シャープ製Android携帯端末「GALAPAGOS SoftBank 003SH」特集、3回目です。
前回は、最大の魅力とされている3Dについて動画と共にご紹介しました。
今回は、その「GALAPAGOS SoftBank 003SH」一番の魅力である3Dよりも価値があるかもしれない操作機能、「TapFlow UI」についてご紹介したいと思います。もちろん、今回もたっぷりと動画を用意しました!
TapFlow UI
「TapFlow UI」は、簡単に説明すると”使えば使うほど進化するUI(ユーザーインターフェース、操作方法)”です。
このUIは、日ごろ携帯電話として「GALAPAGOS SoftBank 003SH」(以下「GALAPAGOS」)を扱う上でよく使用するであろう、「電話帳」「カメラ」「ピクチャー」に対応しています。
それでは、「電話帳」を例に実際に「TapFlow UI」をご紹介します。
「電話帳」から登録済の相手を選ぶと、その相手に関する情報が集まった画面が表示されます。
この画面の右上(青で囲んである箇所)には、その相手とのやりとりが表示されています。今回はメールですが、ここにTwitter、mixiなどの内容も表示されます。
画面中央(黄で囲んである箇所)には、その人に関する写真が並びます。
もちろん、これらの機能を有効に使うには幾つかの設定をあらかじめする必要がありますが、1人の友人に対する「GALAPAGOS」内のあらゆる情報がひもづけられて1つの画面に表示されるのは、便利かつ嬉しい機能です。
画面の下部から、相手に電話をかけたりメールを送ることが出来るようになっています。その真ん中のボタン(赤で囲んだ箇所)は、TapFlowメニューに移動するボタンです。
さて、TapFlowメニュー画面には、形の異なる四角形のメニューが集まっています。これが「TapFlow UI」の真骨頂です。
この四角形の大きさは、メニューの利用頻度によって変わります。例えば、電話帳の”編集”をよく行っている場合、それを記憶して”編集”のメニュー項目を示す四角形がどんどん大きくなって行きます。これが進化するUI、「TapFlow UI」です。
この辺りは、言葉で説明するよりも動画を見ていただければすぐに理解してもらえると思います。同じメニュー項目を繰り返し選び続けることで、どんどん大きくなっていくメニュー項目(四角形)に注目してください。また、「電話帳」全体のイメージもこの動画でつかめると思います。
この「TapFlow UI」は「GALAPAGOS」を使っていると良く目にすることになると思います。そしてそれを利用することで、どんどん自分の使い方にあった操作画面に進化していきます。良く使うメニュー項目が押しやすくなり使い勝手が向上するばかりでは無く、自分の携帯「GALAPAGOS」に愛着が湧く、とても興味深いUIであると感じました。
「TapFlow UI」について、もう1つ動画を用意しました。今回は「ピクチャー」の動画です。
動画をご覧頂いた方にはお分かりの通り、「ピクチャー」にはTapFlowメニュー以外にも、人物/イベント/地図によるそれぞれの表示方法があります。特に地図による表示は面白く、外出や旅行に行った時も「GALAPAGOS」は活躍してくれそうです。
まとめ
個人的には3Dよりもこの「TapFlow UI」に魅力を感じました。日ごろ「GALAPAGOS」を使う上で、欠かせない存在になるかもしれません。
先日、話を伺ったシャープの担当者の方も、3Dと同等程度に「TapFlow UI」の説明をされていたので、メーカーとしてもこのUIには相当な力が注ぎ込まれているのではないかと思います。今のところ、「GALAPAGOS」限定のUIである点もポイントだと思います。
さて、明日は本特集もいよいよ最終回です。「GALAPAGOS」に搭載されているOS、Android 2.2について考えたいと思います。お楽しみに。