上としか出会わないこと

マッチングアプリは、
・登録に使うFacebookアカウントでの年齢認証
・登録後の公的書類を使って年齢認証
この2段階の年齢認証によって利用者が18歳以上であることを確認しています。
これは異性と出会う機能があるサービスは高校を卒業した18歳以上しか利用してはいけないという法律があるためです。
しかし、このような認証機能があっても友人や家族の書類を使って強引に登録する未成年の男女がいる可能性があります。
ですのでもし出会ってから
「未成年ではないか?」
「18歳以上にしては幼すぎる」
と感じたら必ず年齢を確認してください。
これは出会う相手が男性でも女性でも同じです。
確認してもし未成年だったら恋愛は諦めるべきですし、その未成年にはマッチングアプリの退会をうながすべきです。
もし退会しないようであれば運営に通報して未成年が登録していることを伝えましょう。
マッチングアプリと自称する悪質アプリは使わない

「マッチングアプリ」は明確な定義がないので色々なアプリがマッチングアプリと名乗っています。
その中には
・サクラがいる悪質アプリ
・完全無料で使えるけど業者ばかりのアプリ
などが含まれています。
悪質マッチングアプリの見分け方は簡単で「年齢確認の有無」があるかどうかという点。
これさえチェックすれば悪質アプリを見分けることができます。
必ず18歳以上の年齢確認があるアプリを選んでください。
個人情報の掲載に注意する
マッチングアプリでは運営会社が
・登録する写真や自己紹介文
・相手に送信するメッセージ
これらの内容をチェックしてくれます。
ですので危険な情報が公開されることは少ないですが、自分でも注意する必要があります。
顔写真や自己紹介文ですが自分の
・本名
・所属する企業や学校
・Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSアカウント
などが特定されるような写真はマッチングアプリに登録しない方が賢明です。
具体的には
・googleの画像検索で自分のSNSアカウントがバレる
・わかりやすい場所や建物が写真に写っている
この2点です。
特にgoogleの画像検索は注意が必要です。
画像検索によって自分のSNSアカウントがバレると本名や職場などの情報がバレやすくなります。
わかりやすく言うと、Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSアカウントにアップした写真はマッチングアプリに登録しないでください。
これらに使っている写真をマッチングに登録するとそこから自分のSNSアカウントが特定されやすいです。
マッチングアプリでは
・メイン写真・サブ写真
・プロフィールと自己紹介文
・参加コミュニティやサークル
・メッセージでの文章
など、かなり限られた情報で相手に対して「いいね」をするか否かの判断をせまられます。
マッチングアプリではお互いが「いいね」をしてマッチングが成立しないとメッセージの交換ができません。

そして相手に「いいね」するかどうかの判断に大きく関わるのが「顔写真」です。
顔写真は照明や角度を調整したり(女性は化粧や髪型も)して普段の違うように見せると安全性が高まります。
ストーカー予防などの面から特に女性は普段の自分とは雰囲気が違う写真を登録したいですね。
しかし、普段の自分と違うと実際に出会った時に
「写真と本物がぜんぜん違う・・・」
「写メでは盛ってたんだ。。。」
「写メと違って全然好みじゃない!」
などと思われてしまうので難しいところです。
だからといって顔写真を登録しないと全くマッチングしないので異性と出会うことができません。
顔写真は
・素顔で勝負する
・照明や角度で工夫する
・化粧したりする
・マスクで顔を隠す
などの方法がありますが、どれも一長一短ですので自分が置かれている状況やどのくらい早く恋人を見つけたいかによって選択肢が変わります。
・女性は登録している写メを盛る
・男性は登録しているプロフィールの項目を盛る
ことが多いです。
どちらも異性の目を引くためにしています。
女性の写メは被害という程のものはありませんが、男性がプロフィールを盛るのは結婚詐欺等の被害者が増える要因になります。
特に
・学歴
・職業
・年収
などで男性は見栄をはります。
ブライダルネット等の真剣な婚活サイトであれば男性の収入を証明する源泉徴収票を確認しますが、ほとんどのマッチングアプリでそこまで確認しません。
確認しないというか自己申告に任せています。
よって女性は男性の経歴・プロフィールに嘘が無いか見抜かないと後々とんでもないことになります。
チェックポイントとしては
・本当にその大学を卒業したか(中退等ではないか)
・なんという会社に勤めているか(それは本当なのか)
・どんな仕事をしているか
などです。
勤めている会社名がわかれば検索エンジン等で調べればその年齢での平均収入がわかります。
そもそも社会人同士であれば業種等が違っても話の内容に不審点や齟齬があればすぐにわかるものです。
なので社会人経験が無い女子大生が年上の社会人とマッチングアプリで知り合った時は警戒すべきです。
特に会社経営者や医者・弁護士などの人気がある職業を名乗っている男性には詳しく仕事内容を聞いてみましょう。
単なるフリーランスや個人事業主なのに会社経営者、つまり「社長」と名乗っている人は意外と多いものです。
「年収」と「年商」の違いなど、知識が無い人はけっこう簡単に騙されてしまいます。
恋愛や結婚以外が目的の業者による勧誘は無視

マッチングアプリは恋活や婚活をする場所です。
ですが、マッチングアプリに登録する沢山の男女を狙い、暗躍する人たちがいます。
このような恋愛や結婚相手探し以外の目的で登録する男女は「業者」と呼ばれます。
業者の目的はシンプルで「お金」がほとんどです。
お金と言っても様々ですが、
・実際に出会ってからのネットワークビジネスやねずみ講・マルチへの勧誘
・絶対に失敗しないと称する有料の起業セミナーへの勧誘
・副業等で儲かる情報商材の販売
・英会話教材・絵画・自己啓発本等の販売
・霊感・スピリチュアル商法
・外国為替取引(FX)・バイナリーオプション・株式投資・投資信託・未公開株・社債購入などの金融商品への投資や生命保険などの勧誘
・マンションや土地など、不動産購入の勧誘
こんな感じのものが多いです。
いわゆるマルチ商法・MLMと呼ばれる内容がほとんどです。
お金に直接な関わりが無くても
・通話アプリのID交換後の外部アプリや悪質サイトへの誘導
・個人情報収集(スマホのメアド・LINEやカカオトークのID)
・有料出会い系サイトへの誘導
・犯罪行為に該当するような結婚詐欺
など、結局騙された側がお金を損することを目的にマッチングアプリを使っている業者もいます。
マッチングアプリを使っていて出会い以外の展開になったら確認してください。
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