ドコモが今秋に富士通製LTE対応タブレット、今冬にサムスン製LTE対応スマートフォンを販売する予定であることが明らかになった。日本経済新聞社が7日報じた。
LTEは通信速度が現行のものよりも高速・大容量・低遅延になる。ドコモから発売されるスマートフォンでは初のLTE対応端末になる。
この他、ワイヤレス充電できるシャープ製のスマートフォンも発売する予定としている。ワイヤレス充電はケーブル接続をせずに充電をする技術で、専用の充電パッドの上に端末を置くだけで充電を行うことができる。既に「GetPowerPad」などサードパーティ製のワイヤレス充電器は販売されているが、国内のスマートフォンに標準搭載されるのは初。
なお、ドコモは2010年度に252万台のスマートフォンを販売しており、これを2011年度には600万台まで引き上げる計画を立てている。そのための施策として、新規機種の約半数をスマートフォンにする予定であると掲げている。