【Xperia arc (SO-01C)特集】 第2回 : Android 2.3を搭載した最新鋭の機種!~スペック・機能編~

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ソニー・エリクソン製のAndroid端末「Xperia arc SO-01C」特集、第2回目です。
前回は、手触りや外観などを中心にご紹介しました。

今回は「Xperia arc SO-01C」のスペックや機能など内面の部分をご紹介していきたいと思います。
カメラや日本語入力システムなど隅々までご紹介するので、気になっている方は要チェックです!

基本スペック

「Xperia arc SO-01C」(以下「Xperia arc」)のスペックを簡単にまとめてみました。

  • OS : Android 2.3.2
  • CPU : Qualcomm MSM8255 1GHz
  • メモリ(RAM) : 512MB
  • メモリ(ROM) : 1GB

OSには国内初となるAndroid 2.3を採用し、CPUには第2世代のもの搭載しているため「Xperia SO-01B」(以下「Xperia」)と比べて大幅に動作速度が向上しています。
「Xperia」では動作が遅く感じる場合もありましたが、「Xperia arc」はブラウジングから大容量のゲームや動画までしっかりと楽しむことができます。

試しに、Android用のベンチマークアプリ『Quadrant Standard Edition』で「Xperia」と比較を行ってみると下のようになりました。
今回の測定の結果、「Xperia arc」が1585、「Xperia」が537と圧倒的な差がつきました。
 

対応サービス

Android 2.3は「おサイフケータイ」の上位互換にあたる「近距離無線通信規格(NFC)」の対応が1つの特徴となっていますが、「Xperia arc」はこれに対応していません。
また、「ワンセグ」や「赤外線送受信」といったいわゆる「ガラパゴス機能」にも、ほとんど対応していません。
これらの点に不満を感じる方もいらっしゃると思いますが、spモードメール(@docomo.ne.jp)は対応しているので、デコメールや絵文字は使用することができます。

カメラ

カメラの性能も「Xperia」と比べ、大きく向上しています。
画素数は810万画素と同じですが、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載し、暗いところでも綺麗な写真が撮れるようになりました。
その他オートフラッシュやスマイル検出、HDムービー撮影機能などデジカメのように撮影が可能です。

また、「Xperia」と同じくシャッターボタン長押しでカメラを起動できるため、撮影したいときにすぐに利用できます。
こちらが「Xperia arc」で撮影した写真です。とても鮮やかに撮れています。

マルチメディア

「Xperia arc」はHDMI接続とDLNAにも対応していて、写真や動画、ダウンロードしたゲームなどを大画面のテレビや液晶で楽しむことができます。
また、「Xperia」には無かった「FMラジオ」を搭載しており、「TrackID」という音から楽曲情報を検索するツールと連携して、FMラジオで今流れている曲の情報を入手し、「mora touch」から音楽を購入するということが可能になっています。

その他、Flash Player 10.2に完全対応しており、「Xperia」では見られなかったFlashコンテンツを思う存分楽しむことができます。
 

日本語入力システム

「Xperia arc」の日本語入力システムには「POBox Touch 4.0」が採用され、フリック入力やQWERTYキー入力が行えます。また、予測・学習変換によりスムーズな文字入力を実現しています。
そして、「キセカエキーボード」によってキーボードのデザインを好みのもに変えることができます。

この「POBox Touch 4.0」は非常に優秀で、通常の予測変換に加え学習機能があり使用していくに連れてさらに使いやすくなります。
実際に文字を入力してみても基本的な単語は予測変換で表示されるので、簡単に文章を作成することができました。
 

コピー&ペースト

「Xperia arc」ではブラウザや入力画面での「コピー&ペースト」が簡単に行えるように工夫が施されています。
コピーしたい部分を長押しして、始点と終点を調節してタップすればコピーできます。貼り付けたいときは、入力欄などを長押しすれば貼り付けられます。

通信速度

「Xperia arc」の通信速度は、現在~2011年6月頃までは「上り最大5.7Mbps、下り最大7.2Mbps」となっています。しかし、ドコモが2011年6月頃の提供を予定している「上り最大5.7Mbps、下り最大14Mbps」に対応してるので、さらに快適なブラウジングが期待できます。

今回、試しに『Speedtest.net Speed Test』でその速度を計測してみたところ下の画像のような結果が出ました。通信速度は電波状況や回線状況によって大きく変わるので、1つの目安としてご覧ください。
通常のブラウジングやYouTubeの動画を見るといった用途では、特に問題なく快適に使用することができました。

バッテリー(充電)

Android 2.3ではバッテリーの持続時間に改善がなされ、設定画面より各アプリケーションによるバッテリーの消費具合を見ることができるようになっています。
ブラウザやYouTubeなどのアプリを使用しているときは当然消費していきますが、待機(スリープ)中のバッテリー消費は1%/h以下に抑えられています。

バッテリー(充電)を長く持たせるコツとして、

  • 画面の明るさを調節する
  • 必要が無いときはWi-Fi,Bluetooth,GPSをOFFにする
  • 不必要なウィジェットを削除する

といった方法がありますので、バッテリー持ちが気になる方は試してみてください。
 

まとめ

8項目に分けて「Xperia arc」の内面の部分についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

その近未来的デザインに惹かれた方も多いかと思いますが、「Xperia arc」は非常にハイスペックで高機能の端末であり、特にエンターテインメントを楽しむには申し分ない機種です。
「おサイフケータイ」「ワンセグ」などのガラパゴス機能が無いことをマイナスと捉える方もいると思いますが、今年を代表するAndroid端末のひとつであることは間違いないと思います。

さて、次回は「Xperia arc」にプリインストールされている気になるアプリをご紹介したいと思います。お楽しみに!






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