階段の昇降も検知、ゼンリンデータコムとドコモが新たな屋内ナビ技術を開発
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ゼンリンデータコムとNTTドコモは、GPS測位が困難な屋内でもスマートフォンに搭載されている各種センサーを活用して屋外と同様にナビゲーションを実現する新たな技術を開発しました。2015年4月以降、「ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI」にて提供される予定です。
スマホのセンサーを活用
スマートフォンに搭載されているモーションセンサーから取得した情報を自律航法技術を使って複合的に解析し、利用者の動きを目的地までのルートに合わせた最適な位置に補正するルートマッチング技術と組み合わせる技術です。
これにより、GPS測位が困難な屋内環境や、Wi-FiやBluetooth Low EnergyなどのBeacon(無線信号)が設置されていない屋内においても、屋外と同じようにナビゲーションが利用できます。
モーションセンサーのデータを解析することで、直進している・角を曲っている・階段を昇降しているなどの歩行状態を検知するだけでなく、手に持って歩いている状態(腕振り)、ポケットやカバンに入れた状態でも高精度な測位を実現します。
また、気圧センサーを活用することで、階段やエスカレーター・エレベーターによる昇降を検知し、フロアマップを階数に応じて自動的に切り替えます。
2015年4月以降に提供予定
この技術を利用した屋内ナビゲーションは、2015年4月以降、「ドコモ地図ナビ powered by いつもNAVI」(月額300円、税抜)にて提供される予定です。地下街と駅構内を合わせ全国約320ヶ所のエリアで利用できます。
関連情報
・報道発表資料 : 新たな屋内ナビゲーション技術を開発 | NTTドコモ
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