そこで今回は、登録されたアプリたちの傾向を、「DragonStyle」というサイトによる調査や「148apps.com」のデータを元に追ってみたいと思います。
「DragonStyle」による調査によると、AppStore のアプリの傾向は以下のようになっているようです。
横軸は日付、縦軸は本数。
このデータでは右肩上がりに増えており、最終的に9000まで到達しています。
一方こちらが、「148apps」の調査による新規アプリの数。これを積立のグラフにすれば上記のグラフと大体同じようなグラフが描けるのではと思われます。また、10月と11月の新規アプリの増加が少し減ってきているのがわかります。
次にお見せするこの円グラフは、有料と無料の割合を示したもの。
有料が77%を占めており、有料アプリの多さを物語っているようです。
こちらは、アプリの価格を横軸、本数を縦軸にとったもの。
$0.99の価格のアプリが一番多く、次いで無料、$1.99となっています。
一方、こちらが「148apps」調査による価格帯別のアプリ数の表。上記のグラフともほぼ一致しているようです。この図では切れてしまってますが、すべてのアプリの平均価格は$3.12だそうです。
こちらは、カテゴリ別の値段の平均値。
横軸はカテゴリ、縦軸は値段の平均値になっています。
ビジネスアプリが1位で、次いでライフハック系アプリ、金融系アプリとなっています。以外にもゲームは16位。
こちらは、カテゴリの全体に占める割合を示した円グラフ。
1位がゲームで23%、2位がエンターテイメントの11%、3位がユーティリティの10%となっています。
前のグラフで平均値段が高かったビジネスカテゴリ、金融カテゴリはともに3%。ライフハック系は5%のようです。
「148apps」の調査データだとこんな感じ。これは一致度が他のデータに比べて高いので同じ出典のデータを使っているのかもしれません。
いかがだったでしょうか。
これらのデータが、信憑性の高いものだとは必ずしも言い切れませんが、AppStoreの現状を考えるにはちょうどよいガイドラインになるのではないでしょうか。
iPhoneアプリを作る人の参考になれば幸いです。