先週のニュースまとめ :ガラケー向けLINE終了へ。Clovaで翻訳が可能に！【2017年12月23日 ～ 2017年12月29日】

投稿日:2018/01/07 更新日:2018/01/07[PR記事]

年末年始となると毎年各社がお休みとなりますので必然的にニュースも減りますが、それでもいくつかの話題がありましたのでお伝えします。LINEからは2つ。ガラケー（フィーチャーフォン）向けのLINEのサービスが2018年3月に終了となることが明らかになっています。また、スマートスピーカー「Clova WAVE」「Clova Friends」において音声での翻訳が可能となりました。

LINE

(1) ガラケー向けサービス
今やほとんどのユーザーがスマートフォンでLINEを使っていますが、実際にガラケーでLINEを利用しているユーザー数は激減しているようです。そこでLINEは今年の3月をめどにガラケー向けのサービスを提供終了することを明らかにしました。

ガラケー向けのLINEは2011年から提供されていますが、2012年11月の時点と比べると、今では94.5％もユーザー数が減少しているとのことです。もちろんまだ利用している方がいますので、新しい機種での移行方法も案内されています。

移行前にまずはパスワードの設定が必要です。ガラケーのブラウザでLINEにアクセスし、「設定」→「アカウント連動設定」→「パスワードの設定」でパスワードを設定します。あとはスマートフォンでもパソコンでもいいのでLINEにアクセスし、先ほど設定したパスワードでログインすればいいだけです。

（ちなみに新規登録を選んではいけないので注意してください）

ちなみに、ガラケー向けのLINEの提供は終了となりますが、今の「AQUOSケータイ」などのAndroid搭載フィーチャーフォンであればLINEアプリが入っていますので、そちらでLINEを使うことができます。今のAQUOS Kなどの機種の場合は、OSはAndroidなので、フィーチャーフォンの操作系に対応させたLINEアプリが用意されています。

(2) Clovaで音声による翻訳に対応

LINEのスマートスピーカー「Clova WAVE」「Clova Friends」が新たな機能である翻訳機能に対応しました。音声入力で外国語への翻訳を行い、それをスピーカーから音で出力してくれます。

現時点で対応しているのは英語と中国語と韓国語です。日本語からの翻訳、それら外国語から日本語への翻訳が可能です。

音声コマンドはいくつかありますが、「英語に翻訳して」と言ってからClovaの応答を聞いて、翻訳したい内容をいうと、英語に翻訳してくれます。英語の部分を中国語や韓国語に変えると、それらに訳してくれます。この場合、翻訳モードを終了するには「翻訳終了」と伝える必要があります。

一方、一文だけ翻訳して翻訳モードを終えてしまいたい時には、「〇〇って英語で何て言うの？」などと言えば、そのフレーズのみを訳してくれます。

通信会社

(1) ドコモの迷惑電話対策「あんしんナンバーチェック」が単体提供終了

NTTドコモ（以下、ドコモ）のサポートサービスの一つである「あんしんナンバーチェック」の単体提供が2月21日22時で終了となります。

このサービスは迷惑電話対策サービスですが、単体での提供に加え、パッケージサービスである「あんしんネットセキュリティ」でも提供中です。今後はこの「あんしんネットセキュリティ」内の一サービスとしての提供のみとなります。このサービスは月額200円なので、結局のところ、値段が変わらずにより多くのサービスを利用できるようになるわけです。

「あんしんネットセキュリティ」では、迷惑電話対策に加えて、ウイルスメール対策、迷惑メール対策、ウイルス対策、危険サイト対策、危険なWi-Fiへの対策などの機能を利用できます。

その他の話題

(1) 京セラがダカールラリー参戦のホンダにTORQUE提供

1月6日に開幕の「ダカールラリー2018」にホンダは今年も二輪で参戦しますが、過去2年と同様、京セラがホンダのチーム「Monster Energy Honda Team」とテクニカルスポンサーとなり、スマートフォン「TORQUE」を提供します。今年は「TORQUE G03」です。

タフなスマートフォンとして知られるTORQUEシリーズがタフなレースであるダカールラリーにおいて、様々なデータを共有する通信ツールとして使われます。約2週間に渡るレースなので、本当にタフさが求められますが、TORQUEは活躍してくれることでしょう。

あとがき

昨年は本コーナーを愛読して頂きありがとうございました。2018年も何卒よろしくお願い致します。

毎年年末年始は各社がお休みなので、日本のニュースはとても少なくなります。逆に米国の場合は家電見本市「CES」が年初に始まることもあり、年初はニュースが多く流れますが、日本だと関係企業の多くがお休みですからね。ちなみに、ITベンチャー企業の中には年末年始に大型連休を作るところもありますが、実際には日本全体で見ると少ないでしょうね。今年は連休が短かった方が多いと思いますが、皆さん少しでもリフレッシュできているといいですね。皆様にとって今年一年がいい年になることを祈っています！

今週もGAPSIS編集部がオクトバさんに出張してお伝えしました！ 次回もお楽しみに！！