iPadの登場で一気に世間での認知度が上がった電子書籍。それに伴い、著作権の保護期間切れの著名作品を無料で楽しめるサイト、「青空文庫」も注目されています。
今回はAndroid端末でこの「青空文庫」公開の書籍をダウンロードして読むことができるビューワーアプリ、『青空読手』をご紹介します。
本アプリはタブ形式で構成されています。
「著者別」タブでは書籍の著者が五十音順で一覧表示されます。
気になった書籍をタップするとダウンロードが始まり、完了すると読むことが出来るようになります。
ダウンロードした書籍の一例です。
この表示画面では、指をスライドさせることでページをめくることが出来ます。とても読みやすいビューワーです。
端末のmenuボタンから「ページ指定」で読みたいページに飛ぶことも出来ます。
もちろん、電子書籍リーダーアプリとして欠かせない「しおり」の機能も用意されています。
操作は特に必要なく、戻るボタンを押すだけで先ほどまで開いていたページを「しおり」のタブに保存してくれます。複数の本にしおりを挟むことが出来るので、同時に読みたい本が多い場合にも重宝します。
また、本アプリを次回起動するときにも前回読んでいた本の最後に開いていたページを自動的に表示してくれるので、ストレスなく文庫を読み進められます。
本アプリには「青空文庫」のアクセスランキングを元に、最近どの書籍が人気があるのかをランキングで表示してくれるタブがあります。
1位~500位までを表示してくれますが、やはりランキングというだけあって上位には有名な書籍が数多くランクインしています。
ここからダウンロードすることももちろん可能です。
読みたい本がなかなか見つからない時は、menuボタンを押して「検索」を使いましょう。
入力したキーワードが入っている書籍/著者を表示してくれます。
同じくmenuボタンから本アプリの「設定」を行うことが出来ます。
「背景色と文字色」は「デフォルト」「白地+黒字」「黒地+白字」の3つから選ぶことが出来ます。
「文字のサイズ」は「極大~極小」までの5段階、「文字の太さ」は「極太~極細」の5段階で切り替えることが可能です。
いかがでしたでしょうか。
なお、本アプリは「青空文庫」作品のダウンロード専用アプリ『青空プロバイダ』からの起動も可能です。併せて利用すると、読める書籍がさらに増えますよ。
秋は過ぎましたが、冬も読書を楽しんでみてください。