Web ブラウザ Opera Mobile : 「Opera Mobile」のAndroid版が登場!Androidアプリ1247

今回ご紹介する『Webブラウザ Opera Mobile』は、Webブラウザとして高い人気を誇る「Opera」(オペラ)のAndroid版です。

Android標準のブラウザをお使いの方も多いと思いますが、使っているうちに使いにくさを感じることもあると思います。
『Web ブラウザ Opera Mobile』は、タブ機能、「スピードダイアル」、「Opera Turbo」など魅力的な機能が盛り込まれたブラウザです。
信頼のブラウザと言っても過言では無いと思います。標準のブラウザから初めて乗り換える場合には、本アプリがおすすめです。

アプリをインストール後、初めて起動すると簡単な説明画面が表示されます。
機能の紹介がなされているので一通り読んだら、「承認」をタップしてさっそく使ってみましょう。

本アプリの大きな特徴の1つである「スピードダイアル」画面がトップに表示されます。
よく見るWebサイトをあらかじめ登録しておくことで、ワンタップでアクセスすることが出来るようになります。使いやすく、ビジュアル面が強化されたブックマークといったところでしょうか。

右上に検索バーがあるので、表示したいWebページに関連するワードを入力して検索してください。
試しにオクトバを表示してみました!しっかり表示されています。

また、本ブラウザの特徴として、タブの切り替えが非常にスムーズという点が挙げられます。
下のアイコンバーの右から2番目のタブ切り替えボタンをタップすると、画面下部にタブ一覧が表示されます。
横にスライドして移動したいタブを選択します。また、「+」をタップするとタブを新規作成します。

画面上をロングタップすることでサブメニューが開きます。
リンクの上であれば、別タブで開くなどの操作が行なえます。

テキスト選択では、コピー以外にも「検索」からドラッグした部分のワードでGoogle検索することが出来ます。
PC用ブラウザと非常によく似た操作感です。

右下のレンチの形のアイコンを押すと、menuが表示されます。
本アプリでは端末のmenuボタンを押しても反応しません。画面上の操作で基本的に全てのアクションが行えるように設計されているのも特徴的です。

ブックマーク機能はもちろん、画面メモを作成する機能もあります。
「保存済みページ」をタップすることで、オフラインでもそのページを閲覧することが出来るようになります。

「設定」からは各種設定が行えます。

「設定」>「フルスクリーン表示」をオンにすると、画面上部の通知バーが消え、より多くの情報を表示できるようになります。

また、「設定」>「Opera Turbo」をオンにすることでデータを最大80%圧縮し、表示を速くすることが出来ます。
ただし、『Web ブラウザ Opera Mobile』ではこの圧縮作業を端末側で行うため、体感速度としてはそこまで速さを感じることが出来ませんでした。この点については、専用サーバ側で圧縮を行う『Opera Mini ブラウザ』の方が私の環境下では早く感じられました。

そして、「設定」>「Opera Link」をオンにし、あらかじめPC側で「Opera」ブラウザを使いアカウント登録しておけば、PCとブックマークなどを同期することも出来ます。
PCで「Opera」をお使いの方はぜひ活用してください。

ご紹介をまとめると、『Web ブラウザ Opera Mobile』は非常に優れたインターフェイスを持つブラウザアプリです。
基本的な動作もサクサクとしていますので、現在デフォルトのブラウザからの乗り換えるときの筆頭と考えてよいと思います。

なお、現在Android Marketには、2つの「Opera」ブラウザが存在します。1つが本アプリ『Webブラウザ Opera Mobile』(Opera Mobile)、もう1つが『Opera Mini ブラウザ』(Opera Mini)です。どちらも、スマートフォン用(Android用)に作られているブラウザアプリです。
そのアイコンやデザイン、使い勝手はそっくりなので、どちらも試していただければと思います。